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ロボット軍団はしっぽをまいていなくなり、 チキンシャトルに乗っていたヒッコリーズは、 無事にたすけだされました。 ライスマンとモカタロウとヒッコリーズは、 ノラボットの島へ行き、ギャロップにあいました。 「やくそくをまもってくれてありがとう、ライスマン」 ギャロップは、あのしずかな声でいいました。 「ぼくこそ、ありがとうございます。ギャロップさん」 ギャロップの頭にモカタロウが、とびのりました。 ノラボットやヒッコリーズも、それを見て楽しそうに笑いました。 グレインワールドに、つかの間の平和なときがおとずれました。 しかし、このノラボットの島からそう遠くはない、 アイアン島では、ロボットリオとスモーゲル将軍が、 ライスマンにやられた怒りをぎらぎらとたぎらせて、 新たな作戦をねりはじめていたのです。 「ライスマン」エピソード5 おわり |
ストーリー
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ノラボットの島の岩場に立ったギャロップは、 水平線のかなたの空にうかんだ、 ライスマンのたたかう光を見ていました。 じっと見つめているギャロップの頭に、 とても古い記憶の映像がよみがえってきました。 それは人間の思い出とはちょっとちがいます。 ロボットならではの、完全に再生された映像でした。 色の情報はところどころ失われていますが、 声や動きは、当時ままに残っています。 その思い出とは、ギャロップと、 ギャロップたちを造ってくれた「おとうさん」のようなロボットが、 楽しくピクニックをしているようすでした。 そう、そのロボットとは、いまロボット軍団をひきいて、 世界征服をたくらんでる「スモーゲル将軍」の、以前の姿、 グレインワールドのまもりがみ「スモーケル」だったのです。 |
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新しい超能力「ライスビーム」をはなったライスマンは、 さらに、超能力「パラパライス」をつかって、 自分の分身をたくさんつくりました。 ライスマンの数は88人にのぼります。 そのひとりひとりが、大空を自由におよぎながら、 ライスビームを発射しました。 そうなるともう、ロボット軍団は、 しっぽをまいて逃げるしかありません。 つきづきと、ポクシーロボットやツナミリアが逃げだしました。 そのようすを、ポクシーポッドから見ていたロボットリオはは、 さっきまでの高笑いがふっとんで、 腰をぬかすほどにおどろきました。 なかでもスケルトン博士は、よっぽどショックが大きかったのか、 口を大きくあけて、あぜんとして、 しばらく動くこともできないほどでした。 |
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大空へまいあがったライスマンの胸の「※」マークが、 さらにつよく光りはじめました。 そして、次のしゅんかん、 その※マークから、矢のような光線がとびだしたのです。 そう、これこそ、 ライスマンが「パラパライス」につづいて、手に入れた、 新しい超能力、「ライスビーム」なのです。 光の矢、「ライスビーム」は、ものすごいスピードで、 ポクシーロボットの体をつらぬきました。 あっというまに、ポクシーロボットをやっつてしまいました。 ライスビームは、大変なパワーをもった超能力なのです。 ロボットたちは、びっくりしておののきました。 すでに海の底にしずんでいるはずだと思っていたライスマンが、 突然あらわれて、とんでもない超能力を発揮したからです。 ライスビームを身につけたライスマンに勝てるロボットは、 ここにはいませんでした。 どんなに大群でおそいかかろうと、 ライスマンは、「パラパライス」という超能力も持っているからです。 トンボロオーシャンの海面が、黄金色の光にそまりました。 その光は、グレインワールドに希望をもたらす光でした。 |
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トンボロオーシャンにたどりついたライスマンは、 大空に向かってジャンプしました! 「超能力を出そう」としたのではなく、 体が無意識に動きだしてしまったのです。 大空に舞いあがったライスマンの眼下には、 ロボット軍団にかこまれたチキンシャトルがありました。 海からはツナミリアが、空からはポクシーロボットが、 ヒッコリーズの乗ったチキンシャトルを攻撃しているのです。 ロボットたちも、ヒッコリーズも、ロボットリオも、 まだだれも、ライスマンが、 トンボロオーシャンに到着したことは知りません。 いよいよ、ライスマンとロボット軍団のたたかいが、 はじまろうとしています。 ライスマンは、超能力をちゃんと取り戻したのでしょうか? このロボットの大群を、たった一人でたおせるのでしょうか? ライスマン・エピソード5、最大の山場がついにやってきました! |


