Life in Canada-From Nanaimo

Now Reading/「女たちは二度遊ぶ」吉田修一

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☆3つ。

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小説っていうのはいわば“フィクション”。
そして読者をその“作り話”の世界の中にいかに違和感なく没頭させるかが「作家の腕」ってところですよね。
案山子がしゃべろうが死神がCDショップで日がな試聴していようが。
そんなことありえないのに読んでる最中はありえてるんですよ。

この作品ももちろん“フィクション”。。なんだけど、
私的には最初から最後まで結局”フィクション”のまま「あれ?」って感じで終わってしまいました。
つまりなにかしら違和感がつきまとい、没頭できなかったっていうか。

とある歴史的大事件をモチーフにした長編なんですけどね。
まあ、内容的には「こんなことありえないだろ」とも言い切れず「日本でもおこりうるかもね」的なストーリーで。

でも言っちゃえば(とはいえこれから読まれる方のために詳しくは言えませんが笑)、
「そもそもそこまで手間暇かけてなんで彼なわけ?」っていう根本的な疑問が最初から最後までつきまとってしまって。
なにしろ読んでてそれが邪魔で邪魔で。笑

あとね、「日本でもおこりうるかも」とはいうものの、ちょっとのことですぐ簡単に首相が辞めて国の代表がころころ替
わる様な国では、どんなに頑張って探してもこれだけのことが「おこりうる」理由なんて無いよね。っていうのもそもそ
もの違和感の原因かも笑。

そして、主人公に関わる人物が数多く登場するんですけど、そこはさすが伊坂さん、どの人もキャラがたっててとても魅
力的。
。。なんですが、あまりに人数が多過ぎて結局どの人も書ききれてないっていうか。すっごくもったいない気が。


この作品は「本屋大賞」を受賞し、直木賞の候補作への打診もあったそうですが、
う〜ん。。

私が勝手に想像するに、
伊坂さんは今、(ご自身的に)次のステージへ進もうとされてるんではないかなと。
賢い(っていうかエレガントであろう)方なので、これまでの売り上げとか映画化とか名声なんかに溺れる事なく。
そしてこれはまさにその意欲作(帯によると“2年ぶり1000枚 直球勝負の書き下ろし大作”だそうです)なわけなん
ですけど、
彼の頭の中にはこれからの伊坂作品のための多くのアイデアやディテールや人物キャラや構成なんかがあふれていて、
同作はそれらをうまく練って凝縮しきれなかったのかな。
つまり「あれもこれも」的にちょっと散らかっちゃった感じの印象。

という読後感。

しかしそうはいっても、彼の作品にいつも漂う品性とエレガントさは健在でした。
随所随所にウマさも目立つし、言葉の選び方とか、伏線を張り巡らせた構成なんてほんとすごいよ。
しかも「直木賞候補」を辞退するなんて、がっついてないところがなんともエレガント!(笑)。

しかしながら(あくまでも私的に)今回は☆3つ。
でもね、伊坂さんのエレガントさや彼独特の哲学観(みたいなもの)や世界観にはまってる私は、まだまだまだまだ伊坂作
品を読み続けるのであります。

どなたか読まれた方がいらしたら是非感想を聞かせて下さいね。(伊坂ファンの大将パパ、これもう読んだ?)

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(*^o^*)/こんにちわ〜♪
日本は、総理大臣候補がテレビに出まくっているよ(σ^▽^)σ はは
やっぱり、麻生さんがなるような雰囲気が漂ってくるよ。。。

2008/9/11(木) 午後 0:34 rika

彼の作品って、読み進めているうちに、気付くと蜘蛛の巣にしっかりと絡まった自分がいて、さらに読み進めていくと、その蜘蛛の巣の糸の1本がはらりと解け、あれよあれよとしている間に、綺麗さっぱりほどけてしまった感があるので(あくまでも私的な感想)、いつもドキドキしながら読むんですが、これはまだ読んでないです。確かに、彼の作品はエレガントですよね。ご自身もきっとエレガントな方なんでしょう。

2008/9/11(木) 午後 6:42 ノニータ

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Rikaさん*なんだか福田さんが就任する時点で(もしかしたら安倍さんの頃から)、2世議員のお仲間の間で「次はキミだからね。で、その次はキミね。すぐ替わろうね。」的にお約束してたんじゃない?って気がするんですが(笑)。

2008/9/12(金) 午前 10:16 rhy*q5*1

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ノニータさん*伊坂さんの作品はどれも誰の作風にも似ていなくて「伊坂さんの小説」と言い切れると思います。村上春樹の様に。
この作品も「2007年のベスト1」とか「大傑作」とか仰っている読者の方も多数いらっしゃるので、機会があれば是非読んでみて下さいね。(私の感想はちょっと斜に構えたところがなきにしもあらずなので少数派かもしれませぬ笑)
とりあえずこれも仙台が舞台ですよ。

2008/9/12(金) 午前 10:19 rhy*q5*1

私は彼の作品のことはよくわからないんですけど・・・(コメント出来ない自分が憎い・笑。)でも、すごく分析されてて、すごくわかりやすくて、さらに伊坂さんの作品を読んだことがなくわからない私まで引き込んでいく、もーちゃんの記事のほうに感動してました(*^^*)。

2008/9/12(金) 午後 5:19 tamamim

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Tamaminさん*「死神の精度」とかお好きだと思いますよ〜。軽めの短編集ですが、すごく面白いですよ。
っていうかいつも「何様目線」でほんと好き勝手書いててすみません(笑)。
本って本当に読む人それぞれの好みとか考え方とかシチュエーションとかで随分印象が違いますよね。なのでそういう点でも私はアマゾンなんかの読者の「書評」が好きでよく読みますが、時々本作はさておきその書評のうまさに感動したりすることがあります。で、本作読まないっていう。笑

2008/10/14(火) 午前 7:49 rhy*q5*1


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