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Et expectoのオーケストラのパウゼが気になるので、
色々調べたり、聞いたりしておりました。
という事で、ある方からの、ご意見です。
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パウゼですがバッハの後期作品にはところどころこういうことが起こるようですね。
アンナ=マグダレーナの日記帳という映画に、確か通奏低音に関する所見が
述べられており、そこでバッハ役のレオンハルト教授は通奏低音でさえも新しい楽曲手法
では休符になることがあると言及してます。
自分が製作した中(この方は、バッハの作品をヴォーカロイド、その他パソコンを使って、作っています)
では1730年初演のカンタータ51番1曲目アリア(ソプラノソロですが)において
9小節目にいきなりそれが来ます。3拍ほどソプラノ以外パウゼになります。
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ナチュラルホルンの難しさについて、聞きました。その答え。
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金管楽器は整数倍音が響きやすい(唇を作りやすいと思われる)訳ですが、
D管のコルノだと、基音をD2とした場合、倍音がD3、3倍音はA3、4倍音はD4、
5倍音はFis4、6倍音はA4、そして問題の7倍音はC5、8倍音はD5となります。
(正確には若干音が狂いますが誤差範囲内)(更に9倍音はE5、10倍はFis5…)
ですので古楽器で非整数倍音(非倍音と呼ばれる)のCis5をしっかり意識しないと音を外して
7倍音のC5になりやすい筈です。(倍音についてはサイト検索でご確認を)
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先日のコンサートの感想
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先日の演奏会でリーゼント姿のビオローネの方が器楽で一番かっこよかった。
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ありがたいお言葉、感謝します♪
ところで、新しいブログを作りました。
マタイ受難曲の練習日記です。
その名も、Matth?us-Passion Tagebuch
アドレスはこちらになります。
これからも、よろしくお願いいたします。
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ところで、お話はライプツィッヒに戻ります。 聖トーマス教会でのコンサートを終えて、 専用のバスでホテルまで帰る我々。 何だか、海外公演の出演者のようね・・・なんて、 小倉さんとお話ししながら。 たかだか歩いて15分の所を、バス移動。 しかし、コンサートで力を出し切った我々には、 有難いものでした。 ホテルに着いてすぐに、ホテルのレセプションルームで、 祝賀会がありました。 バッハ・アルヒーフの高野さまの祝辞。 今回のコンサートの成功を祝うお言葉をいただきました。 そして、マエストロ福島先生の御言葉、 この成功によって、 3,4年後にまた、聖トーマスでコンサートの御誘いがありました、と。 しかも、演目はマタイ受難曲。 こんな素晴らしい、プレゼントが最後の最後に、 用意されていたなんて・・・! 高野さま、福島マエストロ、真木先生3人で、杯を重ね合わすその姿は、 三美神ならぬ、三美男?それは素晴らしいワンシーンでした。 人々の笑いさざめく声、プローストの響き、 美しきライプツィッヒの夜は、 こうして更けていきました。 という事で、東京ジングフェラインの 次回演目は、 バッハのマタイ受難曲です。 このブログはここまでにして、 また、新しいマタイ・ブログに引っ越します。 私の練習ブログも ミサ・ロ短調、モーツァルトのハ短調ミサ、ヨハネ受難曲、 今回の2回目のミサ・ロ短調と続き、次回マタイで、5回目を迎えます。 これからも、どうか、ご愛読下さいませ。 新アドレスは、追ってアップさせていただきます。 最後に、 バッハ・アルヒーフの高野さま、 本当に本当にありがとうございました。 エムセック丸尾さま、そして、我々のと別に、美しいグラデーションの千羽鶴を作っていただいた、丸尾さまの奥方様、ありがとうございました。 瀬戸さんもいつも本当に、ありがとうございます。 最後まで我々の面倒を見てくださいました、奥村様、 いつも一緒に居て下さる小沢先生、 素晴らしい合唱指導をして下さいました、真木先生、
最後に我々の、マエストロ福島先生に 感謝を捧げて、 h-moll tagebuchを終わりにしたいと思います。
御拝読ありがとうございました。 |
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とうとう、神奈川県立音楽堂での凱旋コンサートの日がやってまいりました。 県立音楽堂は、二度目なので、 会場設営も手際よく進みました。 富士の鈴木団長に看板の設置などを手伝っていただいて、 団員のみんなは、パンフレットにチラシ挟み。 それも終わり、舞台でリハーサルが始まりました。 昨日のオペラシティ地下1階の部屋があんまり響かなかったので、 県立音楽堂が、とっても音響の良いホールに聴こえます。 人間の耳なんて、やっぱり相対的な感覚なのかもしれませんね。 とにかく、気分良くオケの皆様や、ソリストの皆様と合わせられ、 万事順調に進んでいる気がしました。 バッハ祝祭合唱団の方々も、素晴らしい声をきかせて下さっています。 (ソプラノ1に入ってくださった北爪さま、本当に素敵なお声でした。) 何というか、やっぱり、ライプツィッヒでのコンサートは 行ったもの全員に何らかの自信を与えてくれたのでしょう、 みな、至極落ち着いていて、失敗は考えられないという感じでした。 ジングフェライン恒例の、相澤さんによるお祈りが済んだ後、 さち先生のピアノでCredoを練習し、そのまま舞台へと向かいました。 会場は、ほぼ満席状態。 マエストロの指揮棒が厳粛に振り下ろされ、 Kyrieが始まりました。 マエストロの指揮は、 ライプツィッヒの時とは、やはり違っていました。 もっと、アパッショネイトで、 もっと、変化自在で、魅力的。 しかし、Cum Sancto Spirituのあの速さには、 きっと、みんなも驚いたでしょう・・・ 歌っている方も驚きましたから。 Et in Spiritum Sanctum Dominumのバスソロ、春日様の美しいお声と、 オーボエの三宮さまの頼もしい音を聞きながら、私は、 改めて、この、横浜公演の幸せな時間を、 しみじみと感じる事が出来ました。 普通、このEt in Spiritum sanctum Dominumは、次の Confiteorがソプラノ1から始まりますし、 比較的高い音が続きますので、 ソリストの声を聞いている最中に、喉の奥をあげておかないと、 音程が下がりがちになるので、ソリストの声を真剣に聞けないのですが、 そんなことも忘れるほど、 何だかほのぼのと素敵なパーフォーマンスでした。 そして、Et expectoそうです、例のパウゼのある曲・・・ 美しく高音を伸ばすことができたでしょうか・・・。 この曲は、熱狂しすぎて、声が壊れてしまってはいけません。 しかし、マエストロの素晴らしくパワフルな指揮に、 ついていかなければなりません。 なんと、難しいのでしょう。 改めて、私はこのミサ・ロ短調を美しく歌う事の難しさ、 というのを痛切に感じました。 知れば知るほど、奥深く難しい曲です。 そして、最後のDona nobis pacemを歌う私達。 心から、平安を与えて下さいと、 願いながら。 色々なことを顧みながら。 心にフォログラムの様に浮かぶイメージ達。 そして、マエストロの腕が静かに振り下ろされました。 拍手と、起立する人々、ブラボーの声。 こんな豊かな幸せな気持ち。 ライプツィッヒのコンサートが天のGloriaだとしたら、 横浜のコンサートは、地のEt in terra pax. きっと対になる物だったのでしょう。 あれが無ければこれは無く、 これが無ければ地に降り立たない。 バッハは遠いライプツィッヒで聴いていて 下さったでしょうか・・・。 |
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今回の公演は、横浜県立音楽堂・・・木の古いホールですが、 前日のゲネの予定が取れず、 オペラシティのリハーサル室でのゲネプロになりました。 ここは、本当に響かない。 私は、役員でしたので早く会場に来まして、 オーケストラのゲネプロから、聴かせていただきました。 Kyrie
福島マエストロの、美しい歌声入りの指揮。 順々にパートを変わっていく声。 そうか、こういう風に歌うのか・・・。 今、マエストロがどこのパートを歌っていらっしゃるのか、 表層の思考に表れているのは何処かを、推察しつつ、 どういう指示を出されすのかに、 注目して行きました。 Et in unum Dominumでは、 17小節からは、ヴァイオリン1、2、ヴィオラはソロで、 28小節からは、トゥッティで。 35小節から、またソロ。 42小節はトゥッティ・・・というように、 細かく指示を出していくマエストロ。 これは、ライプツィッヒの時もそうでした。 メリハリがついて、本当に美しく聴こえます。 コンマスの天野さんのヴァイオリンが、この恐ろしく響かない リハーサル室でも、響くのは本当にさすがです♪ ずっと聴いてきて、 Et expectoを心躍らせて心の中で歌っておりましたら、 いきなり、45小節目の3拍目から、オーケストラが ぴたっと無くなってしまって、あれ?と。 そうなんです、ここ、バッソ・コンティヌオまで、みんな、 オーケストラは、パウゼ。 ・・・こんな所、今まで、気がつかなかった・・・。(これは、まずい。) もちろん、ここのちょっと前から、音楽は一度盛り上がり直しというか、 一度身を屈めて、それから、もっと大きな歓喜へと向かうのですが、 ここまで、ここはコーラスだけだったとは。 しかも、ソプラノ1、前のメリスマで息が足りなくなる所ではないですか。 42の初めに大きくブレスしなければ・・・。 などと思いつつ、こんなパウゼ、しかも、こう盛り上がって続いている 音楽の中では、ちょっと珍しい気がしました。 何らかの意味があるように思えます。 バッハの音楽には、いつも、謎がありまして、 それが、コンサートでパズルのピースが填まって解決したり、 謎が謎を呼んだり、 思いもしない発見やら、疑問やら。 その度に、バッハの偉大さと、 彼の曲を演奏できるその喜びに、 感謝を捧げずにはおれないのでした。 |
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さて、帰ってまいりました。 日本へ。 そして、初めての練習。 そう、ライプツィッヒのコンサートが終わっても、 まだ、気を抜く訳にはまいりません。 9月22日に横浜、県立音楽堂にて、 ライプツィッヒ凱旋コンサートがあります。 凱旋なんて書いちゃって・・・ 自らハードルを高くする、我々。 帰ってきて、トマーナも居ない、 バッハ祝祭合唱団の方たちも居ない、 この、アジアの片隅の、ごった返した新大久保のスタジオに、 果たして、どんな声が響くのか。 あ、でも、バスには奥村さまがいらっしゃる。 これは、幸せ。 一声目を聞いて、ライプツィッヒに行く前とは、 格段良くなっているのを、感じました。 でも、まだまだだとは思いますが・・・ しかし何か、矢張り、行く前と空気が違うのを感じます。 そう、ここに居るのに違う場所に居る感じ。 Credoの2番を歌っている時に、 オーケストラが聞こえたような・・・ いや、実際、私の耳には、終わり近くのトランペットとティンパニが 確かに聞こえ・・・ あ、マエストロにも聞こえている。 見えないオーケストラにアインザッツを体で出している。 きっと、みんなにも、聞こえている。 あの、ザクセン・バロック・オーケストラの トランペットとティンパニが。 トランペット凄かったな・・・あの単なるまきまきの管で、 自在に歌っちゃうのだものな。 それに、ティンパニ氏。 そう、合唱団の中で、特に、話題になっていた御方。 きっと、イタリア系の方だの、青がお好きなのではないかだの、 本番に香水はNGよねだの(笑) でも、あのティパニは凄かったですよね。 轟くのだもの。 マエストロも言ってらした。 「普通、ここまで打たせないよね。でも、やらせました。」 我々は、見えないオーケストラと共に。 いざ、横浜。 (って、まだ来週も新大久保です) |




