住吉神社のある地
そこは、押部谷というところ
今から、1300年以上昔。。。
鉄の生産技術のある渡来人「忍海部」をあつめて
住まわせていたそうです。
ですので、
朝廷ともゆかりのあった場所
雄略天皇が天皇になる前
押歯王〔おしはのみこ〕という天皇の兄がいて
。。兄なので、一般的にはこの人が、後の天皇
それで、雄略天皇は兄に
ある日、一緒に「狩り」にいこうと誘いだして、兄を殺し
自分が天皇になってしまいます。
押歯王〔おしはのみこ〕には、二人の子供(男子)がいました。
当然、この二人にも追っ手が来ます。
二人の男の子は、難を逃れるために
忍海部のもと(今回奉納させていただく、住吉神社のある押部の地)にいきます。
二人の男の子は、自分の身分を隠し
下男としてはたらきます。
時がたち
雄略天皇もこの世を去り
皇位継続者がいなくなり。。。朝廷は二人の行方を探します
以降は、朝廷の使者が
忍海部の屋敷で
二人の男子と出会うシーンです
そして、山部連〔やまべのむらじ〕
(*小楯〔ヲダテ〕を針間国〔はりまのくに〕長官に任じた時
その国の人民〔たみ〕、名は志自牟〔シジム〕(の新築の宴会〔えんかい〕を訪れた
こういうわけで盛んに宴会〔えんかい〕をし
盛り上がりも最高潮〔さいこうちょう〕となって
順番に皆で舞〔まい〕を舞〔ま〕った。
そして火を焚〔た〕く係の少子〔わらは〕が二人、竈〔かまど〕の傍〔そば〕におり
その少子〔わらは〕たちにも舞〔ま〕わせた。
するとその一人の少子〔わらは〕が
「兄上が先に舞〔ま〕ってください」と言い
その兄もまた「おまえが先に舞〔ま〕いなさい」と言い
このように譲り合ったので、その集まっていた人たちは
その譲り合う様子を笑った。
そしてようやく兄が舞〔ま〕い終え
次に弟が舞〔ま〕おうとしたところ、詠〔よ〕みをつけて。。。
物部〔もののふ〕の 我〔わ〕が夫子〔せこ〕の
取〔と〕り佩〔は〕ける 大刀〔たち〕の手上〔たかみ〕に
丹画〔にか〕き著〔つ〕け
其〔そ〕の緒〔を〕は 赤幡〔あかはた〕を載〔の〕せ
赤幡〔あかはた〕を立〔た〕て 見〔み〕れば い隠〔かく〕る
山〔やま〕の三尾〔みを〕の
竹〔たけ〕をかき苅〔か〕り
末押〔すゑお〕し靡〔なび〕かすなす
八絃〔やつを〕の琴〔こと〕を 調〔しら〕べたる如〔ごと〕
天〔あめ〕の下治〔したおさ〕めたまひし
伊邪本和気〔いざほわけ〕の 天皇〔すめらみこと〕の御子〔みこ〕
市辺〔いちのべ〕の 押歯王〔おしはのみこ〕の
奴末〔やつこすゑ〕
(意味↓)
武人〔ぶじん〕である我が兄上が佩〔は〕いている大刀〔たち〕の柄〔つか〕に、
赤い色を塗〔ぬ〕りつけ
その紐〔ひも〕には赤い布を飾り
赤い旗を立てると、敵は隠れてしまった。
山の峰〔みね〕の竹を刈〔か〕り、竹の先端をなびかせるように、
八弦〔はちげん〕の琴〔こと〕を奏〔かな〕でるようにして天下を治められた、
伊邪本和気〔イザホワケ〕天皇の、御子〔みこ〕の市辺押歯〔イチノベノオシハ〕王の
その子孫〔しそん〕である。
(※これは一字一音の歌謡とは異なる)
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