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ひとは何故際限なくお金が欲しいと思うのだろうか。確かにお金があれば何でも手に入る。少なくとも物質的なものは、大概は可能だろう。
人々の不幸を土台にせずに、広く社会のためになる仕事をして得たお金であれば文句は言うまい。しかしマスコミの世界において、情報を国民に伝える立場の人間が良心にフタをして意に沿わない情報を流しているとすれば、放射能汚染水を海に垂れ流していると同等に問題ではないか。
もちろん、汚染水の海洋廃棄を指示した上層部がいるのと同じように情報の偏向を指示しているマネジメントがいることは容易に想像がつく。が、そのような人たちはそうさせる環境のなかで二十年三十年とどっぷり浸かっているのであろうから、軌道修正する、あるいはさせることはまず不可能なことであろう。
であれば、マスコミの表面に出てくる末端の人たちが(キャスターなどを末端などといったら失礼だろうが)「こんな仕事はやってられません。」とみずから降板宣言をしてみてはどうか。そうすれば国民も少しは目が覚めるだろうし、なによりも本人たちの精神衛生に好ましいことだろう。良心に逆らってウソを重ねることほど辛いことはないはずだからだ。それとも良心の声を聞くことすらできないほどにお金の病に耳を冒されてしまっているのだろうか。そう言えば最近は「良心」という言葉が死語になりつつあるようにも見えるのだが。
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