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りーたろう・の・うさぎ穴

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【2019.08.24追記】

引っ越し作業を 一応 終えました。

引っ越し先は FC2 で未だ不慣れですが、大きな不都合が無ければ亦しばらくの休眠となることと思います。
https://usa-ana.fc2.net/

FC2を選んだ理由なのですが… 宗旨替え致しまして、コメント(の一部)を残す形を選びました。
  ※ 注! FC2へのツール移行は Y!が編集できる8月一杯の間しかできません! ※

というのは、「記事本文よりも皆さんからのコメントのほうが面白いブログである」という以上に、私が皆さんから色々コメント中でご教示いただいてきたことを消してしまうのが惜しくなったからです。

といっても、FC2への移行は目下、1記事につき20コメントまでしかできないため、基本的には最新20を残し消えてしまうことに変わりありません。任意に取捨選択しての仕分けではないので、システマチックに削除されてしまう方、ご容赦を。逆に、残されてしまう方、逐一ご本人の承諾を得ていませんが、拙ブログへの投稿をされた時点でブログ移転に連れていかれてもOKなものと見做しました。もちろん鍵コメは移転されておりません(中には心温まる鍵コメなどもあり残念ではありますが)。

いづれにせよ、ここを通してお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

コメ移転の例外として。
たまたま見つけた或る記事のコメが20件を超えているのですが、鉄塔・送電線につき度々の応答でご教示いただいているので、流れごと残したく、移行で消えた分も記事本文中に掬い取って残しました。今後も幾つか同様に拾うかもしれませんが、基本ママです。


なお、ここについては、サービス終了の12月15日まで置いておく予定です。

(追記おわり)



Yahoo!ブログの終了に伴い、別サービスに記事を移行します。

とはいえ。

事実上凍結しちゃってた拙ブログ、移行先の仕様にあわせて修正だのなんだのするのも億劫で、最低限の設定だけ変更してログを残す程度の移行です。うっかりして、8月一杯までしか編集できないことに気づいていなかったという…;あわてております。

残念なのは、テメェが挙げた記事の表示設定アレコレではなくて、Yahoo!側でエクスポートツールを用意した4つのサービスについてはコメントが移行できないこと。他のインポート機能のあるサービスで、コメントを残せるものも見つけたのですが、

★ 取り急ぎ検証もせずに最低限の努力で移行する、つもり、しかない
 (移行先で妙な表示でも基本的にはいじる気が無い)
★ 過去コメント頂いた方々すべての現連絡先を知るわけではなく、
  既に当時のIDを閉じてる人もいるしで、移行先にコメ残す了承取れないし、
  無くなるサービスでつかってる他人様のニックネーム残しても無意味かも?

実際のところ、テメェの記事内容よりも、出入りする方々とのコメ応答が面白かったような拙ブログです。色々ご教示いただいたのは勿論のこと、時に記事と全く離れた応答が続くのも乙なものでした。皆さま様々な分野に造詣が深く、またそれぞれの個性のある文体が愉しみでもございました。この場をかりて、コメントいただきました方々にお礼申し上げます。

それとともに、記事中でアタシがHNを記載している方々がいらっしゃるのですが、それにつきましては了承も取らず恐縮ですが、ママ残させていただきたく存じます(連絡とれる場合は個別対応可)。逆に移行される方、アタシのHNやコメントなど残せるものは残していただいても全く支障ございません(今頃…;)



本日(8/13)時点でまだ移行先を決定はしておりませんが、
今月中に移行作業を行うつもりでいます。
ここについては、サービス終了の12月15日まで置いておく予定です。

今月中に無事移行が出来た場合には、移行先URLを当記事に追記しますが、
失敗した場合には…
探してやろうという奇特な御仁には、きっと簡単に見つけられるかと(爆)
新規記事は一向に上がらないママだと思いますが。

イメージ 1

画像は、アタシが愛する地熱観光地帯のひとつ Námafjall ナウマフィヤットル
ショッカーが出てきそうですね
(2008.8撮影。パノラマ撮影じゃあない)

拙ブログですが、来る2019.12.15の Yahoo!ブログのサービス終了にともない、
移行ツールを使って パクっと移すだけの、色々表示が壊れてると思われるものです
(現時点では「予想」)

しかし、この10年ほどは殆ど新しい記事もあげていませんでした。
移行により新しく出来たブログとはいえ、ログ倉庫のようなものです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


*** 以下、開設時(2006)のトップ記事を2011に修正した記事に、修正・加筆 ***

<ブログ・自己紹介>

Godan daginn! 
ようこそ 「うさ穴」 へ。

此処は純正氷国ネタblogではございません。
氷国濃度 50% を目指す、何の変哲も無い個人blogです。


ワタクシ りーたろうと申します、紛らわしいですが女性です。
「旅行嫌い」を標榜していた私が、人生の中間地点でアイスランド狂。
初訪氷(2004)は日本発の団体ツアー参加でしたが、
当時は 飛行機の乗り方すら知らんクセに 妙な度胸で周囲を困惑させていました。
これまでに訪氷も5回となりましたが、2009年の訪氷を最後に国内旅行もしておらず、
未だ尚、ガリガリのくせに 無知無恥です。

<時代背景>

いまでは観光旅行先としてすっかりメジャーになったアイスランドですが、
初訪氷当時は、Web上ですら 日本語情報が多くは得られなかった国でした。
おせっかいな Googleサンにはもしかしてアイルランド?と尋ねられたものです。
日本語の現地サイトや、日本人観光旅行記(ネット・書籍とも)だって、
頑張れば殆ど網羅的に読めちゃうくらいだったから、
当時のアイスランドファンとは、「あーあの本に載ってましたよね!」とか、
「あそこのBBSに居た方ですよね!」って話が出来ちゃったくらいです。

<コンテンツ>

拙 blog には ブルーラグーンや ゴールデンサークル紹介記事はありませぬ。
記事中には、いまでは有名、またはそれなり知られる事項も多々含まれますが、
投稿時点では、
「誰もわざわざ載せない」「滅多情報がない個人的嗜好」「無知暴露する反面教師」
あたりを狙っておりました。
だってねぇ。
主要観光名所は ガイドブックや公式ページの綺麗な写真で見たほうが愉しいもん。
いまではネット上の日本語サイトにすら、
日本人のプロカメラマンが撮ったアイスランド画像も山ほど出回ってるし。

<文字表記>

さて、記事を書き出して困ったのが アイスランド語

発音も呪文なみ、文字もPのようでPじゃない、
住所を調べてみりゃあらま通りの名前まで語尾活用、など色々あるようですが、
語尾については逃亡、問題は 固有名詞の表記方法です。
種々の日本語情報に於いて、地名のカナ表記は大きく割れています、
已む無いものの、さてアタシはどう書いたもんか。

このブログでは
  * 固有名詞は 基本的に原綴表記(= カナ表記から逃亡)
  * i o e などの上になにやら付いたのは無視する(大文字も同様)
  * D の横棒はいったやつは D とする(小文字も同様)
  * P の縦棒が上に伸びたようなやつは Th に置き換える(小文字も同様)


これで統一表記する…
つもりで当初はいましたが、
日本での文字セット事情の変化を鑑み、
いや、大半アタシのモノグサにより、大いに迷走しました。
当時は Google翻訳なんて便利なモンも(アイスランド語は)無いし、
ともなく正しく入力するのがメンドイ。
けど、正しく表記しないと発音がわかんなくて困るとも言えるし。
アタシのインチキ表記をコピってググると、現地公式サイトに行きつき辛いとか。

結局、初期の記事は上記方針ですが、後年は出来れば正式表記(よくサボる)、
或いは後日の修正時にテキトーに手を入れる場合もあるので、
統一はまったくとれていません。
今後修正していくつもりもありません。

<重要な注意点>

情報は疑ってかかってくださいませ。

旅慣れぬ一個人として 嘘や誤記も多々ありそうですし、
なによりも、

氷国では、色んなシステムがクルクル変わります。

主催団体などの公式ページ以外の情報は、ウチに限らず他のweb情報についても、
現状と異なる可能性が、ほかの国に比べ非常に高いのがアイスランドだとと思います。
今では想像もしづらいでしょうが、
私が訪氷していた2004-2009には(すでに2000年代であっても!)
公式ページの更新頻度が (総じては)すばらしく低かったのです。
見たばかりの公式サイトだから…と現地に行ってズッコケたことの何と多いこと。
観光局サイトで紹介されていて公式サイトもある店がとっくに閉店していたり、
自治体サイトに載ってる時刻表のバスが「ええ、載ってるけど、土曜は無いのよ」とか。
ちょっとでも怪しいと思ったら、現地に直接問い合わせるのが一番です!
過去は、メールの返事なぞ一向返ってこなかったりすることもよくあったんだよ。
公式サイトにあるメアドが死んでたりね!
これも年々変わっている実感があるので(2009訪氷以降も問合せはたまにしている)、
今じゃあ SNSって手段もあるしで、
ともかく、
ほんとに、
知恵袋とかじゃなくて現地に直接問い合わせることを、強く推奨します!



記事中の明らかな誤記等については コメント等を通じてのご指摘、大歓迎。

YES「危機」「こわれもの」完全再現ツアー、最終日(追加公演)レポ。
呪文∧主観+妄想で思い出せる限り。
そしてヲタにしか通じない文章をフラットにする気なぞ皆無。
正確性/客観性求めるならプロの記事読んでね。

最初に、今回の収穫を一言で。
Juano、惚れてもぅた…❤

Juano(ふぁの) = ヴォーカリスト Jon Davison。
実際ライヴ観るまで彼は私の中で 「あなざーJonちゃん」「Jonちゃん2号」だったのだけど、すっかり気が変わりました。「ちっ、またトリビュートバンドから引っ張ってきたのかよ、もぅJonちゃんのコピー代役はいいよ、コピーはさ」って思ってた自分、馬鹿馬鹿。奇遇にも Juano も ”Jon” なのがメンドクサイですが、単なる似た声のコピーなんかじゃあないから! ちくしょー2年前のライヴも行っておくんだった!激しく後悔。



開演ギリギリで着席。前夜にセットリスト情報は仕入れてたのに、ぬかった!SEは何だろう、「危機」「こわれもの」なら Songs再演的に火の鳥かしらん? でも近年の欧米ライヴは意外にも青少年のこともあるとか。”YES総本家”で青少年とは、Chris太っ腹! ワクワクドキドキ…
案外きっちり、定刻10分過ぎ程度で流れてきたのが、

<SE>
Benjamin Britten ”The Young Person's Guide To the Orchestra, Variations And Fugue on a Theme Of Purcell,  Op. 34” から Fuga
おぉABWH!いやいや、ABWH時代のように終盤のテーマ再現部からではなく、フーガを まるっと流すのが心底ツボ。この曲の絶妙な構成を味わう気分は YES聴くのに通じるんだよ〜。過去の象徴的なSE(火の鳥/青少年のコーダ)が残念に思えるくらい素敵! その上ステージ後方の大スクリーンに映るのは、まず時系列でジャケットワークの数々(1st と 2ndは多分UKオリジナル盤♪)、初期からのメンバー映像(尤も今回のメンバー以外はJonちゃんだけ?)、各種フライヤーやチケの嵐などなど、40数年間の歴史!そして現在の5人のスチルで一瞬とまり、メンバー登場。現メン映像が再び流れて各自ショバに、そして映像はロゴを中心に配し今回演目とされる2枚のアルバムジャケに。
ああああ1曲目から目玉曲 CttE とは!アルバム通りの曲順と事前に知っていても緊張が高まるよ〜

<ここで、先にまとめて、意匠をw>
青少年全曲&CttEイントロを知ってるブリテン&YESファンは(少数でもきっと居る!)ここで既に昂揚しちゃってると思われますが、一旦クールダウンw

まず1曲目、CttEとあれば自動的に 海洋の生き物映像が脳内に流れる方が多かろうけれど、スクリーンに映し出されるのはさにあらず、強烈鮮やか色でシャープなイメージ(前回記事でリンクした Rockin' Onサイトの記事、最初の画像が多分CttEのだと思う)。照明も沢山のスポットがくっきりカラフルなビームを客席まで飛ばしまくる技多用で、70年代 Roger Deanデザインとも シンプルな2002年来日時ともまるで違うイマドキ感というか、まるでフツーのロックコンサート。そりゃあ Roger Deanの刷り込みで育ったアタクシではあれど、前回観た(注:2012は参戦してません)国際フォーラムのホールAなんて無粋なハコにそぐう小学校の学芸会的シンプル意匠が、結構気に入っている。余分な情報が無い分、音に集中して妄想の世界に飛べたんだよな〜。でも、これくらい強烈な「あの頃とは違う」演出じゃないと、トリビュートのコピーバンド感を拭えないオールドファンは多い筈。これも故意の無理技なのかも… と妙に気になって気が散る演出。

その後は 遠目でステージ全体を愉しむか  各メンバーの見せ場で双眼鏡ガン見か の選択に追われ(むっちゃ悩ましい!)、スクリーン映像は殆ど観ていない。見せ場のメンバークローズアップか 具体性のないイメージ映像のどちらかが流れていたみたい。ただね、CttEの時の映像で突如出てきて、前日までのライブレポ垣間見ると何処でも不評だった【謎の発光する座禅僧映像! 実際心底ヘンな画像なんだけど(爆)、冗談ではJonちゃんが醸し出していた宗教風味の不足を補う為、と、冗談抜きでは少なくとも Juanoのガチな趣味か或いはJonちゃんの(過去の)パラマハンサ・ヨガナンダ傾倒気分かと思ってる。あれ、まさにヨガ行者だよね、光ってるのはチャクラだし。

<ついでに、まとめて ルックスとステージアクト>
Chris の シェー は健在!巨体の重みが膝にくるのか短め低めだけどバレエのフロアレッスン風連続技も… パッセ、パッセ、パッセ、パッセ…(笑)。ドスコイポーズは、こぅ巨体になると ただ立ってるだけでドスコってるので…。そして、なんたってリッケンバッカ―が Chrisとの相対比で小さ目ショートネックモデルになり超軽量化しているかのようだし、腹が台座になるためかストラップが一層短く思われ。
Chris 、Alan、Jeoff は でっかい無地の綿シャツを(素材は推定)だらーんと外に出して着てるのだが、この着こなしがまた体躯の巨大化と腹回りの見事さを強調している。ましてや、Jeoffのキーボード要塞(キーボード9台+ペダル鍵盤1台+MacとかiPadとか…)は客席に向かった正面をあけて3方に設置され、これが終始華やかに照明されてるんだけど、前方があいてるってのはさ… 後ろ向きで弾いてることが結構あって背中の巨大さが目立つんだよ白シャツだし。左右のキーボード、しかも各々3段積みの上段の同時弾きときたら、腹が膨れ上がるほど獲物を堪能したあとの猛禽類が羽を広げてるみたいで怖い。カッコ良く思えないし弾きにくそうなんだけど、このポーズ彼の中ではキメなのではと思われる (5枚目の画像参照… この日は黒シャツだけど http://ro69.jp/live/detail/114154 )。その点、ジジイとしてのルックスでいえば、Howeちゃんは、まぁ首から上は干上がったカッパor西洋人が描く天狗絵でも、それは10年前でも既にそうだったと思えば、むしろ時間止まってるような!体躯も、かつてはミイラ状態だったのに 、むしろ良い筋肉と色気ある贅肉ついてきているような!動きも、2002年には「師匠、骨折するからあまり動かんといて!」と心配しちゃうところ、around 70と思えない背筋としなやかさで、むしろ若返ってるような!シャツが無理なくイン出来てるのも、オサレかはさておき他の3人には無理な着こなし! 一人とびぬけて若い Juanoは、不思議と、Howeちゃん以上に ビーガンっぽく(推定ガチ)若々しさは微塵も感じないけど(実際43歳ではあるがこのバンドでは次世代年齢)、始終ふ〜らふら ゆ〜らゆらしている。メンバー中唯一、上下運動に耐える膝関節なのかもしれない…



<アルバム “Close To The Edge”(危機) 曲順通り全曲>
Close to the Edge 
イントロからもぅ脳汁じゅるじゅる溢れ出しちゃう Howe師匠独得の音色とテンポ感。経験上怖れていたダレ感は無い。Chrisもブリブリ。連なった鈴を振り振りユラユラする Juanoは、若い癖に他のメンバー以上に70年代臭を醸し出していて、CttEの世界に違和感なく馴染む。あー これが YESだ、YESだよ、と思った次の瞬間  
「・ぁ〜〜・・♪」   がくっ orz
CttE イントロは、今回唯一、Juanoに落胆した箇所。別の国でのCttEライヴ動画も観てみたけど、やっぱここだけは…。「・ぁ〜〜〜〜ぁぁぁ♪」 わざと、とか、持ち味、とか思えない情けなさ。しかも1曲目、しかも誰もが緊張感もって聴いてるであろう CttE 、辛い。一瞬、ライヴ参戦を後悔するほど辛い。けど、彼が情けないのはこのイントロだけだった。

あくまでも個人的嗜好だけど、この曲のスタジオ盤、アタシは Bruford のドラミング堪能主眼で聴いてるんだなぁ…、と再認識。他メンバーの聴きどころも満載な曲ではあっても何度聴いても飽きないのはブルさんの「手数と小技が多いくせに・音の抜けが抜群いいくせに 煩くない」ドラムスあってこそよっ!でも実は今回の Alan白のドラミング、相変わらず「ロックだぜ」っぽくへヴィな音色でこそあれ、手数愛好者を満足させてくれました。これまでのライヴでは「Alanはブルさんみたく叩きたくないんだよね…」と感じてきたけど、「そうそう、そこで そう叩いてほしいの♪」いいとこどりしつつ Alanらしさを残す演奏。正直、オランデーズソース風味含め(ぷ)ブルさん偏愛しているので、今回の殆どの曲では Alan の実にロック的な音に内心「うるせー」と思っていたし、なんかこぅ、今回のへヴィさは狙いというより「…お疲れ?」と危惧しちゃうところもあったのですが、南空や宇宙船はむしろブルさんのスタジオ盤よりしっくり感じられていいぞー。

ところで、CttEに限らず、基本的には全曲とも、構成はいじっていない。
当時と面子こそ変わっているとはいえ、曲順もスタジオアルバムどおりだし、Alanもこれまでのライヴに比べ、そこここブルさんを思わせる小技を利かせてくる。Jeoff も 今回は 独自性は音色で出し、フレーズは Rickのスタジオ盤を大雑把に忠実に(変な日本語)追っている。Howeちゃんと Chrisは深みこそ増してるけど決して往年のファンを裏切らないお約束尊重で、観客に向かって「これだろ?」ってドヤ顔付き(笑)。そして、ファンにとっては教祖であり天使であり淡々と浮世離れていて地面から数センチ浮かんだところに居た天然の人 Jonちゃんに変わり、むしろ、神とか何か目に見えない筈のものを観ちゃってる修行中の人間っぽい Juanoは、意外や物真似に留まらない独自の味を持ちつつも 70年代YESに通じる存在感で違和感なし。

ところで、前夜読んだファン評には「やっぱ Rick と Jonちゃん居ないとねぇ」的な落胆の声や「Jonちゃんと歌い方が違う!」「Jeoff酷い!」の不満の声が多々あって、そりゃアタシとて70年代からのファン、気持ちはわかる。たしかに、再現という単語(といってもこの単語自体日本公演の冠コピーだと思うんだけど)に”スタジオ盤の忠実なコピー”を期待して客席に居るファンには不満だろう。でもね、間違いなく時は経っている。”およそ40年を経て今のメンバーが当時の曲を再現”するわけであって。80年代以降の数々のライヴでは「今の俺たち」を見せてくれてたけど、それとは違う「当時のやりかたを今の俺たちが受け入れてみる」って趣向…それでこそ”彼ら自身による再現”であって、あたしゃ当時のまんまのコピーバンド的演奏なんて期待してないし、それが観たいわけじゃないんだよ。だって、70年代80年代にはリアルタイムでずっとメンバー変遷に翻弄されてきたし、メンバー変遷の歴史含めYESってもんだと思ってる。だから総じて満足。いやむしろ、満足どころか、固定観念を払拭してくれてアリガトウ!というか、改めて、自分がYESをどう愉しんできたか、彼らの何がこれほどまでに私を惹きつけてきたのか、想い起されて、一粒で2度おいしい(古っ)どころじゃなく1度のライヴをいつまでも愉しめるんだもん。

とはいえ。(話は CttEに戻る)
前述のとおり キメのソロでは Rickのフレーズを”大雑把に忠実に”弾く Jeoff。バンドが総じては忠実モードの中、フレーズで俺様アピする暴挙には出ないけど、むしろその分残念感が強い。”大雑把に”というのは、「スタジオで重ねてるのはライヴで再現不可能だから已む無く」ではなく、Rick(たち)がライヴできっちりやってるところも間引いてるのが顕著。そして Jeoffの拘りは多分音色に出てて、これが必ずしも70年代曲とはマッチしない(いまのところ誰も褒めてないようだけど、新作やロンリハは相当いいと思うんだけど!)。そして何より、あたしゃ Rickファンではないものの、Rickの良さは、独得なフレージングや音作りと共に「音ばなれの良さ」だなぁと初めて思った。Dramaスタジオ盤での Jeoff の音はかなり明確だけどなぁ?PAの問題とか速弾きが出来ないとかじゃなく、各音の出だしが遅れず鳴ってる時でも指が離れるタイミングが鈍くて音がモッサリしちゃうので、そんなつもりは皆目ないのだろうけれど”雰囲気で誤魔化してるのねー”に聴こえてしまう。また、実際は Rickが弾いた音型はきちんと踏襲しようとしていると思しき部分でも、明らかに発音時点から弾けていないがために ”Rickのフレーズ無視(Jeoff流)なのねー”って受け取られてるみたいね。

…と、素敵な所もアレな所もあるわけだけど、つまり、
この先も、ワクワクしたり没頭したりノリノリ気分ではありつつ、じっと細部を堪能したくなるのは、やはり YES ならではで、「ロックのライヴなんだから立って踊りたいのに、皆すわってじっと聴いてるよ、クラシックじゃないんだから」という評価も見かけたけど、何が不満だっていうのよ! ライヴであってすら じっくり聴きたい音楽なんだってば。初期の Jonちゃんだって、「踊りたがっている客を座らせてやりたい(じっくり聴きたくなるよう仕向けたい)」って言ってたさ。

そして、CttEは、スクリーンのヨガ姉ちゃんシルエット映像と、足元の専用扇風機で髪がなびく Chris のドスコイポーズで〆。
既にかなり充足しつつ、まだ1曲目ですよ。

And You and I 
Howe爺、今回絶好調では! ドラムスが入る前の ほんの少しの音だけで、うっとり。お約束の持ちかえ曲というか、スタンドに固定した別ギターではじまり(ギターって楽器自体に滅法疎くてすまぬが、近年、曲内でのアコギとか持ち替えを減らしてメインのは担いだまま固定ギターを過去以上に使いまわせるやつにしたらしい)、Fender大正琴駆使しつつ。そして、やはり Howeちゃんはステージ前方で3人並んでハモりたいんだよね…、と、これまでの長い葛藤やグチ発言を思い出しつつ感無量。

Siberian Khatru 
これがね。これが、ね。
11年前のライヴでは「…蠅が止まりそうにトロい!」と腰が抜けたし、今回の来日公演でも初日は相当ノロかったらしい、今年春の他国ライヴ映像みてイントロのリズムが崩壊寸前だったよなぁ…! と、YESヲチャがハラハラする曲の1つと思われるけど、この日に限って言えば、結構良かった! たしかに遅めだけど音にタイト感があるし、或る意味単調な曲が緩急メリハリあって聴き応えあり。期待外な面白さ。しかも、テンポの変化をうまく仕切ってるのは、息子のような年で「ぼくも肉食べないんです…」みたいにフラフラたゆたってる 一見頼りなさげな Juano と思われ。陰のバンマス認定。Jeoffのソロはやっぱ音が足りないし変にピコピコだけど、前日までは相当酷かったらしいんで許そう。



<新作アルバム “Heaven & Earth”(ヘヴン&アース)から>
Believe Again 
The Game 
アルバム買ってなくて聞き込み不足で特になんとも。Believe Againって、「Fly From Hereではゴメンね」ってこと?(嘘)このメンバーのレコーディングだけに安定感のある演奏だけど、「まぁYESっぽいけどポップね…」って印象。案外、周囲の客が席をたつことは無かった。



<アルバム “Fragile”(こわれもの) 曲順通り全曲>
HoweちゃんMC、双眼鏡でガン見。「こわれものは、初めてジャケットワークが Roger Dean になったアルバムでね… 」 と、多分まだなんか言いそうだったところ、Jeoffがイントロ始めてしまい、あぁぁぁ慌てて一瞬 独自間合いを超えて崩れる Howeちゃん。しかし、このイントロで客が湧かないわけがない。大歓声。

Roundabout 
Jeoff、あぁこの音ではなく!…は最早、脳内自動変換。立ちたいところだが我慢、というか、もったいないことにアタシの集中力が散漫。今後の展開が気になってソワソワして、曲を愉しみつつも双眼鏡の微調整に励んでしまう。だって、このアルバムは特殊なのだ。ランダバ・南空・朝焼け そして意外にもHeavenは 11年前のライヴでもやってたものの、このアルバム、当時のメンバー全員の短いソロ曲(いや完全ソロじゃないし、そもそもブルさんは「ソロ曲やろう」と提案したのではないのに…)が詰まってて、バンド内の人間関係や腹の内まで想起させる、或る種変な構成だから。それを全曲、今のメンバーでやろうとは。
さぁ双眼鏡タイム!

Cans and Brahms 
大雑把だけど悪くなかった。といっても、これ Rickの純然たるソロアルバムでの曲とちがって、作曲もサボった上に、編曲というよりは一発遊び弾き的アレンジ(もともと Brahmsにしては単純な曲でもある)おまけに音色も特に凝ってないテキトー曲だもんね。とはいえ、こればかりは元が多重録音であるせいもあって、間引くのではなく 録音流してるのも已む無い。が、終始客席にケツ向けて 奥のiPadで譜を見つつ(推定)弾いてたにも関わらず、ありゃ鍵盤弾きじゃなくても多分「リアルタイムじゃ殆ど弾いてないじゃん」とわかる逃げ隠れも無い堂々たる身振り。まーさか全部打ち込みだったりね(爆) でも、気持ちよさげにふりかえって「やったぜ」ってニコニコされると、その堂々ぶりや全編シリ向け演奏も、ふむプログレッシヴ…と変な納得。Jeoffちゃんマジック。

We Have Heaven 
Jonちゃん のヴォーカル多重録音曲は、Juano中心に Steve, Chrisとの黄金コーラス(+録音)で対処。これを含め、Juanoも いかにも丁度良くアコギも弾き、他の曲でも Jonちゃんより積極的に小技効果の演奏に参加(もともとベーシストでもある)。2002年来日時にめづらしく、これやったんだよね。もちろん リードヴォーカル&アコギは Jonちゃんで。でね、前日まで使われてなかったっぽい最後のドア音&走り去る足音も とってつけた感満載で流された気がするんだけれど… 脳内ねつ造!?(※メモ等とっていないので全般的に捏造度高い可能性あり)

South Side of the Sky 
もぅ、Juano、良かったなぁ。この曲ではむしろ Jonちゃんより好きかも!
で、Key. ソロのところで Juano萌えポイント❤
Jeoffがきちんと弾こうと神妙にしてるところ、反対側のMIDIキーボードかなんかで風の音とか出すのに律儀に参加しててね、それが、Jeoffが弾いてる台の対面だもんで一緒にブースに入る余地があるのを、おそらく”ココ自分が目立っちゃいけないポイントだから”とばかりに要塞の外から手を伸ばして裏から操作してるのよ、でも一面3台積みでキーボード位置が高いもんだから、裏から頑張ってます感が超目立っちゃって、可愛いやら可笑しいやら。

それにしても、Chrisのコーラスワーク衰えません!高音うつくしい〜!メインヴォーカルが神がかった Jonちゃんだろうが 私の中で赤丸付急上昇の Juanoだろうが Drama期のナンバーに限れば熱愛の Trevor Hornだろうが、Chrisのコーラス無くてYESはあり得ない!ここは何があっても替えがきかない。

全体的になかなか良い演奏になってるこの曲、終盤になって Jeoffが色気出して ”Jeoff音”が鼻につく一方、急にギター抱えたJuanoが Chrisのほうに歩み寄り、並んでネックふりふりキメのステップ、…しかし上手くかみ合わないところがYESっぽいというか、ハードロック色の無さというか、カッコ良さから逸脱してるというか、まぁそこも好きなのだけど、演奏がそれなり纏まったのに最後がしまらないなぁ(苦笑)
そして、とうとう この曲に…

5% for Nothing 
まーるで何やってるのか皆さん勝手にドタバタうるさいだけの、無益の1分間でございました。まぁ今回は 崩壊→やり直し にはならずに済んだので無害の1分間でもあります。この1曲のためだけに「なーんで”こわれもの”全曲なんてやろうとするわけ?」と文句いいたくなる恐ろし曲。Alanを双眼鏡注視してたんだけど、Alanに全責任があるわけではないよな、これ。いっそ全体みてたほうが面白かったかも。

Long Distance Runaround 
Juano愉しそう。聴けば聴くほど好きになるな、この人。Jonちゃんほど淡々と突き放すような歌い方じゃあなく、ともすると歌いあげがちだけど、変に力まないし子音がクッキリして気持ちいいんで、よくYESのコピーバンドなんかで聴くような声とは全然違うし「アメリカ人はなぁ…」とも思わない。ゆ〜らゆらふらふら動く割に リズム感も相当いいみたい。”巧さ”という意味では Jonちゃんより巧いというか、歴代一番でしょ?
そしてラストの安定の円熟芸 Howeちゃんのギターにかぶせて、本日 鳴り物大活躍の Juano がウインドチャイムをかき鳴らすと、さぁ、ソロ曲コーナーの山場、

The Fish (Schindleria Praematurus) 
観客、湧く、湧く!きっと今夜の観客の多くが、音源や映像で何度も観聴きしていて、でも決して飽きないであろう定番曲。ブリブリっとね。2階席最後列にいてもビリビリ痺れる。Juanoも、そして Jeoffも要塞から出てきて鳴り物参加。ここでもまた凝ってひっぱらず、スタジオ盤に近い構成。なぜかこの曲、若い頃の細身の Chris が演奏するよりも、巨大化するにつれ 一層カッコよく見える…

Mood for a Day 
「こわれもの」に入って以降、感情をあちこち揺さぶられまくってきましたが、The Fishで良い意味興奮したところで、ソロ曲コーナーの〆は、落ち着いて円熟芸を堪能させてもらいましょう。いやぁ、いい曲順ですね。Howeちゃんの(YESのコンサート内でやる)ソロ定番曲としては The Clap や Rum が好きですが、この流れではこの曲しかありえません。分裂気味でありつつもなんて良く出来たアルバム。あー師匠のソロコンサート、生で聴きたい…

Heart of the Sunrise 
期待を裏切らないよ Jeoff!イントロの いい所で落としてくれるったら!…とは言え、ライヴでは Rickであれイントロがしっくり思えたことがないんだな。Chris のブリブリは 体躯の巨大化とともに一層深み厚みを増してます。そして!ここで、ますます Juano にハマってしまう。うーたーいーだしがーーー美しい!うっとりだ!でも、この曲ばかりはJonちゃんじゃないと!と思うファンも多そうだし、その気持ちもわかる。 Juanoは Jonちゃんのマネっこでも類似品でもない。バッファロー'66のサントラとして Juanoバージョンを流すわけには絶対にいかないのだ。
あー、本編最後になってまたまた早いフレーズが、弾けてるのにモッサリ、残念な Jeoff …私の大好きな短いソロ(エレピ?の3連符含むアレ)も弾けているけどなーんかリズム感がね… 酷評された Talkツアーの Tonyのほうが百倍いいよぉ。で、完全再現っていっても最後の We Have Heaven コーラスワークは無かったです。

<アンコール1>
I've Seen All Good People 
Howeちゃんが12弦のマンドリンもどき(名前忘れたー)持ち出しました、間違いなく善人です。
で、案外と、1階席でも、オケピ席あたりまでの区画しか総立ち状態じゃないわけ。予想では アンコール1曲目は善人として、2曲目でオーラスになっちゃう場合、やっぱロンリハになっちゃうかなぁ…という危惧と、それでも Howeちゃんのロンリハでノリノリになってみたい気持ちに引き裂かれつつ、でーもーロンリハやるくらいなら善人をオーラスにしたほうが愉しく帰れるのに!総立ち手拍子でさ。我慢できず周囲が座ってようが立つ。よかった最後列で。Juano と Howe ちゃんがマイクシェア。南空での 御大+師匠+青年ならんでのステイタスクォー風キメ(そこない・笑)といい、なんかロックのライヴみたーい(爆)

ひとしきり盛り上がり、喝采の中、Howeちゃんが持つのは赤ストラト。
そして、なんか変なポーズと顔で気合い入ってるらしい。
…… くるぞ(笑)

Owner of a Lonely Heart
意地でもノる。Jeoff大活躍。サンプリング音の作りはさすがですねー、そして、Dramaはもちろん、80年代YESの曲は Jeoffと相性良さそう。しかし、YESの世界堪能には辛い曲ではありつつ、聴き応えあったのよ。師匠ったら、大真面目かつ愉しげに Trevor的なプレイを!すげぇ。葛藤を超越した余裕!?若い頃からブツブツ言って「こりゃ小うるさいジジイになるわ」と思った、そしてなりかけたHoweちゃんが、すっかり大物に(感涙←なにさま)

やー、面白かった。でも… やっぱ ロンリハじゃ、帰れないでしょ… 
と思ったら、メンバーすぐに袖にさがっちゃって。
「やった!間違いない!」

出てきました出てきましたよ、それも皆、めっちゃ嬉しそうに。
残念ながら、客席は湧いてはいても ”すっげーこの上ない大歓声と一体感” ってぇほどのもんじゃないので、「ありがとう、ありがとうニッポン♪ありがとう トキオ♪」というよりも、御老体で連荘スケジュールの中 「ひゃっほ〜、ようやくこれで終わるぜ!」って疲労困憊ハイだったのかも(苦笑)。 Howeちゃんなんか両腕広げてヒラヒラと Alanのドラム城を一周して定位置に収まってたよ。そういやぁ師匠エリアに絨毯敷いてあった。感電防止対策?転倒防止対策?

<アンコール2>
Starship Trooper
これね、演奏のこと覚えてない。うー、もぅ、ラスト曲としてピッタリ。これまで固定観念で「オーラスはランダバだよなぁ」と思い込んでた自分が憎い。意外に短いこの曲に、昂揚し浮遊し別世界に連れて行かれる、YESの魅力がつまってる、凄い充実感。そして、 Juanoにも、Jonちゃんのように、別世界につれてってくれる力があるんだ。ハイバイブレーションがゴーオンだ!冒頭からずっと昂っちゃって ”Speak to me of summer...” のところで緊張が緩んで思わず慟哭、口を両手で押さえてないと魂抜けちゃいそう。終盤では Chrisが最後のブリブリと シェー に力をそそぎ、続いて Howeちゃんのギターが切り込んでくると、もぅ、終わりまでの短い時間を思い胸が締め上げられる。なんて曲なんだ、ありがとう、ありがとう、ほんとアリガトウ…!
そして最後に Howeちゃんはスタッフさんたちの名前も呼んでたよ。ステージには Chrisの孫のような娘も登場、Juanoがしゃがみこんで話しかけたりして。みんな、若い頃は色々あったろうに(ぷ)おいおい All Good People って感じだぞ。じーんとくる。



ってわけで。
なんとも不思議なことに、あれほど ”ほんとの”Jonちゃん(Jon Anderson)に執着してたアタシは、ころっと Juano(Jon Davison)になびいていて、いや、帰宅して以降、今回ライヴで聴いた歌はスタジオ盤の Jonちゃん で聴く気にならず、YouTube徘徊に精を出している始末。それもどうやら浮気じゃあなく、心変わりらしい。惚れた。マジ惚れた。Juano は、 Jonちゃん体調不良による代役 Benoit David の体調不良による代役、って役回りだったけど、定着するのかしないのか… 今もYES加入前のバンドと掛け持ちだしな。この週末は、もう一つのバンド Glass Hammer や 以前ベーシストとして居た Sky Cries Mary もジックリ発掘だな♪

なお、今回(も?)結構叩かれている Jeoffちゃんは、このツアーをもって YES とさようならして ASIA専念の噂。うーん、さすがに「これから10年」「新生YES」とか考えられないわけだし、今回のような”再現”って目論みにマッチする人… Igor 戻ってくれないかな!(こりゃ受け入れられないだろうけどさ!) いかにノスタルジーはあっても、Rick や Tony が戻ることは期待しても望んでもいないんだよね。幾ら好きでも Moraz もありえないし。さぁどうなる、次期キーボーディスト。
YES「危機」「こわれもの」完全再現ツアー、行ってきました!
相変わらずの だ〜らだら長文を推敲する気も無く、2回連投で、今回は 思い入れの前フリと公演情報のみ。実際の感想等は次回に。



もぅ2年くらい前のことになりますか、まーるでロック聴かない甥に勧められてシブシブ視たTV版「ジョジョの奇妙な冒険」、そりゃもぅ70年代ロックファンとしてはネーミングセンスに惹かれたものの、内容は「つまんねー」の一言で皆目覚えちゃいません。が!エンディングテーマが流れた時にはビビりました。えぇアナタ、YESですよ、よりにもよって”いまどき”YES、それも Roundabout とはね!すでに4枚目のアルバムではあっても1971年の作品。既に半世紀以上生きてる”歩く70年代”的な私にせよYESを知るのは1975年、アルバム”Relayer”時代のことです。それ以前にもですが、以降、メンバーが変わったり出戻ったり再度辞めたり戻ったり分裂したり同窓会的になったり休火山期に入ったり出戻ったり後は息子でとか最早コピーバンド状態になったり、常に居るのはベースの Chris Squire だけで、一体YESの本質とはどこにあるのか。YouTubeなぞ無かった時期にはブート音源まで集めたりして一喜一憂してきましたが、私にとって、好きなロックバンドを1つしか挙げちゃいけないなら、昔も今も迷いなく YES なのです。

YES - Roundabout  (YesSongs - 1972年ライヴ)

前回2012年の久々の来日は、敢えて都合付けてまで行く気がしませんでした。現メンバーでは唯一かなり関わりが短い ヴォーカリストの Jon Davison(43歳)が加入したてで、YouTube覗いても「あー、結局 Benoit David に引き続き、そこらの良く出来たコピーバンドのヴォーカリスト的…」と思ってましたし、”正しいJonちゃん(Jon Anderson)”が居ないフラストレーション溜まりそうで。でも、彼を除けば皆さん還暦過ぎ、というかむしろアラ70に踏み入りつつあり、「今回を逃したらもぅ生では観られないかも…」と、11年ぶりの生観戦。とはいえ、行けることになったのは直前。一般的にはYESの名盤といわれるであろうアルバム「こわれもの」「危機」完全再演ツアーであること、および、超高齢化もあってかチケット売れ行きは上々だったようで、追加公演も既に決まってるわけで、郵送でギリギリ追加公演@NHKホールに間に合うタイミングでのチケット入手。

久々の Before & After ... (メンバー中 3/5 が別人だけど!)
イメージ 1



【 さて、会場に行ってみましょう 】

NHKホールねぇ…。
好きでも嫌いでもないホール。飲食物が如何にも大昔の公共施設レベルなので、事前に近くで牛タン麦とろ&ビールでがっつり腹ごしらえしたのが、この日の最初で最後の食事。丁度この追加公演の1か月前に メータ/イスラエルフィル をここで観ましたが、ロックコンサートでは初めてです。チケはオークションで入手したのですが、オケピを塞いだ超前列席が若干高額で出てて、舞台低めなホールなのでかなりいいかも…と思いつつ、Jonちゃんじゃ無いから…(いや Jon ではあるんだけど)と弱腰で、定額以下の2階席最後列に。オケ聴くなら良くは無くても悪くない席ですが、やはり遠すぎました、こりゃS席とは言えん。双眼鏡持って行って大正解。

土曜の17:00開演。イマイチの天気とはいえ、まだ充分明るすぎる時間帯、黄色く色づいた木々が少し寂しげになった時節、公園入口ではオーガニックなベジタリアン祭。屋台をひやかしつつ「そりゃもぅ Howeちゃんは完全ビーガンだからね…」と内心突っ込んだミーハーファンは私だけではなかろう。祭を抜けてホール前に入ると…

イメージ 2

会場20分後・開演25分前というのに、全席指定というのに、キャパ3500人というのに、6列入場というのに、長蛇の列。なにかと思ったら、グッズ販売に直行したい人が会場時間前後に大挙したらしい。

物販コーナーも長蛇の列。ゆっくり喫煙なぞしてたら出遅れて、整理係が「今から並んでも開演に間に合わないと思われます」とアナウンスする中、一応見るだけ見ようと。でもこの手の物販、大昔にパンフを1度とサイン色紙付きLP1度買ったことがあるだけで、買う気はまったくないんだけど、見ておかないと気が済まない。
で。ここでも別カウンターでも販売してたのが、東京公演の音源DL用ID、驚きの3,500円也。会場いかないと手に入らないライヴグッズ扱いなのが、お商売感あふれてます…。終演後もロビーでプラカード振り振り大声で売ってました。結局すごく愉しめたライヴだったので正直心が動いたのですが、追加以外の東京公演は結構ヘッポコ風味だったらしいし、それ以上に… つい先日そのくらいの価格で喜ばしく旨いステーキ食べた記憶が甦って、ひかれた後ろ髪をぐっと引き戻した、食い意地野郎のアタクシ(苦笑)

予測はしてたが、予測をはるかに超えた客層の高齢化現象
今年になってめっきり経年劣化が進んだ悲しい自分のルックスですが、それでも、ロビーに居ると「アタシ若い…」と困惑してしまうほど、かつ、クラシック公演の客層とは違えど、決してロックの大御所ライブと思われぬ異様な地味さ(偏見)。大半を占めたのが、会社帰り風にも休日のライヴ観戦モードにも見えない「休日のおじいちゃん」「孫の学校の授業参観にきたおばあちゃん」風。でも、この中には、まだ私がYESを知らない、1973年の初来日公演を観てる人も沢山居そうで、内心非常に羨ましい。「ジョジョ」でYESを知った若いファン層は1,2階には殆ど見られませんでしたが、3階席に結構居たらしい。ツイートなぞ追ってたら、この日は荒木飛呂彦も来ていて、終演後に握手攻めになっていたらしいのだけれど、あたしゃ荒木氏の顔も知らん。



【 今回のメンバー 】

Vo. Jon Davison
G. Steve Howe
Key. Geoffrey Downes
B. Chris Squire
Dr. Alan White

前回2012年の来日では参加したてだった ”アナザーJonちゃん” Jon Davison は、意表をついてアメリカ人(偏見)。子供時分に教会の合唱団に参加していたというのは Chris同様で、根拠として不適切だが「あーナルホドな声ねぇ」と思ってしまう。

【 公演全日程 】

11月23日(日・祝) TOKYO DOME CITY HALL(東京)
11月24日(月・休) TOKYO DOME CITY HALL(東京)
11月25日(火) TOKYO DOME CITY HALL(東京)
11月27日(木) オリックス劇場(大阪)
11月28日(金) ZEPP NAGOYA(名古屋)
11月29日(土) NHKホール(東京)…追加公演
老体に鞭打つ過密スケジュール。しかも Geoffは YES以外の活動も含め今年は 3日に1度以上のライヴらしく。 だから仕込み足りなかったの?

【 この日(追加公演)のセットリスト 】

<SE>
  Benjamin Britten ”The Young Person's Guide to the Orchestra, 
  Variations and Fugue on a Theme of Purcell,  Op. 34” から Fuga
<アルバム “Close To The Edge”(危機) 曲順通り全曲>
  Close to the Edge 
  And You and I 
  Siberian Khatru 
<新作アルバム “Heaven & Earth”(ヘヴン&アース)から>
  Believe Again 
  The Game 
<アルバム “Fragile”(こわれもの) 曲順通り全曲>
  Roundabout 
  Cans and Brahms 
  We Have Heaven 
  South Side of the Sky 
  5% for Nothing 
  Long Distance Runaround 
  The Fish (Schindleria Praematurus) 
  Mood for a Day 
  Heart of the Sunrise 
<アンコール1>
  I've Seen All Good People 
  Owner of a Lonely Heart
<アンコール2>
  Starship Trooper



【 色々な評判と期待 】

前夜は朝まで初日以降のセットリストやライヴレポを読んだり YouTubeでこの1年くらいのライヴ映像をチラホラ観ては盛り上がってました。この10年ほど音楽雑誌もWebの評論もぜーんぜん追ってないので、読み応えあったわ。

いやもぅ今回、初日は結構笑えたようですし(最早オジイチャン達は定速演奏不可の噂も…)、毎回なにかしら”やらかしてくれて”いたらしいです。Mood For a Day でアンプ入ってなくて弾きなおし、とか、総じて Geoff ヘロヘロで シベリアンはシビリアンに受け入れがたい「ダウンズ領域」発動、とか、Alan白ったら最後ロンリハなのにドラム叩き始めて一人宇宙船、とか、アンサンブル崩壊してやりなおした100%無益(これは想定内!?)、とか。ファン心理はキッパリ2分されていて、けちょんけちょん(老害呼ばわり または メンバー変えろ) / 天然 または 味わい。後者の方々には、この年になってもメンバーは変に”愛されている”感があって、「師匠(Howeちゃん)が 名古屋駅でおにぎり買ってる!」目撃談や「おにぎりパワーで演奏にスピード感が戻ってきた!」なんてツイートが光速で。やぁん、Howeちゃん魚も食べないビーガンの筈だけど、そうすると具は梅?昆布?高菜?それとも玄米塩むすび!?なんて一人盛り上がるアタシも相当ミーハー。
でも、さすが(嫌味ではない)Rockin' on サイトのライブレポでは、初日でも、良い面クローズアップした記事になってるようです。
ライヴ中、心正しく画像を撮ってないので、絵ヅラはこちらで ↓

もし、他の公演を見た方が上記セットリストみたら、くやしがるかもね。
全日までの全公演で、メインの選曲も曲順もまったく同一。そりゃま、ツアーの意図としても曲目変えるとしたら、最新作からのチョイスかアンコール曲しか無いけど。で、そのアンコール。最終日以外は1度だけだし(各2曲)、たしか1晩除き全てラストが”ロンリハ”。偏見とわかっちゃいても往年のファンとしてはちょっとだけ残念でしょ!
だけど、ふふ、追加の最終公演ですからね、ひそかに期待はしてたんですよ〜。
うふふふふ、ふふふ、ふっふっふっ。満足♪

(というわけで、詳細および感想は次回に。)



【 本編を次回に残したまま余談 】

念願の「危機完全再演」とはいえ、ふふ、実は今年2月に、「危機全曲披露」ってのを観てるのですよ。今年は「危機に始まり危機に終わる」わけ(かなり嘘)。ホンモノの海外公演おっかけた訳ではないけど、アマチュアのコピーバンドでもないのよ。長すぎる記事をけずるのサボっているうち、タイミングを逃して今日に至る。今年のうちに1記事でアップできるかな? ← 来年2月に「昨年のいまごろ…」って書き出しの記事になるか(爆)

暑いです。丑の日に食べ損ねた鰻を、本日食べて満腹で苦しいです…。
さて随分と前の話ですが。
甥姪(高校生)と映画館に。
姪のリクエストで穴雪を観る。(検索逃)

いやぁ、良く寝たわ。

前評判で、歌がいいのわるいの、ジェンダー論的に云々だの言うので、
ちゃんと観る気で出向いたんだけど、やっぱ Disney 性に合わん
2〜3度目を覚まして 起きてた時間は 合計5分くらい
熱血男子が不細工だとか、
オッサン臭い雪だるまが溶けちゃうじゃん!って印象しか記憶無し  
 ↑  ほんとに こんなだっけ?

で、それはともかく。
きっかけがあって、例の主題歌 れりっご〜♪の作曲者、
Robert Lopez の受けた音楽教育について調べてたら、
”自分にとっては” 非常に興味深かった。
まだ概要しかわかんないけど、このあと某所に提出するので、
覚書としてここにも載せておきます。
現在、Google検索で、日本語ページでは、
詳細な経歴…どころか、グリニッジハウスの名すら出てこないんで。
また、英語頁でも数か所から集めてまとめたものです。
後日加筆訂正予定、その場合は訂正箇所指示を入れます。
また、カテゴリと書庫が「洋楽」ではなく「クラシック」なのは、
ミスではなく個人的事情なので気にしないように。

この後の記述は調査結果だけなので、
Robert Lopez に興味無い方は、本日はここでサヨウナラ〜
暑いからって、油断して寝冷えしないようにね ♪


****************

ソースは 英語wikipedia→ The New York Times などの記事(含・インタビュー)→ 登場する各機関のサイトや、登場する人物の 過去所属した団体などのバイオ → 適宜取捨選択して編集、とりいそマトメで、誤訳による間違いの可能性が充分あり。引用しちゃだめよ。

6歳で、父親の仕事の都合で1年を過ごしたMA から NY に戻り、このとき初めてピアノを弾き始める。MA在住時代に又貸ししてたアパートメントにピアノがあり、Lopezに 母親が「習いたい?」と聞くと「うん」と言う。で、「習うんなら真面目にやれよ、辞めるようなことがあったら、これを(ピアノを!?)食わせてやる」ってことで7歳にして自分のピアノを買ってもらうことに。(えええ!)

マンハッタンの Greenwich House Music School (グリニッジハウス音楽学校:3歳からの幼児音楽教室や社会人教育をしている、専門学校的な機関らしい。合奏や個人レッスンの夕方からの単独クラスも受講できる)で Bennett Lerner の教えを受ける。(ベネット・ラーナー: 1990以降タイに基盤を移しパヤップ大学で指導をしているが、国際的に活躍したピアニスト。レパートリーが広いが、特に近現代が得意で、母国の Copland, Barber, Schmann, Ramey などの作品紹介に一役かっており、Aaron Copland のピアコンの初演も務めている。Claudio Arrau の弟子。)7歳で、Lerner の勧めと助けを受けて、初めての、歌の作曲をする。(曲名 "Oy Veh, What a Day"。)また11歳で初めて、ミュージカルの歌を作曲する。(これらは仕事としての作品ではなく、単に、作曲をした、という事実のみ。)

Greenwich House では15年以上にわたりレッスンを受け続けたそう。母親によれば中だるみ時期もあったそうで、中学時代は Billy Joel を聴くことにハマっていたらしい。中だるみ期、Lerner はピアノだけじゃなく他の楽器も触ってみたらどうかとすすめ、暫くサックスを吹いていた。また、他の機関で作曲も習い始める(機関名や具体的な時期は未確認、推定で中学〜高校の頃。)

この間、Hunter Collage High School に進学。音楽学校でもなければ音楽専攻でもない、というかアメリカでトップクラスの公立校で、授業料無料。英才教育に近い環境で学ぶ。芸術やスポーツの課外活動にも積極的な学校で、音楽活動としては合唱団やジャズバンド、オーケストラもあり、海外遠征の機会もあるそう。Lopez 自身がどう関わったかは未調査。

人文科学系で評価の高い名門 Yale University に進学、B.A. として卒業。在学中、歴史ある学内の男性アカペラグループ「Spizzwink(?)」に参加。曲の提供をしていたかは未調査。文学専攻で英文学や聖書講読に励む傍ら、音楽科の Allen Schwartz (Lopez のメンターでもあったそう)による、Cole Porter や George Gershwin 研究の授業も受け、Lopez は インタビューで、これが自身の作曲に大いに役立ったと語っている。

CTでの大学時代を通じても、定期的にNYの Greenwich House には通い続け、このころのピアノの師は、Bennett Lerner から、学校の主任教授?総責任者?理事長?(Chairman)の German Diez に代わっている。Diez は、キューバ生まれで、Lerner 同様  Arrau の弟子。

大学卒業後は、ミュージカル制作で身を立てたいと志し、NYに戻る。ファイザー社でのパートタイムの仕事および Greenwich House での週末の受付で稼ぎながら、BMI Lehman Engel Musical Theatre Workshop という、アメリカでミュージカル作家養成の権威として認められている2団体(2活動?)のうちの1つに参加しはじめる。 のちにブロードウェイにも進出するようになる人形劇 “Avenue Q” を BMI の課題としてはじめ、作詞担当の Jeff Marx とともに Greenwich House の教室で制作にはげむ。時に落胆する Lopez を「結果を急ぐな、誰の人生にだって迷いはある」と励ましていたのが German Diez だそう。また BMIでは、のちに妻となる Kristen Anderson とも出会っている(穴雪の主題歌の作詞は、この Kristen Anderson Lopez による)。そして BMI当時 Jeff Marx と共に作った児童劇 "Ferdinand the Bull" と "Reading Rainbow"が最初に著作権を取得した作品となった。

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