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デルピエロ帰国「いい日々」再来日望む 「東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ」に出場した元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ(37)が再来日を望んだ。22日、成田空港発の航空機で帰国。前夜の試合ではゴールを決めるなど、プレーで復興支援に一役買った。またオークションのために、帽子やTシャツなど自主制作したオリジナルグッズや、サイン入りボールを寄付。わずか50時間の滞在だったが、今後の日本でのプレーについて「そうなればいいと思う。日本では言葉にできないくらい、いい日々を過ごすことができた」と満足そうに話した。 [2012年7月23日7時8分 紙面から]
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JOMOオ−ルスタ−・Jリーグス
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遠藤惜しいあと40センチ/復興支援試合 <東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ:JリーグTEAM AS ONE4−0Jリーグ選抜>◇21日◇カシマ ファン投票1位のJ選抜MF遠藤保仁(32=G大阪)が、FKで場内を沸かせた。前半41分、ゴール正面25メートル地点で得たFKを右足でひと振り。右隅に飛んだが、GKにはじかれた。「蹴った瞬間、ダメだと思った。中央に寄りすぎ。右に40センチ足りなかった。選んでくれたファン、被災された方々のためにも決めたかった」と話した。 [2012年7月22日8時6分 紙面から]
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希望のデルピエロ弾/復興支援試合 <東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ:JリーグTEAM AS ONE4−0Jリーグ選抜>◇21日◇カシマ 復興への光となる4発が生まれた。元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ(37)が先発。JリーグTEAM AS ONE(J被災地選抜)の一員として、Jリーグ選抜と対戦しトラップ、キック、シュートで観客を魅了した。後半25分には左足ミドルで「復興弾」を決めて76分間プレー。勝利に大きく貢献した。 復興のためにやってきたデルピエロが光を差し込んだ。後半25分。左足で振り切った25メートルミドル弾を、ゴール左に決めた。先発出場し同31分に退くまで、その力を発揮。前半4分に左足でふわりと浮かせたボールは、相手DF中沢の頭をかすめるように抜けFW柳沢につなげた。同17分には吸い付くような胸トラップ。同24分の直接FKの場面では「デルピエロコール」を背に受けた。同30分のミスキックだってご愛嬌(あいきょう)。一挙手一投足にスタンドが沸いた。 約12時間のフライトで来日し、直後の前日練習でミニゲーム。だが、それだけでは飽き足らなかった。Jリーグ関係者によれば、自身が契約する「ファーストトレーナー」を同行させ体調管理。本人の強い要望で、24時間トレーニングができるジムが設置されたホテルに宿泊した。「ここに呼んでいただいたことが大変うれしい。あまり多くプレーはできなかったけど、たくさんのパワーを与えられたんじゃないかなと思う」。長距離移動による疲労や時差ぼけを解消するため、時間帯を問わず試合のための準備を怠らなかった。それほどの思いだった。 後半13分には手倉森監督から交代を問われたが、手を横に振り続行を志願。少しでも長い時間、ピッチに立ち続けることに意味があった。親日家として知られるルーツは「小学生のとき地理の授業で先生から『好きな国を選んで』と言われて、なぜか日本を選んだ。選手になってトヨタ杯(現クラブW杯)で来て勝ったりして、特別な関係が続いている」と日本への思いを打ち明ける。この日、この場所でプレーしたことが何よりの証しだった。 1年4カ月前、テレビで見た悲惨な映像に心を痛めた。「日本のみなさんに『ガンバッテ』と言いたい。また日本に戻ってくる」とデルピエロ。復興への足跡を日本の地で、しっかりと残した。【栗田成芳】 [2012年7月22日7時11分 紙面から]
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小笠原「思い背負う」/復興支援試合 <東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ:JリーグTEAM AS ONE4−0Jリーグ選抜>◇21日◇カシマ 復興支援宣言を両チームが行った。Jリーグ選抜を代表し広島FW佐藤寿人(30)が、JリーグTEAM AS ONEからは鹿島MF小笠原満男(33)が宣言。小笠原は「今日、我々は支援をしてくださった方々、そして被災された方々の思いを背負って全力でプレーします」。また、試合前にはカシマスタジアムに設置された帯状LED映像装置で、Jリーガーたちから被災地への応援メッセージが届けられた。 [2012年7月22日6時57分 紙面から]
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デルピエロが被災地へ送る“勇気弾” 2012年7月22日 「東日本大震災復興支援スペシャルマッチ、TEAM AS ONE4‐0Jリーグ選抜」(21日、カシマ) 元イタリア代表のFWアレッサンドロ・デルピエロ(37)が「Jリーグ TEAM AS ONE」の一員としてプレー。後半25分にゴールを決め、被災地を元気づけた。試合は「Jリーグ TEAM AS ONE」が、4‐0で「Jリーグ選抜」に勝った。試合前には「東北人魂を持つJ選手の会」の募金が行われ、204万7222円が集まった。 震災の傷跡が残るスタジアムが沸いた。後半25分、デルピエロがゴール手前25メートルから強烈なミドルシュート。相手GKの逆をついたボールは、そのままゴールに吸い込まれた。「たくさんのパワーを与えられたんじゃないかなと思う」。ファンタジスタは満面の笑みで振り返った。 震災後は、海の向こうでチャリティー活動を実施した。小学校の地理のテストで、好きな国を選ぶときに「なぜだか分からないけど日本を選んだ」ことが“親日”の始まり。「また早く日本に戻ってきたいです」と再会を約束した。 震災から1年4カ月が経過したが、復興はまだまだ終わっていない。強行日程でこの試合のために来日し、最高の結果を残したデルピエロの思いは、被災地の人々に届いたはずだ。
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