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◆内容(「BOOK」データベースより)
どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、
私立探偵・北見のもとを訪れる。
そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。



『誰か』の続編。
『誰か』の感想記事を書いたとき、この作品には非常に強烈な毒があると
多くの皆さんから教えていただいてたので、心の準備をして読みました。


主人公は、財閥企業で社内報を編集している杉村三郎。財閥会長の娘婿。
立場上、気を使い居心地の悪そうなところは、相変わらず^^;
普通のサラリーマンでありながら、連続無差別毒殺事件にも関わっていくことになる。


それぞれに違った意味を持つ「毒」があちこちで使われていました。

紙パックの飲料に仕込まれた青酸カリは、無差別殺人を引き起こす。
それは絶対に許せないし、万が一自分や家族が・・・と思うと恐ろしい。

でもそれ以上に強烈だった毒は、杉村のもとにアルバイトで雇われた原田いずみ。
彼女の中に潜む毒。
杉村の家にまで押しかける執着ぶりは、悪意とか毒のようなものを越えて狂気でした。
原田いずみの両親が気の毒で・・・。

そのほかにも、シックハウス症候群や土壌汚染など、身体に影響を及ぼす毒。
これも怖いな〜。
先月から続いている私の喘息も、何かの毒か?!おお〜、怖い。

この物語を読んでいたら、いたるところに「毒」があるのだと思い知りました。
その中で一番厄介なのは、人間の中に潜んでいる「毒」なのかもしれない・・・。


「どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。」
今多会長の言葉がところどころで印象に残ります。
財閥会長、そして義父としての言葉は鋭いし重みがありました。

閉じる コメント(25)

智さん 原田いずみの両親が過去のトラブルを語っている姿がなんとも心苦しかったです。兄についての真相は実はどうなのかな?と、ちょっと考えてしまったけれど・・・。でも流れからして、いずみの毒なのかな。

2007/11/20(火) 午後 2:25 れおぽん

guifuさん この物語は細かいことは忘れても、原田いずみという強烈な人物のことは記憶に残ってしまいそうです^^;

2007/11/20(火) 午後 2:26 れおぽん

ふわちびさん 私はこの本、予約なしで借りてきました(田舎なものでラッキーだった^^;)毒を乗り越えるっていうのは本当に身に沁みて感じますよね。だって、これだけ物質的な毒や精神的な毒が蔓延してるんだもの^^;

2007/11/20(火) 午後 2:29 れおぽん

読んでみたいなぁ〜っと思っていたの。「誰か」の続編?ってことは、
読む順番間違えない方がいいね♪

2007/11/20(火) 午後 4:27 ・・・

原田いずみはあんなにも恐ろしい性格なのに、両親が普通で。だからこそ可哀想だったよね。自分の子供が原田いずみ化したら・・・と思うと恐ろしいわ(^^;;;

2007/11/21(水) 午前 0:03 紅子

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原田いずみの毒にはやられっぱなしでした。そのせいで、毒殺犯の存在もかすんでしまった程^^;彼女がこれからどうするのか、が一番気になります・・・。彼女の家族が一番可哀想だった気がしますね。こちらからもTBさせて下さい。

2007/11/21(水) 午前 7:35 べる

トラバありがとう。皆さん、原田いずみの毒が強烈だったようですね。彼女は境界線人格障害だと思い私は読みましたが、それを言っちゃおしまいかな?
目に見えない毒は本当に怖いよね。そんな毒で自分自身子どもを蝕んでいなければいいんだけど…
トラバさせてね(*・∀-)☆

2007/11/21(水) 午前 9:27 金平糖

るっぴーさん 主要な登場人物がほぼ同じなので、『誰か』を先に読んでおくと分かりやすいと思いますよ^^ただし!!毒の強い物語なので、心身ともに元気なときに読んでくださいね^^

2007/11/21(水) 午後 10:12 れおぽん

紅子さん 普通に育てて、あんな毒のある性格に育ってしまうと思うと子育ても怖いよね。原田いずみほど強烈でなくても、世間には毒気のある人はたくさんいるんだろうな〜って実感してしまったわ^^;

2007/11/21(水) 午後 10:15 れおぽん

べるさん 毒殺犯は、なんだか気の毒に思えてしまうくらいでした^^;殺人は許せないものなのに、後悔している姿には同情してしまいそうだったよ。それに比べて、原田いずみは強烈すぎだったね〜。

2007/11/21(水) 午後 10:19 れおぽん

こんちゃん 「昔はそういった障害の専門機関もあまりなかった」みたいなことも書かれていたものね。でも、その毒を撒き散らされた方はたまったものじゃないよね〜^^;いろんな毒の怖さを思い知りました。

2007/11/21(水) 午後 10:22 れおぽん

ホントですね。普通に育てても毒をもつ・・・。しかし、科学者の友人いわく、犯罪者の家系を遡ると悲しいくらい犯罪者が出てくるとか。毒も遺伝なのか!?

2007/11/22(木) 午後 2:50 Yagi

yagiyajpさん 先天性の人格障害があるくらいだから、毒も遺伝するのかも?!でも犯罪が家系で繰り返されるなんて、哀しくなりますね。。。

2007/11/22(木) 午後 11:31 れおぽん

怖かったですね〜、原田いずみ。でも、最近のニュースを見ているとフィクションでは済まされない気もします。現実にこんな毒が世の中に撒き散らされているのですもの。
本当の殺人者はあまりにも悲しすぎで、こちらも又現実でありそうなのが辛かったですね。
トラバさせていただきますね♪

2007/11/23(金) 午前 1:09 メロディ

メロディさん この物語を読むと世の中の毒について思い知らされますよね。怖かった〜!!殺人者は、何とかならなかったのかと気の毒というか可哀相に思えてしまいました。トラバありがとうございます^^

2007/11/25(日) 午後 9:01 れおぽん

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宮部みゆきにしてはあまり派手さはないけれど、人物で読ませますよね。
宮部氏の週刊誌発言では(笑)、どうやら杉村氏は私立探偵の仕事を引き継いでしまうようです。
続篇が楽しみですね。トラバさせていただきます。

2007/12/1(土) 午前 7:26 [ 藤中 ]

藤中恭美さん おお、やっぱり私立探偵の仕事を引き継ぐことになるのですね〜!なんとなく予告めいた終わり方だったのですが、やはり嬉しいことですね^^普通のサラリーマンっていう地味さがいいのかも^^

2007/12/3(月) 午後 8:35 れおぽん

本当にこの作品にはたくさんの毒が描かれていましたね。私が一番凄いと思ったのは原田いずみの毒でしたが、お父さんが本当に気の毒でしたね。主人公の杉村三郎の微妙な立場も面白いところですが、次の作品が楽しみですね^^。

2007/12/4(火) 午後 9:38 ヒデジぃ

ヒデジぃさん 原田いずみのお父さんが語っている姿を想像するだけで切ないし気の毒に思えますよね。普通の両親に育てられたのに・・・。杉村さん、次はもっと堂々と探偵ぶりを発揮するのでしょうか?!楽しみですよね^^

2007/12/5(水) 午前 11:48 れおぽん

面白かったですね〜毒のいろいろも、出てくる人たちも(原田いずみの怖さは勘弁してほしかったけど、笑)
順番逆に読んじゃったのですが、とりあえずこちらをトラバさせてくださいね。

2008/9/12(金) 午後 2:42 mrt

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