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s氏は、母の苦労を知っていた
なので
できるだけ、母の負担にならないように
努力していた
その反面
姉御肌の母は
人に頼まれると、嫌だと言えない性格
s氏とs氏の母は
苦楽の「苦」の部分だけ
共有してきた
お腹を痛めて産んだ子供
可愛くない親はいない
しかし
子供は、父の遺伝子も入っているわけで
母の思いが
100%理解できているわけではない
s氏の母はs氏の育成のために
100%苦労していると
s氏の亡くなった祖母は常日頃言っていた
自分の娘(s氏の母)がこのような思いをするのも
s氏の父のせい
もし、s氏が母を悲しませるようなことがあれば
私が許さない
可愛く、なんでもできた母だが
子供をつくり
一人で戻ってきた娘を
地方の人間は高貴な目で見て
噂をした
お寺の住職の娘が
ふしだらなことをした。。
そんなことを言っている檀家もいる
s氏の母は
子供の育成を祖父母に任すが
両親のいないs氏は
s氏の母の兄弟の子供
つまり
親戚や従兄弟の
いじめの対象となる
彼の左腕には
今でも残る古傷がある
この古傷は
住職である祖父の後継者の子供に付けられたもの
ふざけて農作業用の鎌を振り回していた
その遠心力で自分がふらつき
s氏の腕に直撃
重症である
その時の言い分は
「そんなところにいた、お前が悪い」
だった
現在は、県議会議員として活躍し
日本の福祉のために貢献している
矛盾している
s氏の母は
そして祖母は
いつも彼に言っていた
私の子供として
世間に笑われなように
後ろ指を指されないように
気をつけてほしい
プライドの高いs氏の母
教育方針
このような環境で
s宇治は自分の力を発揮することはできなかった
従兄弟たちには
「頭の悪い子供」とレッテルを貼られ
従兄弟たちの友人にも
「こいつ馬鹿なんだよ」
と紹介され、扱われる
くやしいとか
かなしいとか
そんな感情が湧いてこない
いつも胃の奥に
熱いものが溜まって
たった一人になると
ひどい嘔吐が始まる
さらに、大人たちは
いつも母方の兄弟の子供同士
学校の成績の
探りを入れる
当然子供の頃は
S宇治は最悪であった
両親が教育者で
環境の良いところで育っているs氏の従兄弟たち
いつも好成績で
近所から尊敬の目で見られていた
結婚はしたものの
別の女性に気を取られ
その女性と暮らし
かつての妻が経済的危機で苦しんでいるの
その子供が最悪な環境で必死で生きているのも
気にもかけないそぶりで
新しい妻と
日々楽しく生活をしているであろう父をもつ
最低な環境下に落ちている
子供
s氏は子供ながら思った
人には生まれ星があるのか
永遠にこのような環境が続くのか。。。
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