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れうたのブロgoo!
最近オーディオのレビューブログになってきている

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あすくれぴおっす。


本日もオーディオの話題でございます。




今回はこちらです。


イメージ 1


Cayin N3


カインのN3です。

TEACのP90SDを長らく使っていましたが、

もう少し手ごろなDAPがあるといいなということで、

サブ機用として手を出しました。





ただこのN3、サブ機と言いつつ実はかなり有能で、

ネイティブのDSD256まで再生できてしまうのに

まさかの2万円切りという破格。

某Dパラでも1万2千円という破格で昨今登場したものもありますが、

再生可能な上限が手ごろになってきたのはいい傾向だと思います。

もちろん、再生可能という受け口だけ広めても、

肝心の音質がスカスカだったらなんの意味もないので、

そこは各DAPを評価する上で重要なポイントになるでしょう。






でははじめます。


cayin(カイン) N3 レビュー。





発売日は2017年3月17日です。



細かい仕様は公式サイトでご確認いただければいいのですが、
いくつかピックアップすると


・価格が2万弱

・連続再生12時間

・DSD256(11.2Mhz)までネイティブ対応

・PCMは32/384まで対応

・デジタルアウト対応(USB,同軸)

・PCとの接続でDACとしても利用可

・apt-X対応





こんな感じです。

このスペックで2万弱は2-3年前には考えられなかったですね。

とはいえ、前述の通り仕様がいくら整ってても

音がアレならば価値がないので、

様々な方向から今回も厳しくレビューしていきます。








今回は、いつものように文章を書いていく前に、

★で評価を書いてみたいと思います。






●某イヤホン方式採点(満点は★×5)

満足度:★★★★☆

操作性:★★★☆☆

画面表示:★★★☆☆

音場:★★★★☆

音の解像度:★★★★☆


●某格.com方式採点(満点は★×5)

満足度:★★★★☆

デザイン:★★★★☆

携帯性:★★★★★

バッテリ:★★★★☆

音質:★★★★☆

操作性:★★★☆☆

付属ソフト:無評価

拡張性:★★★★☆





こんな感じでしょうか。

音質は、さすがにもっと上の価格帯のDAPと比べると劣りますが、

それでもこの価格にしては大健闘です。

当初、サブ機として欲しかったという点では

合格点以上のコストパフォーマンスです。



では、いつものように細かく書いていきます。





イメージ 2

こちらが大きさ比較。

一般的なCDケースとの比較です。

とても小さいです。iphoneなどと比べると厚みはありますが、

見た目以上に軽いので気にならないと思います。

画面およびタッチ操作部分の保護シールも同梱しているので、

別途100円ショップとかで保護シールを買わなくてもOKです。






イメージ 3

主な操作はこの前面下部のタッチ部分でできます。


残念ながら、ディスプレイを直接操作する、

所謂、スマホのような感覚で使うことはできません。

ここは、割り切るポイントの一つになるでしょう。

この手の操作は慣れればそれで済む話です。

拙者の場合、これ以上の操作性のめんどくささはないだろうというP90SDを

2年以上使っているので、今回のN3なんて神レベルですね



≡・・・再生中のメニュー表示とかに使います

戻るマーク・・・階層を一つ上ります

←→・・・曲送り、選択に使います

●(これだけ物理ボタン)・・・決定、再生、停止



タッチ部分は設定で振動をon/offできます。

拙者はいちいち震えるのが嫌なのでoffにしてます。







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こちらは下側面。


3.5mmアンバランスです。

これでバランス対応してれば神DAP認定されたかもしれませんが、

まぁ、いいでしょう。

ちなみに設定でラインアウトもできます。

このとき、警告画面がでてくるのはとても親切な設計だと思いました。



真ん中はUSB-type Cです。

このあたりは後で詳しく書きます。





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左側面です。

電源ボタン、音量調整ボタンです。


今回、電源のon/offにかかる時間も確認しましたが、

思った以上に早いです。

電源ONにしてから操作できるようになるまでに10秒強。

電源OFFしてから真っ暗になるまで4秒弱です。

このあたりは高級DAPと比べても大きくリードするところでしょう。

こういう細かいところで、普段使いとしてのストレス軽減に大きく貢献しますね。



イメージ 6

こちらが右側面です。

曲戻し、一時停止、送り、です。




イメージ 7

右側面の下部です。

当製品はmicroSDカード256GBまで対応可能っぽいです。


このカード挿入口にカバーがないので

何かの拍子に誤ってカードが抜け落ちてしまう可能性がゼロではないです。

既発売のDAPで同様の方式のものはたくさんあるので気にならない場合はいいのですが、

ここも低価格ならではの割り切りポイントになるでしょう。




イメージ 8

こちら裏面です。

独特の質感です。

この手の素材は、場合によってベタつきが発生する可能性があるので、

そのあたり、今後どうなってくるか気になります。




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こちらが付属品。

付属品は少ないです。

これに加えて、先ほど紹介したように、液晶保護シールもあります。

シリコンケースも付属しているので、落下対策に使えばいいと思います。


ケーブルはUSB2.0で主にPCとの接続や充電に使用できます。




イメージ 10

ちょっと面白いのがこれでしょうか。

ハイレゾシールは自分で貼ってくれ!と。

買おうと思ってもこのシールだけ単品では売ってないので、

ネタで冷蔵庫とかに貼るとよいでしょう







では、起動したところを見ていきます。

イメージ 11

こちらがメインメニュー画面。

分かりやすくまとまってます。


左から分類検索、フォルダ検索、再生中音楽、音楽設定、ブルートゥース、本体設定です。





イメージ 12

個人的に一番うれしいのはフォルダ検索ができること。

これは、microSDカードに自分でフォルダ管理しておけば

そのまま表示されるようになってます。



そんなのあたりまえだろ!?って思われるかもしれませんが、

p90SDではそれができなかったんです。信じられないかもしれませんが。

こんなに楽なことはありません(泣




この画面の一番下に「ライブラリーを更新」というものがあります。

基本的には、SDカードを挿入したときに押すとよいらしいのですが、

SDカード挿入時に自動で読み込みがかかるので

実質的な意味合いが現時点では不明です。

別にこの更新ボタンを押さなくても追加曲が自動で入ります。





そうなんです。


SDカードに新しい曲を入れ、

N3の本体に差し込むと少しばかり読み込み(3秒程度)があり、

それですぐに音楽が聴けるんですよ!!!

こんな感動的なことはありません!


そんなのあたりまえだろ!?って思われるかもしれませんが、

p90SDではそれが(ry






イメージ 13

こちら、フォルダ階層を選択している画面です。

なお、一番上のところで「←」を押すと一番下に行く形式になってます。

これ、うれしいですね。

一つの階層にフォルダ、

もしくは曲ファイルが大量にある場合は

「←」「→」を長押しすることで

早めに移動させることができるのですが、

最下部に近い項目選択するときは

このループ機能を生かして、「←」を押すだけで移動できます。


そんなのあたりまえだろ!?って思われるかもしれませんが、(ry





イメージ 14

こちらがDSD音源の再生画面です。

表示内容は極めてシンプルです。

再生音源の内容がデフォルトで表示(DSD 2.8MHz/1Bits)

されているのはいいですね。オーディオマニアが喜ぶポイントです。












さて、最も重視すべき音質ですが、

とにかくこの価格帯では合格点をあげられるのは間違いないでしょう。


サウンドフィールドは、高級DAPに比べると確かに一定程度の限界を感じ、

メチャクチャ広い!とはとても言えないです。

しかしながら、解像度が高めであるので

そのフィールドの限界をうまくカバーして表現できていると思います。


音圧についても程よく調整されています。

同価格帯のウォークマンなんかもよく比較しているのですが、

とにかく無駄な着色がないです。

妙に尖ったプレッシャーがない分、

音源本来の自然さが感じられると思います。

ただ、これを逆に言えば無難すぎるのでキレがもう少しほしいというのもあります。

表現するのが難しいですが、優等生になりきれない努力家みたいな感じでしょうか。

余計わかりにくいですかね。。。



ただ、圧が全くない平坦な音かというと、そうでもありません。

ベースの音なんかも心地よく聞こえますし、

拙者が好んでよく聞くアニソン系は女性ボーカルが全面にでるような形で、

とにかくよく合っているDAPだと思います。

また、上の写真でも乗せたようにピアノ曲なんかは

ピアニストがペダルを踏んだときの空気感なんかはとにかく面白いです。

このペダルの踏んだ時の音圧、音場、空間の広がりは癖になります。

周囲の雑音がある環境、例えば、通勤時の電車の中などでは

ちょっと聞き取りにくい領域であるため、

普段使いの中では感じ取れない部分でこのような良い部分があるのが惜しいですが、

とにかく、そのような細部にまで細かい表現がなされているのはポイントだと思います。




この音の傾向については、去るポタケンでいくつか意見があったように

カインらしい音ということで評価されていたそうです。


個人的にはC5 DACのパフォーマンスが非常に高く、

今回のモデルに期待していたという側面もあるのですが、

あのような感覚が好みである場合、今回のN3は期待通りなのではないでしょうか。






以上が、音質面についての感想でした、




イメージ 15

それから、嬉しい機能としてはm3u形式のプレイリストに対応しています!

フリーソフト「mp3tag」にて問題なく使用できることを確認しました。

m3uは過去記事で述べたHFPlayerのような面倒なアンドロイド用の加工がいりません。

m3uを作ったらそのままブチ込むだけでokなのでとても便利です。



お気に入り機能は試してませんが、

本体からも直接簡易的なプレイリストを作るのは可能なようです。




フォルダ単位での再生

あるいは、プレリストを作ってフォルダをまたがった再生


このあたりの自由度も確保されています。


【6/23 追記】-----------------------------
こちら
に、hiby linkを使ったプレイリストについて触れました
【追記ここまで】-----------------------------



イメージ 16

さて、本機はBluetoothにも対応してます。



イメージ 17

APT-Xに対応している

タオトロニクス tt-bh06でのapt-x接続も試みました。

画面のようにapt-Xをonにし、

「接続しました」と表示されれば再生が可能です。



こちらも特に問題なく再生できます。

ただ、DSD音源をbluetoothで再生できないので

そのあたりは割り切りポイントかもしれません。

公式サイトでも当初からそのような記述があるので、

アップデート対応される可能性は低いと見たほうがいいです。

有線も無線もどっちも運用したいと考えていて、

かつ、DSD音源をバンバン入れている人にとってはちょっと痛いところかもしれません。

********2018年11月1日追記**********

Bluetooth送信でもDSD64(2.8MHz)の再生がサポートされました。

***********************************






アップデートに期待という意味で、ひとつ重要な部分があります。

イメージ 18


それが、アートワークの問題。

デフォルトではアートワーク表示がonになっているため、

先ほどのピアノ曲にようにアートワークがきちんと表示されますが、

この画面のように、ピアノの絵になってしまって、

アートワークがでてこないものがあります。


これ、詳しく調査してみると、



「埋め込んでいる画像が700pix超のものは表示できない可能性がある」



という結論に行き付きました。

埋め込み画像のpixをいくつか用意して検証すると、

どうも700pixが限界ラインのようです。



eonkyoやototoyなどで配信されているflacの埋め込み画像が

600pixだったりするので、その場合は問題なく表示されますが、

自前でCDのアートワークをスキャンして設定している場合、

この700pix問題に衝突します。



アートワークが表示されていない場合、

N3で表示したいがために700pixまでリサイズするのははっきり言って面倒です。


このため、メーカー側には自動的なリサイズ表示をできるアップデート

の依頼を出しておきました。

多くの方々がこの依頼をすることで、メーカー側も動いてくれるかもしれません。


とりあえずは様子を見たいと思います。

せっかく画面があるのにアートワークが出てこないのはちょっと惜しい。



【3/27 追記】-----------------------------

現時点でも上述のアートワークの改善アップデートはリリースされてませんが、

既に埋め込み済のアートワークをリサイズするのは面倒だが、

かといってアートワークが非表示なのも微妙という人向けに。


イメージ 23

曲ファイルをいじることなくカバーを表示できる方法。

といっても、foobar2000のデフォルト設定と同じ手法なので

むしろ埋め込み管理せずにこれで全部管理しているという人も多いかもしれませんが。



やり方はとても簡単で、このような感じ。

イメージ 24

アートワークの名前を「cover.jpg」として、曲と同一階層に入れるだけ。

もちろん、現時点ではこの画像ファイルは700pix以下にしておく必要があります。


尚、仕様には記載がありませんでしたが、

cueシートも読み込んでくれます。

同様にcover.jpgとして同一階層に入れることで問題なく表示できました。

ちなみに、「cover.jpg」ではなく「曲名.jpg」とすることで、

同一フォルダ内に複数画像があるような特殊ケースに対応できます。



【追記ここまで】-----------------------------





イメージ 19

お次は、USBケーブルを用いたデジタル出力です


結論から言うと、P90SDのように、デジタル入力に対応したDAC/DAPに接続することで

デジタル出力が可能です。




HFPlayerではプレイリストの制約があったり、

そもそも普段使うアンドロイドではバッテリや

その他のメモリ使用領域、コア数制約によって

スムーズな再生ができない場合があり

完全な動作が難しいケースが多かったのですが、

これは現在のところの印象で言えば完全勝利です。


ただ、公式ページの記述の通り、

一部最大レートの制約があるため、一定の制約はあります。

この方式ではDSD128までのため、

256をガンガン入れている人にはちょっと苦しいかもしれませんが、

個人的には基本はDSD64でまとまってるので無問題です。

PCMも24/192までで制約されますが、

それ以上の音源など持ってません。事実上制約なしです。







さて、これはAKシリーズなどでも問題なくできると思うのですが、

問題はケーブルかもしれません。

両端がmicroUSBであれば腐るほど売ってますが、

N3はtype-C(リバーシブルタイプ)の最新の型なので、

ちょっと見つけるのに苦労するかもしれません。

拙者は、アキバの自作街に売ってたケーブルで安いやつを見つけたので、

それで対応しました。1mで600円でした。


イメージ 20

※千石電商さんで売ってます



他にも、アキバであればヨドバシとかでも50cmで1200円くらいで売ってるっぽいです。


欲を言えばもう少し短いのがほしいのですが・・・・。

自分で切って・・・・できるのかな。そのうちやりますわ。










最後に


自分の場合、イヤホンの相性もあると思うのですが、

若干のノイズが気になりました。

電車の中など、周囲がうるさい環境では

一度曲を再生してしまえばたいして気にならないレベルですが、

カスタムIEMなどで低インピのイヤホンをお持ちの場合は

結構気になってくるかもしれません。

本機のゲイン設定でも納得できない場合は、

例のIE Matchが威力を発揮します。

イメージ 21

イメージ 22




以上、レビューでした。

DAPとしての基本性能を持ちつつ、

この価格帯にしてこの音はなかなか高いCPだと思います。

あとは好みの問題が絡んでくると思うので、

操作性含め、一度試聴してから手を出すのがよいかもしれません。

現在のところ、サブ機として十分に活躍してくれそうな期待ができている状態です。






【4/6 追記】-----------------------------

イメージ 25

オーディオ専門サイト「AV Watch」にて
N3を用いた構成を投稿したところ、取り上げていただきました。



よろしければご覧ください。


【追記ここまで】-----------------------------



義浄。






以下、検索用

コペック ジャパン cayin N3 DAP レビュー 評価 操作性 カインn3

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