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☆恋の映画とお酒に恋してる☆
心ときめく3月 でも忙しいよね…

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市原隼人さんって、昔から好きなんですよね〜
全部とは行きませんけど、10作品くらいは映画も観ていると思います。


あの目つきが大好きなんですっ。

声がまたいいんだなぁ・・・って、また声フェチなのをここで告白しちゃってどうする。。^^;



最近は『ROOKIES』で、すっかり有名になりましたけれど、
繊細でシャイな役も、実は素敵だったりしますよね。





人気番組「探偵!ナイトスクープ」などを手掛ける放送作家・百田尚樹の手による同名ベストセラーを「ROOKIES」の市原隼人主演で映画化した青春スポーツ・ドラマ。


高校のアマチュア・ボクシングをテーマに、
勝気な天才肌と気弱な優等生タイプという対照的な2人の幼なじみが、
ボクシングを通して栄光と挫折を味わいながら互いに成長し、
真の友情を深めていく姿を迫真のボクシング・シーンとともに描き出す。


共演は「ソラニン」の高良健吾と「神様のパズル」の谷村美月。




やんちゃな天才ボクサー、カブは、練習嫌いながら天性の才能で連戦連勝。

カブの幼なじみでいじめられっ子だった優等生のユウキも、
そんなカブに憧れてボクシング部に入部する。


カブの背中を追いながらもカブとは対照的に、
コツコツと努力を積み重ね実力をつけていくユウキ。


そんな2人の成長を、カブに恋する押しかけマネージャー丸野、
不本意ながらも顧問を引き受けることとなった英語教師の耀子、
秘められた過去を持つボクシング部監督沢木といった面々が見守っていく。


やがて運命のライバルとなった2人。


そして、そんな2人の前に超高校級の無敗ボクサー、稲村が立ちはだかる。


                                 allcinemaより




映画を観ているうちに、
なんとなく似たような内容のスポーツ青春ものがあったような・・・と、
『ピンポン』を思い出しました。


あれは今からもう8年前の作品になりますか。


松本大洋の人気コミックを、
クドカンが『GO』と同じく脚本を手がけ、
ペコ(窪塚洋介)とスマイル(ARATA)の幼馴染の2人を中心に、
卓球を通して青春を描いた映画でしたね〜



あれから8年。
(きみまろさんじゃないですよ・・・)

ARATAさんは、実に凄い役者さんになられました。


最近観たNHKの土曜ドラマ『チェイス』でも、
深みのある演技で、唸らせてくれていましたっけ。



『GO』の時の窪塚さんは輝いていたのに・・・って、
この映画の話から、どんどん離れて行ってしまう。。




ボクシングについて、詳しくないので、
あまりわからないのですけど、
自分との闘いという意味では、孤独だという印象を持っていました。


でも、リングに立つ上とき、
練習を重ねた自分の力の他に、
その背中にあるのは、声援や愛情や仲間の力だったりするのですねぇ。。



その相反する二面性はどこの世界でも、
誰の人生にもきっとあって、
それをカブとユウキという、一見真反対な2人が、
この物語の中で体現してくれている・・・


なんだかそんな気がして、
厳しいスポーツの世界の中で、色々なことが描けるものなのね、と、改めて感じました。




過酷なトレーニングを重ねたという、市原隼人さんの動きは、
ど素人の私から見ても本当に凄くて、
さすが元日本チャンピオンから、4ヶ月に渡って猛特訓を受けた、というだけのことはあります。


彼のことだから、きっと相当頑張ったんだろうなぁ。。



もちろんユウキを演じた高良健吾さんも、
観るたびにどんどん変化し続けていく役者さんで、
今回の映画での表情や動きにも、びっくりしました。


彼も、今後もとても楽しみな役者さんのおひとりですね〜♪




とてもいい青春映画なのですけど、
もしかしたら、もっとよくなったんじゃない?という印象が正直あるんです。



原作は未読ですけど、かなり評価の高い作品なので、
多分私が、あら、そこ、あっさりなのね、
なんて思った場面があるのですけど、
映画化する、ということで、省いちゃったことって、あったかもしれないんですね。



個人的には、天才肌のカブの挫折と、そのあと・・・のところが、
もうちょっと丁寧に表現してあったら、
この映画はより締まったんじゃないかしら、なんて思ったりしてるのですけど。。



・・・贅沢?^^;


でも、アマチュアのボクシング(それも高校生)という設定は、本当に良かったです。

拳で殴りあう、ということを美しく感じることが出来ましたし。




大阪という街の魅力も満載。


何があっても逞しく、
おおらかに受け止めて、毎日を暮らす大阪のおばちゃんたちが頑張るこの街は、
根っこを張った人たちが、
ちゃんと生きている、という、安心感を与えてくれますね〜



あそこで終わった方がよいのか、
この映画のように、あっちのラストにした方がいいのか、は、
ご意見は、ひとそれぞれありそうです♪













市原隼人   鏑矢義平(カブ)
高良健吾   木樽優紀(ユウキ)
谷村美月   丸野智子
清水美沙
宝生舞
山崎真実
香椎由宇   高津耀子
筧利夫   沢木監督

母なる証明

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2009年の韓国製作映画です。



ポン・ジュノ監督が、原案、脚本も手がけたこの作品、
劇場で観たかったのですけど、こちらでの公開はなく・・・


やっとDVDで観ることが出来ました♪





「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督が
とある寒村を舞台に、息子の無実を信じてたった一人で真犯人探しに奔走する母親の執念の姿を
スリリングに描き出した衝撃のヒューマン・サスペンス・ミステリー。

息子役には兵役後の復帰第1作となる「ブラザーフッド」のウォンビン。

また、圧巻の母親を演じているのはTVドラマを中心に活躍し
“韓国の母”とも称される国民的大女優、キム・ヘジャ。




静かな田舎町。
トジュンは子どものような純粋無垢な心を持った青年。

漢方薬店で働く母にとって、トジュンの存在は人生の全てであり、
いつも悪友のジンテと遊んでいることで心配の絶えない毎日だった。


そんなある日、女子高生が無惨に殺される事件が起き、容疑者としてトジュンが逮捕されてしまう。

唯一の証拠はトジュンが持っていたゴルフボールが現場で発見されたこと。


しかし事件解決を急ぐ警察は、強引な取り調べでトジュンの自白を引き出すことに成功する。


息子の無実を確信する母だったが、
刑事ばかりか弁護士までもが彼女の訴えに耳を貸そうとしない。


そこでついに、自ら真犯人を探すことを決意し行動を開始する母だったが…。


                                   allcinemaより




ポン・ジュノ作品、これで観るのは4作目になりますが、
冒頭からもう、ぐいぐい物語の中へ入り込んじゃいますね。



この映画では「母親」としてしかクレジットされていないキム・ヘジャが、
なんとも不思議な表情で、枯れ草の中に立っている・・・
と、思うと、そこで両手を上げ、ゆるゆると踊り出す、というのが最初の場面です。



この絵は一体何なのか。



物語の中で、同じ場面が最初と最後に繰り返される、という手法は
様々な映画で用いられていますけれど、
これは、だからこうだったんだよ、だけの意味じゃない、というところが凄いですね。


あぁ、ここだったのか、と、安心・・・というのも妙ですけど、
ちょっと緊張の糸が緩んだら、
あの逆光の中でのシーンに結びつくという。。



このラストは完璧です。
完璧に怖いです。


これまで押しとどめていた私の中の感情が、
物語は終わりなのに、一気に溢れ出しちゃって、
その上、行き場を失ってしまうんですもん。。




建物・・・ガラスや壁の使い方が、本当に上手い監督さんでもあります。


バスを待つ息子が、壁に向って放尿しているシーン。


普通の壁なんですが、私からは普通に見えない壁です。

理由はひとことでは説明できませんが、
目に入った時から、ん?と感じる壁なんですね。


そこで器に入った「薬」を息子に飲ませる母親と、
放尿を続けている息子、という、これまたちょっと妙な絵がありまして、
下のコンクリートに、薄い灰色を濃い灰色に変えて流れて行く、「跡」。



息子はバスに乗って行ってしまいます。

母親は、それを履物の裏で、消えるわけもないのにこすり、
何かを立てかけて、隠そうとする・・・


この場面だけでも、色々な意味があって、
どうしたらこんな映像を、固定カメラで撮れるんだろう、と、ため息が出てしまいます。




次はペットボトルの水が流れて行くシーン。


そして油と血が流れて行くシーンへと続き・・・



書き出したらきりがありません。。^^;
もうご覧になって頂くしかないですね。。




息子の悪友が母親に告げるセリフ。

「普通じゃないんだ。この街は、みんなおかしいんだよ」
(すみません、多分正確じゃないです・・・)


それがこの映画が始まってから、
ずっと私も感じている違和感だったりもします。



その違和感は、当然意図されたものだと思っていますが。。



昔の童話で読んだ、
お姫様が何十枚ものふわふわのお布団の下にあった、豆一粒のせいで、
夜背中が痛くて眠れなかったわ、という、お話にも似ていて、
そのくらいの、わかろうとすればわかる、
でもそんなこと、別に、と、しちゃえば、そのまま、みたいな・・・


もうわけわかんない文章になってますね。。_| ̄|○ il||li



いくらでもこの映画の中に見つかるものだとは思うのですが、
ひとつ例えを挙げるとすると、
母親が持つ鍼灸用の針でしょうか。

飲めば不妊が治る、という特別な薬でしょうか。


「打っても痛くない」「効用のある」
だけど、どこか「胡散臭い」「本当にそうなのかが曖昧」
・・・そんな世界を、この違和感が、見事に作り上げてくれているんですよね〜




ストーリーは観て行くと、
ああなって、こうなって、こうだったのか、なんですけど、
それを凌駕するかのような、母親という存在感、
圧倒されるような深い深い哀しみなどが、
こういう風に2時間ちょっとの映画の中で表現出来ちゃうんだ、というのには、
参りました、というしかない感じです。


音楽も素晴らしかったですしね〜



ユーモラスな場面も、結構多く登場しますが、
私は全く笑えません・・・


完璧引き攣っておりました。。




それにしても、あの乾燥させた草を切る道具・・・?

あれ、怖いっす。。^^;











キム・ヘジャ   母親
ウォンビン   息子・トジュン
チン・グ   ジンテ
ユン・ジェムン   ジェムン刑事
チョン・ミソン   ミソン

ハゲタカ

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2009年の日本製作映画です。


NHKの土曜ドラマの質が高いのは知ってはいたのですけど、
このシリーズはテレビでは未見です。


今は「土曜ドラマ」は、
とても楽しみにしている枠なんですけどね〜♪





買収ファンドを扱った元新聞記者の作家・真山仁の原作を基にNHKでドラマ化され、
国内外で賞賛を得たTVシリーズを銀幕へ昇華した社会派ドラマ。


本作は原作のシリーズ第3弾『レッドゾーン』をベースとしてTV版から4年後を舞台に、
日本の大手自動車メーカーをめぐって繰り広げられる企業買収の天才“ハゲタカ”と
中国系巨大ファンドから送り込まれた“赤いハゲタカ”の壮絶な買収戦争の行く末を
緊迫感たっぷりに描く。


主演の“ハゲタカ”こと鷲津にはTV版に引き続き「ヴァイブレータ」の大森南朋。

共演に「カフーを待ちわびて」の玉山鉄二。

監督はTV版の演出も手掛けた大友啓史。




徹底した合理主義で瀕死の日本企業を次々と買い叩き、“ハゲタカ”の異名をとった鷲津政彦も、
今では絶望的な日本のマーケットに見切りをつけ、海外に生活の拠点を移していた。


そんな鷲津のもとにある日、かつての盟友・芝野が訪ねてくる。

彼が現在役員を務める日本の名門自動車メーカー“アカマ自動車”を、
中国系巨大ファンドによる買収危機から救って欲しいと頼みに来たのだった。


その買収の急先鋒となっているファンド、ブルー・ウォール・パートナーズを率いるのは、
残留日本人孤児三世の劉一華(リュウ・イーファ)。


彼は、鷲津が勤務していた米ホライズン社の元同僚で、自らを“赤いハゲタカ”と名乗っている。


こうして、巨額の資金を背景に圧倒してくる劉との因縁めいた買収戦争に挑む鷲津だが…。


allcinemaより



多分こうして映画化されたので、
放映されたテレビドラマは、まず間違いなく面白かったに違いないのですが、
それはそれとして。



金融の世界は奥が深く、
こうやって、ああやって、お金を動かして巨額な富を得る、なんて話は、
私にとっては、それ自体がドラマのようです。



毎朝新聞を広げると、
経済に関わるニュースで、世界は動揺しまくっていたり致しますけれど、
楽しむなら、やはりフィクションの世界の方がいいかも。。



でも、これはなかなか面白かったですっ。



「地獄だね、日本は。生ぬるい地獄だ」という言葉、
かなりズキンと来ました。


私もその中に浸かっている、
ぼけーっとした茹でガエルなのかもしれませんが。。




渋い演技派の男たちの、緊張感漂う世界にひととき身を置いて、
自分の薄い金融の知識を補う説明を聞きながら、
この物語の中で、同じ世を生きる、人の苦悩を知る・・・



日本で、大人の鑑賞に堪えうる堂々たるドラマがこうして作られた、というのは、
個人的にもとても嬉しかったです。



・・・ちょっと、ここまではないだろう・・・と、
金融ド素人の私でも思うところはあったりもしましたが。



でも、逆にあるかもしれない、と、考えることで、
よりこのお話を楽しめるかもしれないですね〜




前から注目してはいましたが、
今回も劉一華を演じた玉山鉄二さんが、とても素晴らしかったです。


彼はかなりの美形ですけれど、
それだけじゃない、あの繊細にして大胆な演技。


ため息が洩れました・・・



あの終わり方は、うーん、ちょっと唐突過ぎるような気がしますけどね。。



ともあれ、是非ドラマも観たい!と思わせてくれる作品でした♪








大森南朋   鷲津政彦
玉山鉄二   劉一華
栗山千明   三島由香
高良健吾   守山翔
遠藤憲一   古谷隆史
松田龍平   西野治
中尾彬   飯島亮介
柴田恭兵   芝野健夫
嶋田久作
志賀廣太郎
小市慢太郎
グレゴリー・ペーカー
脇崎智史

ハート・ロッカー

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2008年のアメリカ製作映画です。



今年のアカデミー賞で9部門ノミネート、
作品賞、監督賞、脚本賞・・・などなど主要6部門受賞し、
キャスリン・ビグロー監督の名前を世界に知らしめた、大きな話題になった作品です。



こちらではやっと公開になったのですが、
爆発物処理班の男たちの物語、という程度しか知らずに観ました。


いやいや・・・これはさすがに凄いわ。。




「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー監督が、
死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を
力強く描き出した緊迫の戦争アクション。


テロの脅威が続く混沌のイラク・バグダッドを舞台に、
爆発処理チームのリーダーとして新たに赴任した破天荒な主人公ら3人の兵士が
尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組むさまを、
徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていく。


主演は「28週後...」のジェレミー・レナー。

共演に「ミリオンダラー・ベイビー」のアンソニー・マッキーと
「ジャーヘッド」のブライアン・ジェラティ。




2004年夏、イラクのバグダッド郊外。

アメリカ陸軍ブラボー中隊の爆発物処理班では、
任務中に殉職者が出たため、ジェームズ二等軍曹を新リーダーとして迎え入れることに。


こうして、サンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵を補佐役とした爆弾処理チームは、
任務明けまで常に死の危険が孕む38日間を共にしていく。


しかし、任務が開始されると、
ジェームズは遠隔ロボットを活用するなど慎重を期して取るべき作業順序や指示を全て無視し、
自ら爆弾に近づいて淡々と解除作業を完遂。


任務のたび、一般市民かテロリストかも分からない見物人に囲まれた現場で
張り詰めた緊張感とも格闘しているサンボーンとエルドリッジには、
一層の戸惑いと混乱が生じる。


そして互いに衝突も生まれるものの、ストレスを発散するように酒を酌み交わし、
謎めいたジェームズの一面も垣間見ることで理解を深め結束していく3人。


だがやがて、任務のさなか度重なる悲劇を目の当たりにしたことから、
ある時ジェームズは冷静さを欠いた感情的行動に走り、
3人の結束を揺るがす事態を招いてしまう…。


                                 allcinemaより



構成がとにかく上手いですね〜♪


ちょっとしたものを組み立てる時も、
その順番を間違えると、
完成したものはそう違いがないように見えても、
完成したものは「別物」なんてことがあります。


その言い方はおかしいかな。。


名称も物質も用途も同じものに見えたとしても、
小さな部品、どこから手をつけたかによって、
その品物の質は全然違ってくる、みたいな・・・・書いててもうわからなくなりました(涙)


映像は粗いですけど、
でもかなり丁寧に作ってある印象をまず受けました。




最初の任務で、「基本的な」爆発物処理の方法をみせておいて、
椅子に座っている私たちを、
瞬時にその世界に投げ込む。

そこは、「基本な」ことが全く通用しない場所だということを、
強烈に認識させちゃうんですね〜



そしてあのジェームズ二等軍曹がやって来るわけです。

このジェレミー・レナーの演技がまた素晴らしいわ。。



私たちが想像出来ない「戦争」という現場にいるのは、
名前は兵士であっても、
彼らも誰かの子どもであり、誰かの親であり、
誰かの恋人や夫だったりするのですけど。。


でも、軍隊では兵士、なのですよ。。



紛争地域で命をかけた任務を遂行する人たちは、
人間と違うものに変身したわけでもなく、
自分たちと同じ人間の住む場所・・・そこには「敵」と呼ばれる人々もいますが・・・
様々なこと、人が混沌とした場所で、
命を助けたり、殺したり、という、矛盾した行為を行いつつ、
その場所にいなければならなかったりするんですね。



この矛盾は、わざと(と、私は思っていますが)
浅くさっくりと描いたシーンの連なりなどで、
こっそり盛られた毒のように、こちらに響いて来ます。


この矛盾が曲者で、
そのことをそれぞれが感じ取る、ということを、
さあ、どうする?と、ビグロー監督が言っているようで、うーむ。。



ちゃんと説明することは難しいです。
矛盾、なんてことを、私なんかがどうやって表現できるでしょう。


でも、それを伝える映像やカットやセリフたちだったりするので、
すっごいや、と、唸るしかありません。。



ジャーナリストであるマーク・ボールという人が
この脚本を手掛けているそうなんですが、
彼が2004年にバグダッドで、
爆発物処理班の取材をしたことがベースになっているとのこと。



40キロもある防御服を身につけ、
炎天下の中、日々黙々とこの仕事をする男たちを、
キャラクターをひとりずつ丁寧に、誠実に、淡々と描いたことが、
この映画をこれだけ高く評価した理由なのかもしれないですね。



とにかく、これまでの戦争映画とは、全く違っているんじゃないでしょうか・・・



例えば明らかにウィリアム軍曹などは、
私たちの世界では、精神を病んでいるといっても差し支えないでしょう。


だけど、彼がDVD売りの少年を大事にする様子や、
大変な状況の中にいるとき、仲間を励ます優しさ、
人の血がついた軍服姿のまま、シャワー室で座り込んでしまうシーンなどを観ると、
どうしても病んでいる、と、言いたくはなくなってしまうんですね。




あのずらっと並んだシリアルの通路。


彼がこうならなければならなかった理由が痛いほど感じられて、
私は涙を浮かべてしまいました。。



「ハート・ロッカー」というのは、
イラクの兵隊用語で、行きたくない場所、棺桶である、ということだそう。


それはそうだろうなあ、と、当たり前のことを当たり前に考えてしまいました。



ホント、戦争って一体なんなのでしょうね。。


紛れもない傑作で、
オスカー受賞、もちろん納得です♪









ジェレミー・レナー   ウィリアム・ジェームズ二等軍曹
アンソニー・マッキー   J・T・サンポーン軍曹
ブライアン・ジェラティ   オーウェン・エルドリッジ技術兵
レイフ・ファインズ   請負チームリーダー
ガイ・ピアース   マット・トンプソン軍曹
デヴィッド・モース   リード大佐
エヴァンジェリン・リリー   コニー・ジェームズ
クリスチャン・カマルゴ   ケンブリッジ大佐

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ホースメン

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2008年のカナダ・アメリカ製作映画です。


これはR15+になっていますので、
一応そういう感じの映画なんだな〜ということは、おわかりになりますよね。


予告編を観たり、allcinemaさんの解説を読んだりしていると、
チャン・ツゥイーが主役というイメージがありますが、
あくまでもデニス・クエイドがメインでございます。





「グリーン・デスティニー」「SAYURI」のチャン・ツィイーが
猟奇殺人鬼役に挑戦した異色のサスペンス・スリラー。“

黙示録の四騎士”をなぞらえた連続殺人事件の謎を追う主人公刑事が、
自ら殺人を自供した美しき犯人に翻弄されていくさまをミステリアスに描き出す。


刑事役には「デイ・アフター・トゥモロー」「バンテージ・ポイント」のデニス・クエイド。

監督は「SPUN スパン」のジョナス・アカーランド。



妻に先立たれたベテラン刑事エイダン・ブレスリンは、
仕事に追われるあまり溝の出来てしまった2人の息子との関係に悩んでいた。


そんなある日、銀のトレーに生きたままペンチで抜かれたと思われる
大量の歯が置かれた死体なき殺人事件が発生する。

現場には“来たれ”という謎のメッセージが残されていたが、
その意味の解明も進まぬうちに、
今度はメリー・アン・スピッツという中年女性が新たな拷問殺人の犠牲者に。


そのショッキングな死体の第一発見者は彼女の養女で
まだあどけなさの残る東洋系美少女クリスティンだった。


その心中を慮って彼女に優しく接するブレスリン。


ところが捜査が行き詰まる中、クリスティンは自分がメリー・アンを殺害したと告白、
不敵な笑みを浮かべて共犯者による猟奇殺人はまだ終わりではないとブレスリンを挑発するのだった。


                                    allcinemaより




あっさり言っちゃうと『セブン』の二番煎じです♪


・・・ホントひとことで言っちゃったわ(汗)



聖書が登場したり、
猟奇的殺人がまた手間のかかることになってたり、
家庭が犯罪と関わりがあったり。。



ダイアン・レイン主演の映画主演の映画で『ブラックサイト』というのもありましたけど、
それも足しちゃった、って感じで大体説明は出来るかしらん。




マイケル・ベイ製作ということで、
ちょっと売り方が派手なのかもしれないですけど、
私でも途中で、あ、今犯人はこのひとだって言ったも同じ〜と思うシーンで、
あとはただ、じーっと最後まで待つのみ、という感じです。



犯人がわかってからも、ずっと観続けるには、若干苦しい展開で、
動機も本人にすれば、
それはそうなのかもしれませんけど、
だからって、こんな話にしちゃうかしら、って甘さを感じたりするんですよねぇ。



それもこれもきっと『セブン』の完成度がかなり高いから。

『セブン』は本当に良く出来ていて・・・って、
他の映画の話をしてどうしようというのでしょうね、私。。




この手の作品なら一応観てみたい、とか、
どんな猟奇殺人なの?なんて興味のおありの方には、いいかもしれません〜♪











デニス・クエイド   エイダン・ブレスリン
チャン・ツィイー   クリスティン
ルー・テイラー・プッチ   アレックス・ブレスリン
クリフトン・コリンズ・Jr   スティングレイ
パトリック・フュジット   コーリー
ピーター・ストーメア   デビッド
バリー・シャバカ・ヘンリー   タック
エリック・バルフォー   テイラー
ポール・ドゥーリイ   ホワイトレザー神父
チェルシー・ロス   警察本部長
トーマス・ミッチェル
リアム・ジェームズ
マンフレッド・マレツキ
アルヌ・マクファーソン

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