性能とデザイン いい家大研究

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「少子化」の結果、住宅産業はゆっくりと
衰退産業化していくという固定的観念が長らく支配的とされた。
たしかに住宅への新規投資意欲を持つ新規購入者世代は当然減少していく。
しかし同様の危惧としてあった人口減少と経済規模の縮小ということは、
それを回避するための施策が政治の側で取り組まれることの結果、
現実に人口減少局面でもGDPの拡大が達成されてきている。
人口減少は具体的に予測することが可能であり、
それ以上に経済規模が拡大されれば社会として対応可能なのではないか。
そういったことにいま、日本社会は目覚めてきているように思う。
ひるがえって住宅の構造的規模縮小懸念。
ここにきて、ユーザー側の新しいライフスタイル変化が見えている。

北海道住宅通信さんの2.25号で
「デュアルライフ注目高まる」
〜一般層に広がる都市と地方の「2拠点生活」〜
という記事が掲載されていた。
ポイントして記事中では北海道が推進している北海道体験移住
「ちょっと暮らし」〜移住や2地域居住の希望者に対して
住宅などを用意して生活体験を支援する制度〜の利用者が
2006年度は209件だったのに対して2017年度は2099件になっていて
約10倍の伸びを示しているという。
・・・わたしとしては、こういう2地域居住の伸びは
移動のコストが劇的に下がって来ていることが大きいと考えています。
経済活動というのは動態的なものであるので、
ある時点での条件をそのまま未来永劫不変と考えれば、
住宅の主要な「動機」が新規の住宅建築、それも子育て世代、
というように市場限定になっていって構造的に規模縮小するけれど、
どうも市場環境の変化ということをしっかり見なければならないのでは、
というように強く思われるのですね。
この2地域居住ということも、その前提として
「移動」という概念が大きく変化してきていることが与っている。
首都圏や関西圏からの北海道への移動の飛行機コストが
現実的に大きく低下してきている。
ちょっと以前までの航空会社のトラスト的な価格維持が通用しなくなってきて
世界的にも大きく価格の低下が一般化してきている。
いまの千歳空港のビッグバン状態を見れば、おのずと明らか。
2居住地域間の移動コストが下がり、航空機という
非常に遠距離でも数時間の忍耐で環境チェンジが可能になれば、
居住と言うことの重さ・バリアは大きく低下する・・・。
すでに日本の観光来訪者は4,000万人という目標達成間近。
国内移動ニーズとを合わせれば、移動という市場規模の拡大、低コスト化は
世界的に見ても必然的な趨勢でしょう。
北海道ニセコ地区への欧米系や香港・中国資本の旺盛な投資意欲を見れば
この流れは今後とも加速していくことは間違いなさそう。
こういった市場環境変化が、住宅というものも変えてくる可能性がある。
誌面記事の流れとはまた違った印象を強く持った次第。あしからず(笑)。

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マンションのリノベ、これからの時代には
「高齢者住宅への改装」という確実性の高いニーズがある。
個室数優先の考えは消滅。「戦略的な機能壁」を対置して
日本家屋的な「縁側」にも通ずる空間を創造している。
むしろ北海道だからこその間取り「逆転プラン」かも。・・・

<この記事はReplanWEBマガジンからの転載です。>

北海道 ‒ 札幌市2019.2.15
マンションを機能的に楽しくリノベーション
https://www.replan.ne.jp/showcase/8314/?fbclid=IwAR3u53BysrdVgzP3Yl3DST0mfxasXh26_gIhzL_7v0pbdXWDF19IZt_1WHw

子どもたちも結婚してそれぞれに家庭を築き、
ひとり暮らしとなった方のマンションリノベーション。
広さよりも使い勝手を重視し、娘や孫たちがみんなで集まれる、
居心地の良い空間を希望しました。築30年のマンションは
大胆に空間を再構築して、寝室と浴室部分を真ん中に据え、
回遊式の動線に。寒くなりがちな窓際には、思い切って機能壁を設置。
縁側のような空間であると同時に、冷気の遮断や本棚収納、
ボイラーの目隠し、配管収納など多機能な設計となっています。
<以下はリンクをクリックしてください。>

◎家族構成:本人70代
◎構造規模:マンション(築34年)

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北海道の住まい、くらしの魅力は四季の美しさにあります。
あんまり庭造りには熱心ではない北海道民ですが、
それって、それ以上に魅力的な自然美がふつうに存在しているから。
窓の外にちょっと目をやれば、人工物をはるかに超える美観が支配している。
冬は寒さも厳しい季節ではあるけれど、
全国の一般住宅とはまったく別次元の室内気候が実現しているので
そういった安心快適の室内から、自然の空気感を味わうことができる。
喧噪を少し離れただけで、異次元の自然に包まれた豊かなくらしが実現する。
札幌からおおむね30分ほどのほどよい距離感の南幌町でのくらし。
写真のような雪のまばゆい反射光、透明感の高い空の青が
厳寒の冬の暮らしをパノラマ模様に彩ってくれます。・・・

全国的に話題を呼んでいる「きた住まいる南幌」の5棟の住宅。
北海道が推進する「きた住まいる」は、地域の特性を家づくりに活かす
技術を高いレベルを保持する作り手たちを北海道が推奨するもの。
住宅政策でつねに全国をリードしてきた北海道だからこそ実現した、
地域優良工務店と地域の建築家が協働した家づくりです。
公開開始以来、実に大きな反響を全国的に巻き起こしています。
隣接する住宅地の販売が活況を呈したり、
このモデルハウスを見学後、作り手と家づくりを進める事例など
多くの活発な動きが見られてきています。
この南幌の高性能住宅群はこのようにモデルハウスとして活用されるとともに
そのまま購入可能な住宅として、オーナーを募集しています。
家づくりを手がけた建築家と地域工務店が今回「冬のいえづくり無料相談会」を開催。
真冬の厳しい寒さの中で住宅性能の確かさを実感できてさらに
北国の住宅の大きな魅力とも言える「照明計画」の内観・外観まで
夕方の時間帯には実際に確認することもできます。
ぜひ、北海道での最先端の性能とデザインの住宅に触れてください。

<a href="https://www.replan.ne.jp/news/8190/?fbclid=IwAR1s0sQenHdB7BLjQ_iUXZb_28Y1PAsdHcf4RkV3ofRwfIJ7j8B4rkyZ4NM"; rel="noopener" target="_blank">南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ冬のいえづくり無料相談会</a>

■日時:2019年3月3日(日)・3月10日(日) 13:00〜17:30(現地集合、現地解散)
■場所:南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ(空知郡南幌町美園4丁目158番)
■相談会内容
この相談会は、皆さまの家づくりに対する疑問にお答えするとともに、専門家チームがこれまで手がけた住宅の模型や図面なども見ることができる、またとない機会です。ぜひふるってお申込みください!
また当日は南幌町、住宅金融支援機構、北海道住宅供給公社の担当者もおりますので、町の支援制度や住宅ローンなどについてのご相談をすることも可能です。
■時間帯
A:13:00〜14:20
B:14:30〜15:50
C:16:00〜17:20
■専門家チーム
01.(株)アシスト企画 ✕ 山本亜耕建築設計事務所
02.晃和住宅(株) ✕ 山之内建築研究所
03.武部建設(株) ✕ アトリエmomo
04.(株)キクザワ ✕ (株)エスエーデザインオフィス
05.(株)アクト工房 ✕ (株)ATELIER O2
■申込み方法
住宅相談会へのご参加には事前に申し込みが必要です。ご都合の良い時間帯と相談したい住宅の専門家チームを、<a href="https://www.replan.ne.jp/nanporo/"; rel="noopener" target="_blank">こちらのフォーム</a>でそれぞれ選んでお申し込みください。

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日本の住宅は、長く「夏を旨として」考えられてきた。
蒸暑の夏をいかに過ごしやすくするか、というのが基本。
寒冷に対しては結局「耐え忍ぶ」という「生活文化」しか生み出さなかった。
住宅のデザインも、そのことに大きく連関していたから、
「より開放的に、通風最重視」みたいな方向で美意識が優先された。

そういう寒冷に無力な日本の住宅文化につけ込んで
19世紀から北方の生活文化を持ったロシアが北海道を領土として狙った。
幕末の日本社会の沸騰は、この帝国主義列強への危機感が根底にあった。
北海道という日本文化からすれば「異郷」といえる地域に
それでも日本人を移植しなければ領土実態を主張できない。
日本にとって北海道はこういった経緯から開拓されてきた。
開拓の初期から、アメリカ北東部マサチューセッツ地方などの
寒冷地域から「開拓技官」が招聘され、寒冷地建築思想が導入された。
開拓初期から戦後初期までは、これらを「見よう見まね」する段階だったのではないか。
しかしかれらと日本人は生活様式に違いが大きかった。
戦後になってようやく日本住宅建築としての高断熱高気密化が進展し、
ここ20-30年の間に、工法的にはほぼ確立されてきた。
最近になって、本州地域でもこうした民族的技術資産は注目されるようになった。
北海道が歴史的にはじめて「日本から学ばれる」ことになった。
それはそれで地域としては喜ばしいことだけれど、
一方でデザインの面では、まだ本格的な醸成はされてきていない。
無意識にまだ「夏を旨とする」デザインが日本社会では主流なのではないか。
けれど、写真のように富士山も外観としては
雪をいただく冬の姿の方が、美しいと感じるひとは多い。
そういえば、富士山ってカタチは単純化の極みですね。
自然のうつろいに対して、それをまっとうに受け止めて美に昇華させる。
たぶん「冬のデザイン」の要諦って、そういうところなのでしょう。
雪が多いところではそれを活かしたデザイン。
雪が少なくより寒さが厳しいところでは、寒冷で環境風景が乏しいなかのデザイン。
外皮はより単純化させることが求められる。
外皮表面積がどれほど単純化できるかが、技術要件としては大きい。
そのときに、外観デザインはどうまとめたら良いのか。
また、外構のデザインも「冬のデザイン」としては課題が多い。
高断熱高気密技術に伴って、合理主義は波及していっているけれど、
こうした「冬のデザイン」はまだまだ道半ばの領域のように思われます。

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昨年、わが家を再建築リニューアルしたのですが、
その折りに、玄関に庇が取り付いた。
かわいい系のデザインで、まったくの水平ラインだけの
シンプルさだったけれど、ポストモダン風のわが家に
どんな印象の変化がもたらされるかと楽しみにしています。
機能要素としては雨除けということになりますが、
さて、雪の季節の中でどんな表情になるかと期待していた。
5日間出張で出ていて、その間東京や仙台で
「北海道は観測史上最高の低温、大雪」とかと騒いでいました。
さてどうなんだろうかと心配していましたが、
どうも最近の天気予報のアナウンスは大袈裟のように思われます(笑)。
この時期の北海道としては通常運転の寒さで雪も平年並み。

で、いまの庇と雪の表情であります。
雪の降り方というのはそのときの風向き強さなどで
積もり方に大きな変化があるものですが、
この表情を見る限りではおだやかに垂直的に降り積もった感。
この庇は「跳ね出し」的に差し掛かっているだけで、
支柱などは省略されている。
その分シャープなんですが、華奢と思われるので、
この冬に一度屋根雪を下ろしています。
庇面近くに水平ラインが見えているのはそのときの名残。
玄関というのは建物の「目鼻立ち」のイメージが強いので
女性がお化粧するように、やはり持ち主・住み手がメンテするべき。
そのように考えればこうした「雪の積もり方」は
ちょうど「帽子」をあれこれと考えることに似ているかも知れません。
まぁ、雪なので白というカラー限定ですが(笑)、
それでも日中と夜間、照明があるなしなど、
ひとに与える印象ってさまざまに千変万化するものだと思います。
また、この庇屋根と対比させて、床に石山軟石の敷石を敷いているのですが
北入玄関ということで日射が当たらず、熱供給がないので、
どうしても雪が掃除しきれない。
そうすると、床面は白い表情になっていくことになる。
ときどき除雪するけれど、そういうふうに「グラデーション」のある表情になる。
これもこれで、自然と人間と建物の相互作用的表情。

メンドイともいえるけれど、こういう建物と自然との対話的表情、
関わっていると、それなりの楽しみ方を教えてくれると思います。

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