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今日野鳥を診てくれる動物病院へ行ってきました。
病院へ向かう私の心境はとっても複雑でした。
ヒナの状態をどういわれるのか、その後はどうなるのか。
初めて見てもらう病院、先生はどんな方だろう。
自分が病気で病院へ行くときよりもすごく緊張していました。
不安な気持ちを抱えたまま病院に着きました。
中に入るとたくさんのワンちゃん達が順番を待っていました。
何だか少しホッとしました。
動物を想う人たちがそこにいてくれるだけで気持ちは変わるものですね。
先生は30代くらいの若い男性の方でした。
自分の名前を告げると
「すずめの件ですね、保護されたんですよね?」
と言って下さいました。
電話で予約を取ったときは女性の方だったので何だか病院の温かさを感じました。
順番を待ってる間ヒナを保護した状況を用紙に書き込み呼ばれるのを待ちました。
名前を呼ばれて診察室に入りヒナを保護した状況を話しました。
道路沿いの車通りの激しい場所だった事や、弱っていた事、雨が降っていたこと。
もちろん先生の方も野鳥の誤認保護のお話を最初にお話してくれました。
ヒナの様子をみて
先生「良くここまで回復させて、育ててくれましたね。」
涙が出そうになりました。
先生「殆どが、かわいそうだと保護してもその日のうちに死なせてしまうんですよ。
約一時間置きに餌をやり温めてやらないと生きていけませんからね。
人間が親鳥の代わりをするのは容易ではないですよ。
寝ていないでしょ?」
声が出ませんでした。
こんな風に言ってもらえると思っていませんでした。
自然の摂理に反して自分のエゴで連れて帰ってしまったことがいつも引っかかっていて
この一週間悩んでいたので、先生の言葉が心に沁みました。
先生はヒナの健康状態は問題ないと言ってくれました。
足は両足とも少し変形していて骨折の疑いよりも
栄養バランスが悪いのかもしれないと診断してくれました。
早くに親とはぐれて必要な栄養分が十分ではないそうです。
餌をバランスよくあげるように丁寧に指導してくれました。
足が不自由なのとまだ自分で食べる事が出来ないことで
自然にはかえせないので飼う事を勧められました。
薬はビタミン剤を出してくれました。
そして最後に先生が
「育ててくれてありがとう。野鳥の診察の御代は頂きません。これからも大変ですが頑張って下さい。」
と言って薬を渡してくれました。
野鳥のボランティアにすこしお気持ちを置いていってくださいと言われました。
病院の入り口に野鳥のボランティア募金箱がありました。
私はそこに募金をして何度も頭を下げて帰りました。
本当に良心的な病院で感動しました。
家に帰る途中今の餌に加えて必要な餌を買いました。
家に着いてヒナを籠に戻し、一人で泣いてしまった。
初めて自分のとった行動を認められたような気がして安心して涙が止まりませんでした。
そして皆さんのコメントを読んでまた涙が止まりません。
私の気持ちを察して優しいコメントをありがとう。
たくさん勇気をくれてありがとう。
気持ちを分かってくれてありがとう。
すずめの事調べてくれてありがとう。
貴重な経験をお話してくれてありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。
この子を一生懸命育てていきますのでいつまでも温かい目で見守ってください。
本当に本当にありがとうございます。
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