のんびりと古代史

自分なりに「削偽定実」を試みる。

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【正史の使命と史料批判】
日本書紀は歴史書の形をとっている。
歴史書の形をとっているということは編纂者が過去の事実を記しているという建前があるということである。
古今東西の正史は時の権力者に都合の悪いことは隠してしまうか脚色して記すという方法をとる。
正史と呼ばれる歴史書が史実を書きかえているのだとすると何のために存在するのであろうか。
粉飾されていても内容を史料批判することによって史実をあぶりだすことができるというのが優等生の答えかもしれない。
内容を吟味すれば編纂時の権力者の考え方がわかるというのも解答の一つだろう。
明らかに書きかえていることがわかる箇所についてなぜこのようなことをしたかを考えれば、権力者が後ろめたく考えていることや自分を現実以上にすぐれた存在としてアピールしようとしていることがわかるかもしれない。
あるいは政権の考えている統治の理想的な形態が導き出されることもあるだろう。
何よりも史書において普遍的なことは最高権力者の血脈を高貴なものに見せようとすることである。
彼らにとって自分の存在が神に近いものであり、自分の口から発せられる言葉は常に正しく、現政権のやり方に従っていれば将来の幸福は保証されているというイメージを醸成することは重要なこと。
日本書紀などの正史は、権力者にとって単なる歴史書ではなく、過去の歴史における問題点を解決した上に成立している理想的な統治形態を有していることを内外にアピールし、過去に立脚して将来に至るまで永遠に継続する政権の正当性を表明している。
 
【日本書紀に与えられた困難な課題】
特に日本書紀編纂者は、文武→元明→元正と三代にわたって即位資格があいまいな天皇の即位を正当化させなければならなかった。
編纂時の天皇である元正の即位を正当化するためには他の天皇の即位も正当化しなければならず、即位の考え方を正史の中で示す必要があった。
大宝律令の制定で新たなスタートを切った日本国はなぜかはじめから正当化することが難しい天皇をいただいていたことになる。

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