リタイアライフ満喫中

リタイアライフは、毎日が黄金の時間。その満喫感をありのままに綴ってみます。

音楽・絵画

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藤圭子への共感

藤圭子さんの自殺報道に、ショックを受けている。私は演歌が好きで、彼女のハスキーで、胸底の情念を絞り出すような歌声に惹かれるところが多かった。

「十五、十六、十七と、私の人生暗かった」との歌詞には、ただそれだけで彼女の生い立ちを感じとることができた。その彼女が7年前にテレビのインタビューに応じて、自らの過去を率直に語っているのをきのう初めて聞いた。

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浪曲師の両親とともに地方を廻り、泊まった旅館の仲居さんから「お客さんの残り物」といって「銀紙で包んだ鶏肉」をもらったのが初めて食べたお肉だったという。そして「白いご飯など食べたのは、東京に出てきてからだった」とも…

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そんな貧しい少女時代のことを彼女は舞台に出ているときとは違って、ノーメイクのままに、実に饒舌に、熱っぽく語りつづけていた。そしてデビューしてからの自分は、ただ周囲に仕立てられるままに歌ったいたに過ぎないとも…

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そんな彼女の話を聞いていると、スターとなった華やかな彼女より、極貧のなかを必死に家族とともに生きぬいていた少女時代の方が、本当の彼女であることが見えてきた。そして彼女は、スポットライトのなかの自分にはついにレアリティを感じることなく、貧しかった時代から、ずっとそのまま自分探しを続けていたことが…
「市立博物館は?」と通りがかりの人に訊いたら、「ああ、フェルメール展の」と直ちに道順を教えてくれる。博物館前の通りに出たら、道ぎわのあちこちに「真珠の耳飾りの少女」の垂れ幕が目につく。

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あいにくの雨だが、きょうは日曜日だからと相当な人出を予想する。その予想をはるかに上回って、入口のロビーには早くも溢れるばかりの人が…

ゆっくりとした歩みが30分以上も続いて、ようやく3階の「マウリッツハイス美術館展」へ。ルーベンスやレンブラントの著名な作品も展示されているが、やはり誰もが目当てにしているのが、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の一作。

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後から後から続く長蛇の列に、そこで立ちどまれるのはわずかに数秒。それに思っていたより絵がやや小さ目なのに、42年前の大阪万博でたまたま見た、ダリの「内乱の予感」が思い浮かぶ。むろん写真撮影が禁じられていたから、ここでは、オランダの美術館で撮ってきたという、この日Kさんからいただいた写真を紹介するしかない。

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それにしても、憧れに憧れてきた「少女」を現に目の前にしながら、さほど感動が高まらなかったのは、なぜだろう。いかなる現世の少女より清らかで美しい少女像を複製とはいいながら、これまで幾度も見てきことによって、すでに自分のうちにつくり上げていたからだろうか。
きのうの夜は、久しぶりに「ワンコインコンサート」へ。時どきこのコンサートへ出かけるのは、何といってもワンコイン(500円硬貨1枚)で演奏が楽しめるからだ。

コンサートといっても、毎回大ホール前のロビーにパイプ椅子を並べただけで催される。そんな気軽でリラックスした雰囲気なのがこのコンサートのいいところだ。

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著名な演奏家ではないけれど、こうした生演奏が身近に楽しめる機会というのはもっともっとあっていいと思っている。演奏技術や表現力の細部までは聴きとれない私などには、生演奏に接することができること自体が有りがたい。

昨夜は、フルートとピアノによる「シューベルト特集」だった。フルートの甘く優しい音色が、ピアノの爽やかな音と響き合って、シューベルトのメロディを一層心地よいものにしてくれる。

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このところの外の空気は、日に日に秋の訪れを感じさせてくれている。その夜気のように、1時間30分の演奏時間が、長い酷暑で疲れ気味の私の神経を幾分癒してくれた。
旅行会社からのDMに、マウリッツハイス美術館展の案内があった。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の作品が大きく載っていた。

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予定を繰ってみて、9月29日の参加をその日のうちに申し込んだ。ところが、新聞の記事からその日が作品展の初日であるのをきのう知った。

館内が鑑賞者でごった返すのが想像された。40年近く前東京でモナリザ展が開かれた際、ぎゅうぎゅうづめの人に押しまくられてろくに作品を見ずに帰った人の話も重なってくる。

新聞によれば、美術展は来年の1月6日まで開かれているという。それなら、もう少し待って、人出の情報なども収集した上で、予定日を決めた方がいいのではないか。

この世のものとは思われぬ、あの少女の清純美に出会うためには、できるだけ静かな、そして少しでもそこに立ちどまっていられる環境が望ましい。そう思って、ついさっき初日の申し込みをキャンセルした。
昨夜は、久方ぶりにワンコインコンサートへ。同じ市内の施設で、わずかワンコイン(500円)でピアノコンサートが聴けるというありがたい催しだ。

田舎の小さな町にあっては、クラシックの生演奏が聴けるというのは年に数えるほどしかない。しかも今回はクレメンス・ツァイリンガーという、世界の各地で演奏活動を続けているという人だから、1ヵ月も前から是非出かけていこうと思っていた。

このコンサート(正確には、リサイタルというべきなのだろうが)は、いつも豪華な大ホール前の小さなロビーで開かれていて、その寛いだ、堅苦しくない雰囲気が私は好きだ。すでに150人を越すほどの人が集まっている。

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演目はベートヴェンのピアノソナタ「悲愴」と「月光」、それにシューベルトの即興曲が3曲。奏者の指のしなやかな動きまでが間近に見える位置から、そのダイナミックな迫力ある演奏が満喫できる。

この上に、ショパンが聴けたらと思っていたら、アンコールに「英雄ポロネーズ」が披露される。思っていた以上に得をしたような気分になって、家路につくことができた。

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