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相棒1 BOOとの出会い
2年前の8月18日近所へ買い物に出掛けたその帰り辺りは日も落ちていて薄暗かった。
道端に中年男性が立っていた。
その人は中腰で地面を見ているように見えた。
側まで歩いて行き初めてそこに黒い子猫がいるのが分かった。
とても小さくて真っ黒な子猫。
その人はその子猫に食べ物を与えていた。
猫が大好きな私は無意識にその人を回り込んで子猫が良く見える位置に立っていた。
小さな小さなその子が必死に食べ物を食べている。
生命力を感じた次の瞬間時間が止まったのかと錯覚した。
実際にはきっと数秒だがその子と目が合った時不思議な気持ち包まれた。
私は食べ物を与えていた男性に飼われている猫なのか尋ねた。
男性は「最近この辺で生まれた野良猫だよ。車通りが激しいから心配なんだけどさ。」
飼われていない事を確認してホッとしたのを覚えている。
好きな人に恋人がいなかった時とどこか似ている。
子猫を両手に抱いて自宅に連れて帰った。
幼少の時から猫との暮らしをしていたため戸惑う事無く耳ダニ、ノミの処置をしてあげた。
念のため翌日病院に連れて行き検査してもらった。
「野良猫だったとは思えないほど綺麗だね」
そうドクターに言われ、何だか嬉しかった。
予防注射も受けオーナーとしての義務は果たした。
出会ったその日に名前は決まった。
In America, a black cat is scary during the Halloween holiday.
Americans say "Boo!", to scare children during this holiday.
So, I named my cat Boo because he is a black cat.
(今後とも日本語と英語を使うことを了承していただきたい)
あれから2年以上経った。
今でも道端で見つめあったあの瞬間を覚えている。
Have you fallen in love?
I did when I met BOO.
一目惚れなんて信じていなかったがあの時の気持ちは忘れられない。
心を素手でつかまれた感じだった。
間違いなくあの時私は恋に落ちたんだ。
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