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連載「2ストロークの街」〜最終回
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「その旗の元に」
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2006年の年末台北旅行記。
今回が、連載10回目。最終回です。
前回記事は、
http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/48616905.html
こちらです。
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今日の写真は、中正紀念堂の大中至正門。
精緻な細工が施された、美しい門です。
白い柱、紺碧の瓦屋根。
ため息が出ます。
そして、その門の元には、たくさんの旗が。
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国際空港でも、忠烈祠でも、故宮博物館でも。
どこに行っても、この旗が、掲げられていました。
みなさん、この旗、見たことありますか?
中華民国の国旗です。
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ご存知の通り、台湾は、
中華人民共和国、いわゆる中国が、
自国の一部と主張しています。
中国は、国際連合常任理事国ですから、
国際的には、台湾は、独立国家としては、
認められていないんですね。
事実上、独立している状態なわけですが。
そんな状態なので、台湾の人々は、
未だに、自国の旗を、
国際行事、例えばオリンピックなどで、
掲げることは許されないんです。
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台湾国内でも、いろんな意見があって、
独立派、中国併合派、など、
揺れている状態ではあります。
ただ、
事実上の独立状態でありながら、
自国の旗を、国際的に掲げられない国って、
それほど多くあるわけではありません。
かなり、珍しい、そして、なんとも不安定な、
微妙な国、あるいは地域、である、ということです。
台湾海峡の軍事演習がどうとか、ニュースで聞く度に、
一体この先、台湾は、
どうなっていくのだろう?と、
心配になります。
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そう考えると、私たちの住む国の周りにも、
様々な火種があるってこと、意識しますね。
決して他人事ではありません。
例えば、私自身も行ったことがある、沖縄県の石垣島は、
距離的には、沖縄本島より、台湾のほうが、はるかに近いんですね。
私たちの国は、たまたま、今、
平和だってこと、意識したいです。
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台北を旅していて、この旗を見かけるたびに、
台湾の人々は、この旗を、
どんな思いで見つめているんだろう?って、
考えました。
優しさに溢れた、情熱的な、台湾の人々が、
憂いなく、平和で、安全な日々を、
得られますようにと、心の底から、祈っています。
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全10回の連載、最後までおつきあいいただき、
ありがとうございました。
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♪当たり前すぎて忘れていました。台湾って国際的には独立してないんですよね。行ったことないので、私の勝手なイメージですが、中国よりも衛生的で美しい国なのでは?と思っていました。最近何かとお騒がせな中国には併合されてほしくないな、とも思ってしまいます。ま、これはあくまで私の勝手な意見ですが…。
2007/6/10(日) 午後 6:03
台湾の旗・・ですか!そう言われてみれば、初めて見た気がします。
日本にいると平和で忘れてしまいますが、世界にはいろんな意味で微妙なバランスの上に今の状態があるんですよね。
戦争になっているところもあるし、一触即発の地域もある。
できれば、今起こっている戦争は一日も早く終わり、危険なところは危機を乗り換え、真の意味での平和な世の中になりますように・・・
2007/6/13(水) 午後 7:09
●chococoaさん、ようこそ。
そうですね。忘れちゃいそうになるくらい、普通に独立国と同様の台湾、ですよね。確かに、同じ漢民族の国とは思えない、大きな違いがあるんですよね。その差は、どこから生じるのか。これは何かのヒントになりそうだと思うのですが。
いつもコメント、ありがとう。
2007/6/17(日) 午後 11:43
●萌ママさん、ようこそ。
台湾の旗、正確には中華民国の旗なのですが、見る機会がないですよね。そういう状態なんですよね。台湾。
日本を含む、東アジアは、戦闘状態ではなくても、とても危険な状態だと思います。ほんとうに、戦争のない世界になるといいのにと、心から思います。
いつもコメント、ありがとうございます。
2007/6/17(日) 午後 11:45
次回台湾に行くときにはRickさんのブログを読み返して行きたいと思います。子供の頃初めて台湾に行ったときに比べたら、緊張はかなりゆるんでいるんですが、やっぱり独特の雰囲気はありますね。
2007/6/17(日) 午後 11:53
●けろこさん、ようこそ。
けろこさんに読んでいただき、うれしかったです。ただ、私は一度台北にだけ行っただけで、あとは本から得た知識でしかないんですよね。けろこさんが、直に感じて来たものは、私の表面的な知識より、はるかに貴重なものです。折に触れ、またけろこさんの話、聞きたいです。
いつもコメント、ありがとうございます。
2007/6/18(月) 午前 0:07