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http://www.saitama-np.co.jp/news01/03/14x.html
2007年1月3日(水)
浦和連覇 ギド、ありがとう 歓喜で揺れたスタンド
「ウイアーレッズ!」─。サッカーの第八十六回天皇杯全日本選手権大会決勝が一日、東京・国立競技場で行われ、浦和レッズがガンバ大阪を1―0で下し、日本一に輝いた。リーグ初制覇に続いて、Jリーグ発足以来初となる天皇杯連覇に、真っ赤に染まったスタンドは歓喜の渦に包まれた。
試合終了のホイッスルが鳴ると、大歓声が沸き起こり、スタンドが揺れた。サポーターは右手を突き上げ、肩を抱き合って喜びを分かちあった。
富士見市から夫婦で応援に駆け付けた望月忠孝さん(67)は「思わず泣けた。主力を欠いていたので、いい試合をしてくれればいいと思っていたが、勝てて最高に幸せ。感謝、感謝です」と興奮冷めやらぬ様子。スタンドの雰囲気が大好きという妻の美枝子さん(62)も「うれしいの一言」と目を細めた。
前半は我慢の連続だった。G大阪の容赦ない攻撃が再三、浦和ゴールを脅かす。それでも、サポーターの大声援に後押しされるかのように、都築がファインセーブを連発。DF陣も体を張って守り切った。
耐えに耐えて、迎えた後半42分。永井の決勝シュートが相手ゴールに突き刺さると、会場のボルテージは最高潮に。「浦和レッズ、ララララ〜」の大合唱が試合終了まで響き渡った。
Jリーグ発足以来のサポーターという久喜市の遠藤和夫さん(41)は家族四人で観戦。新年のお年玉に「本当にうれしい。弱かったチームがよくここまで頑張ってくれた」と感慨深げ。永井ファンの長女・史菜ちゃん(11)は「永井が点を決めてくれてうれしい」、長男・之弥君(8つ)は「スキップして帰る」と意気揚々に話した。
所沢市の専門学校生、木下明子さん(19)は「勝利を信じていた」とにっこり。さいたま市岩槻区の会社員岩間久尚さん(26)は「ぜひリーグ連覇も」と今後の活躍に期待を寄せた。
試合終了後、今季限りで浦和を去るギド・ブッフバルト監督がピッチから手を振ると、「ギド!ギド!」の大コール。さいたま市南区の保坂一樹君(7つ)は「ギド、ありがとう。浦和レッズが一番です!」と熱い声援を送り続けていた。
大きな置き土産に
上田清司知事の話 浦和レッズの天皇杯二年連続優勝、誠におめでとうございます。悲願のJリーグ初優勝に続き、2006シーズンの締めくくりを天皇杯連覇という最高の結果で飾られたことに対しまして、心からお祝いを申し上げます。天皇杯の栄冠は、今季限りで勇退するギド・ブッフバルト監督から私たち埼玉県民への大きな置き土産になりました。今年は、世界進出への足掛かりとなるアジアチャンピオンの座を目指し、さらなる飛躍を遂げられることを期待しております。世界へ飛躍の年に
相川宗一・さいたま市長の話 第八十六回天皇杯優勝、そして連覇おめでとうございます。浦和レッズらしいチーム一丸での見事な勝利に、元日の国立競技場を歓喜の赤に染めた市民、ファン・サポーターの皆さんとともに心からお喜び申し上げます。今年は、リーグ連覇に加えアジアの頂点を目指すという大きな目標があります。世界に向けて飛躍の年となることを期待しております。そして、ますます地域に密着したクラブチームとして活躍し続けてほしいと願っています。また、この大会をもって勇退するギド・ブッフバルト監督には、あらためて三年間の功績をたたえるとともに、心より「ありがとう」と申し上げます。
世界へ飛躍の年に
相川宗一・さいたま市長の話 第八十六回天皇杯優勝、そして連覇おめでとうございます。浦和レッズらしいチーム一丸での見事な勝利に、元日の国立競技場を歓喜の赤に染めた市民、ファン・サポーターの皆さんとともに心からお喜び申し上げます。今年は、リーグ連覇に加えアジアの頂点を目指すという大きな目標があります。世界に向けて飛躍の年となることを期待しております。そして、ますます地域に密着したクラブチームとして活躍し続けてほしいと願っています。また、この大会をもって勇退するギド・ブッフバルト監督には、あらためて三年間の功績をたたえるとともに、心より「ありがとう」と申し上げます。
「強さ証明できた」 さいたま市内で祝勝会
天皇杯の祝勝会は一日、予定より五十分遅れで午後八時前から、さいたま市内のホテルで関係者を招いて開かれた。
天皇杯を手に山田暢久キャプテン、ギド・ブッフバルト監督らが登壇すると、割れるような「おめでとう」の拍手に包まれた。「主力組がいなくてよく勝てたと言われますが、とんでもない。ここにいる選手だから勝てた。レッズがいろんなサッカーができることを今日は証明した」と藤口光紀社長。後援会長でもある相川宗一さいたま市長は「レッズは負けないチームになった。次はACLの優勝です」と期待を込めた。
上田清司知事も「埼玉にビッグプレゼントをもたらしてくれた。GDP2位の大阪に勝ち、気分がいい」と手放しの喜び。ブッフバルト監督がだるまに目を入れ、鏡割りの後、各選手がインタビューに答えた。「じっと耐え、勝つことができました」(鈴木啓太選手)、「こうしてギド監督を送り出せてうれしい」(山田キャプテン)。疲れた様子だったが、選手たちはサインや記念写真などファンサービスに応えていた。
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