|
最悪な場合の手は考えて
やはり母は
祖母と一緒に先祖代々の墓に入れてあげたい
S氏は
政治家となった現住職の弟
話し合うことにした
もともと先祖代々の墓には
住職の妻のみが入っているわけではない
実は
叔母は2度目の結婚で
その先夫は分骨されて入っており
叔母と先夫の間に出来た子供も
入っていた
叔母の先夫は
急性白血病のために
一週間でこの世を去った
一週間
S氏の母と同じ時間
嫌なものがよぎる
叔母は生まれつき
何かを持ってきたのだろうか。。。
2度目の夫の時も
入院して一週間で
逝ってしまった
先夫の突然の死に
ショックで流産
叔母は妊娠3ヶ月であった
父である住職は叔母をかわいそうと感じ
いつでも会えるように
先夫を分骨
叔母の子供も一緒に
先祖代々の墓に納骨したのだ
祖父が亡くなってから
伯父が後を継ぐ
伯父の妻の実家と
住職となった伯父側の兄弟たちの
葛藤が続く
S氏は叔母がよく言っていた言葉を思い出した
その場で発言ができる立場になった時に
自分の意見を言うものだ
意味がわからない
相手の話がおかしいと思ったら
自分の意見として、おかしいというものではないのか
おかしいと感じて
関わらなくてもよいものであれば
関わる必要がない
地方は違う
意味不明のしきたりや
縛りがある
面子にこだわり
どう見ても不利な状況に追い込まれても
それを通すという
片意地なところがある
その反面
絶句するような、おおらかなところもあり
都会暮らしが長い人間は
溶け込むのに時間がかなり必要なようだ
叔母は自分が周りに「良い人」と感じさせる
状況判断がうまい
自分に迫害を加える相手には
さらりとかわし
自分の意見が通るチャンスは
ぜったい逃さず
自分の思いを通していく人間
会津の10の教えというのがある
1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ
2.年長者には御辞儀(おじぎ)をしなければなりませぬ 3.嘘言(うそ)をいう事はなりませぬ 4.卑怯な振舞(ふるまい)をしてはなりませぬ 5.弱い者をいぢめてはなりませぬ 6.戸外で物を食べてはなりませぬ 7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ ならぬことはならぬものです この教え
使い方によっては
モラルハラスメントの素材となる
人は誰でも承認意欲があり
ただ
どのように承認してほしいかによって
相手の出方が変わる
例えば
自分はすごい人間であると承認してほしい
自分は人並みであると承認してほしい
自分は何もできない人間なのだから、自分のような人間を助けるように承認してほしい
叔母の場合は後者である
自分は何もできない
だから周りの人が自分を助けるのは当たり前だと
叔母は弱い人間ではない
弱いと思わせられている強い人間なのである
一般に夫は妻を守ろうと考える
しかし
妻の方が実は強かったらどうだろう
夫の方が参ってしまう
自分が弱い人間で
誰かに助けてもらわなければ生きてはいけない
頼られた夫
夫の方も、社会で苦労しながら
ストレスを抱えている
体調が弱くなった時
その変化に妻が気がつかなかった場合
妻は弱っていく夫を
攻めていくだろう
実は夫の方も
自分で自分を責めていた場合
潜在意識の中で
自分がダメな人間だと思い込んでしまった場合
辿って行く道は
病気になるか
自殺
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用






