のんびりと古代史

自分なりに「削偽定実」を試みる。

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【エストラダ・エバンス学説】
我々の常識ではにわかに信じられない報告がある。
日本の学界では荒唐無稽のこととして扱われ葬られているようだが、
古田武彦氏はその著書で繰り返し紹介している。

【古田武彦著「風土記にいた卑弥呼」】
古田武彦著「風土記にいた卑弥呼:第二章日本人はどこへ行ったか」
の冒頭部分を引用する。
「エストラダ・エバンス学説:1965年、南米のエクアドルの考古学者、
エミリオ・エストラダ氏とアメリカの人類学・考古学者、エバンス夫妻による
重要な報告が出された。南米エクアドルのバルディビア遺跡から、
日本の縄文土器と酷似した土器群が発掘されたというのである。
しかもそれは、わが日本列島の縄文中期、九州の有明海沿岸部の土器群と
共通する文様をもっているという。
博士夫妻は次の諸点に注意をうながしている。
第一に、その相似点は一ポイントや二ポイントではなく、
各種のタイプの複合した共通性をもっている。
つまりこれを偶然の一致とみなすことはできない。
第二に、日本列島には縄文中期に至るまで何千年もの、
長い土器文明の伝統がある。いいかえれば縄文中期の土器群は、
その、気の遠くなるような長年月の土器技術の蓄積の結果である。
しかるに、南米エクアドルの場合、そのような伝統が見出せない。
突如、バルディビアの土器文明が開始しているように見える。
日本列島で何千年もかかってなしとげた文明を、それとはまったく無関係に、
全く別の人間たちが突如開始できるはずはない。
第三に、日本列島から南米エクアドルまで、地球上屈指の大暖流が貫流している。
いわゆる黒潮、北太平洋海流、カリフォルニア海流などがこれである。
したがって日本の縄文人たちの舟が海流にのってこの地に辿り着くことは、
十分に可能性がある、と。」

【エミリオ・エストラダ氏とエバンス夫妻説の可能性】
エミリオ・エストラダ氏とエバンス夫妻は土器文明の蓄積がないエクアドルに
突然縄文土器と酷似した土器が出現したことの理由として、
日本列島の縄文土器の技術者が海を渡ってエクアドルまでやってきたに違いない、
と結論付けているのである。
ある時舟に乗って海に出た縄文土器技術者が黒潮に流されて漂流、
北太平洋海流、カリフォルニア海流にのってエクアドルに漂着し、
エクアドルの地で縄文土器を焼き上げたと想定したのである。
2011年の東日本大震災で津波で流されたものが
アメリカ大陸の海岸で発見されたというニュースは何度も耳にしたので、
海流の流れがエミリオ・エストラダ氏とエバンス夫妻の説通りであることは
疑う余地はない。
縄文中期というとBC3000年〜2000年の頃である。
この頃造られた船が果たしてエクアドルまでの漂流に耐えられたかどうか、
あるいは先進文明の船が日本列島にやって来て
縄文土器技術者をエクアドルまで運んだということがあったかどうか、
いずれにしても5000年前に日本列島の縄文土器の技術者が
エクアドルまで到達した可能性を真剣に考えなければならない。  

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