Rickの日記

ウチの猫・ソマリの「なな」、野に咲く花、旅行記、おいしいもの、地元・二子玉川、など。

海外旅行

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みなおと。

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連載「太陽を探して」〜第5回

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「みなおと」

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5月に旅したイタリアを紹介しています。

今回が、連載第5回。

前回記事は、

http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/49263854.html

こちらです。

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もう10年以上前のことになるのですが、

ニュージーランドのオークランドで、

生まれて初めて、帆走のヨットに乗りました。

忘れられない思い出です。

帆走状態の船が、エンジンによって運行する船と、

それほどまでに違うとは、思いませんでした。

音もなく、滑らかに、

水の上を、進行方向へと引き寄せられる感覚。

舳先に、水が触れる、ピチャピチャと言う音。

マストなどを固定するロープが軋む音が時々。

それ以外の音は、全くしないんです。

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エンジンの音、振動。

舳先やスクリューが、水を切り裂く悲鳴。

それらがなくなるだけで、

同じ船でも、まるで別の乗り物です。

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今回の写真は、有名なリアルト橋。

上が、船の上から撮影した、橋の全景。

下は、リアルト橋から撮った、カナル・グランデ(大運河)です。

真ん中に、ベネツィア観光の定番、

手漕ぎのゴンドラが写っているの、わかりますか?

モーターボートに囲まれていますが、

漕ぎ手がオールを操っている様、判別できると思います。

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ベネツィアで、ゴンドラに乗って、

細かい水路を抜けて行く時、

ふと、オークランドのヨットを思い出しました。

この、静けさ。丁度いい速度。

今、この時代に生きる人は、早く移動しすぎるし、忙しすぎる。

だから、何かを失い続けているのでは?と、

少し不安を覚えました。

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リアルト橋に立って、カナル・グランデを眺め、

行きかう船を目で追っているとき、

エンジンが、なかった時代のことを、想像してみました。

そこには、帆船と、オールで漕ぐ船以外はありません。

岸には人々の声が響き、それが、

辺りに活気を与えていて。

現代のリアルト橋は、エンジンとスクリューの音の中。

否定するつもりはないのですが、

この橋の上で、水音の、やさしい響きだけを聞くことができたなら、と、

思いました。

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独自の文化、雰囲気を持ったベネツィア。

いつの日かまた、必ず、

訪れてみたい街です。

平和の象徴。

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連載「太陽を探して」〜第4回

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「平和の象徴」

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5月に旅したイタリアを紹介しています。

今回が、連載第4回。

前回記事は、

http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/48943156.html

こちらです。

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ミラノから、アウトストラーダを東に。

妻が「早く行かないと沈んぢゃう!」と、ずっと言っていた、

有名な観光都市へ移動です。

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生憎の雨の中、まずはホテルにチェックイン。

泊まったのは、島全体がホテルの敷地になっている、

サンクレメンテパレス。

このホテルは、私が今までに泊まったヨーロッパのホテルの中で、

一番でした。

広々とした部屋は、海辺に位置していて、窓を開けると、

その窓のある壁に打ち寄せる波が、優しい音を響かせています。

穏やかな海の向うには、隣の島々の、オレンジ色の屋根が見えて、

その向うに、サンマルコ寺院と、その鐘楼が。

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もう、おわかりですよね。

ベネツィア、です。

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秋になると、

アクアアルタと呼ばれる浸水に見舞われることも多く、

先々が心配な状態なベネツィア。

これも、環境悪化に関連しているのでしょうか?

私たちが訪れたときは、全く問題なかったのですが。

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チェックインした日は、雨と言うこともあり、

ゆっくりホテルで過ごし、

翌日、いよいよ観光に出かけました。

天気は、晴れ!

予報が外れて、とてもラッキーでした。

朝一番で、ドゥカーレ宮殿の中を見学してから、

モザイクで有名なサンマルコ寺院へ移動です。

この時点で、教会の前には、大変な行列ができていたのですが、

現地ガイドの方が、ここの警備員とお友達だとのことで、

難なく行列を突破!

こう言うこと、イタリアでは多いようですね。

おかげで、時間的にも、非常にスムースに見学できました。

その後、世界で一番美しい広場、と呼ばれる、

サンマルコ広場へ。

今回の写真は、上が、その広場に立って撮った一枚。

その上の写真に写っている、鐘楼から撮った広場が、

下のほうの写真になります。

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広場に立つと、積み重ねてきた歴史の響きと、

ただ単純に、美しいものに囲まれているという喜びに、

心が揺さぶられます。

さらに、世界中から、様々な人々が、

同じ広場に佇む不思議さ。

永い時間の経過を感じさせる場所で、

いろんな人が集まっている様は、

平和の象徴のように、いつも感じます。

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小さな小さな独立国家の、

貴重で、かけがえのない、もの、こと。

美しい遺産の数々だけではなく、

その精神、しくみ、知恵、なども。

なぜ、この地で、これほどまでの「意味」が、

濃縮されているのだろう??と、

不思議に思います。

さらに、その街が今、

少しずつ、侵食されているのです。

そう。私たちの時代に。

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次回も、ベネツィアの紹介、

続けます。

よろしかったら、ぜひご覧ください。

その旗の元に。

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連載「2ストロークの街」〜最終回

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「その旗の元に」

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2006年の年末台北旅行記。

今回が、連載10回目。最終回です。

前回記事は、

http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/48616905.html

こちらです。

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今日の写真は、中正紀念堂の大中至正門。

精緻な細工が施された、美しい門です。

白い柱、紺碧の瓦屋根。

ため息が出ます。

そして、その門の元には、たくさんの旗が。

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国際空港でも、忠烈祠でも、故宮博物館でも。

どこに行っても、この旗が、掲げられていました。

みなさん、この旗、見たことありますか?

中華民国の国旗です。

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ご存知の通り、台湾は、

中華人民共和国、いわゆる中国が、

自国の一部と主張しています。

中国は、国際連合常任理事国ですから、

国際的には、台湾は、独立国家としては、

認められていないんですね。

事実上、独立している状態なわけですが。

そんな状態なので、台湾の人々は、

未だに、自国の旗を、

国際行事、例えばオリンピックなどで、

掲げることは許されないんです。

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台湾国内でも、いろんな意見があって、

独立派、中国併合派、など、

揺れている状態ではあります。

ただ、

事実上の独立状態でありながら、

自国の旗を、国際的に掲げられない国って、

それほど多くあるわけではありません。

かなり、珍しい、そして、なんとも不安定な、

微妙な国、あるいは地域、である、ということです。

台湾海峡の軍事演習がどうとか、ニュースで聞く度に、

一体この先、台湾は、

どうなっていくのだろう?と、

心配になります。

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そう考えると、私たちの住む国の周りにも、

様々な火種があるってこと、意識しますね。

決して他人事ではありません。

例えば、私自身も行ったことがある、沖縄県の石垣島は、

距離的には、沖縄本島より、台湾のほうが、はるかに近いんですね。

私たちの国は、たまたま、今、

平和だってこと、意識したいです。

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台北を旅していて、この旗を見かけるたびに、

台湾の人々は、この旗を、

どんな思いで見つめているんだろう?って、

考えました。

優しさに溢れた、情熱的な、台湾の人々が、

憂いなく、平和で、安全な日々を、

得られますようにと、心の底から、祈っています。

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全10回の連載、最後までおつきあいいただき、

ありがとうございました。

世界で一番。

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連載「太陽を探して」〜第3回

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「世界で一番」

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5月に旅したイタリアを紹介しています。

今回が、連載第3回。

前回記事は、

http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/48789409.html

こちらです。

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前回、私が見たいと切望していた、

ミラノのドゥオモを紹介しました。

今回は、そのすぐ側にある、

これもまた、有名なものを紹介します。

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私、世界一だと思うんです。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア。

これほどまでに、美しいアーケードを、私は知りません。

この、芸術品と言っていい建造物は、

今でもミラノの中で、実際に、「生きて」います。

カフェ、ブティック、レストラン。

様々な店が、実際に営業していて、多くの人々が行き来して。

私は、こんなふうに、

人々の暮らしの中で息づく美しいもの、が、好きです。

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上の写真は、アーケードの中心部の交差点で撮影しています。

ガラス張りの、アーチ状天井。

形状の美しさと、空の色を写す透明なガラス。

素晴らしいです。

下の写真は、アーケードの外側から撮影したもの。

この撮影位置からは、右手側に、

前回紹介した、ドゥオモが見えています。

この入り口から入って、アーケードを逆側まで通り抜けると、

そこには、有名なスカラ座があります。

位置関係、ご理解いただけますでしょうか?

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このアーケードができたのは、1877年だそうです。

日本では、明治10年で、西南戦争があった年になります。

130年の時間を経て、世界中に様々なアーケードができてもなお、

このガッレリアの美しさは、群を抜いている気がします。

雨降りのミラノを歩き、ここに入って傘をたたみ、

天井のガラス越しに曇天を仰ぎ見たとき、

このアーケードの、存在について、

いろんな想いが浮かんできました。

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私の育った千葉県中央部の街にも、

私が小学校の頃に、駅前の商店街がアーケードになりました。

道路全面に屋根があるタイプのもので、

とても賑やかで、人通りも多いところでした。

雨が降っても傘を差さずに買い物ができて、とても便利に思ったものです。

それから月日が経ち、

駅前よりも、郊外型の大型ショッピングモールに客が流れ、

人気の落ちた商店街にシャッターの下りた店が増えて、

利点であった屋根は、昼間でも店先を薄暗くしてしまう日覆いに過ぎなくなってしまい、

維持費のこともあって、数年前、

撤去されました。

ほんの、20年ほどの間だけ、存在したことになります。

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このガッレリアが見つめた130年は、どうだったのでしょう?

先の大戦の戦禍により、街の大部分を失ったミラノ。

決して、平穏とはいえなかった時代を経ても、

しっかりと、現代に息づいているんですよね。

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守られる必要のあるもの。

守ろうと思わせるもの。

必然的に、存在すべきであると認められるもの。

このアーケードが、多くの「意味」に支えられて、

今まで存在し続け、これからもきっと、

存在し続けるであろうことを、

実際にここを歩きながら、思いました。

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イタリアには、様々な、いい意味での、

かけがえのない、「世界で一番」が、たくさんあります。

このガッレリアもまた、そんなものの一つ、ではないでしょうか?

もう、大丈夫?

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連載「太陽を探して」〜第2回

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「もう、大丈夫?」

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5月に旅したイタリアを紹介しています。

今回が、連載第2回。

前回記事は、

http://blogs.yahoo.co.jp/rick206xs/48441859.html

こちらです。

今回の連載の前、海外旅行の連載として、台湾旅行を紹介しました。

その際には、「ガイドブックに載らない台湾」を中心に、

写真を選び、記事を作ったのですが、

今回のイタリアは、真逆で行こうと思います。

有名観光スポットの、「今」を紹介する、というパターン。

それもまた、いいかな?と、思いまして。

ま、とは言え、

私なりの写真には、なっているとは思いますが。

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さて、今回は、ミラノ。

前日の夜遅くチェックインしたホテル、

グランド・ホテル・ヴィスコンティ・パレスですが、

観光のため、朝一番でチェックアウト。

とってもいいホテルだったのですが、滞在時間は、わずか9時間。

駆け足旅行の辛いところですね。もったいない気もします。

が、

生憎の雨の中、朝一番で予約してあった、「例の絵」と出会うためなので。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会という、

ステキな教会の左側にある食堂の壁の絵。

完全予約制で、数ヶ月待ちになっていました。

映画の影響もあるのでしょう。

でも、その予約制であることのおかげで、

少人数で、ジックリと、その絵を見ることができました。

感動しましたよ。

もう、おわかりですよね。

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。

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日本では、なかなか難しいのかもしれませんが、

名画を、予約制で見せるって方法、

いいと思うんです。

せっかく素晴らしい絵があっても、日本の美術館の特別展示だと、

まともに全体を見ることすらできないことが多くて。

多少、お金が高くなってもいいから、予約の人だけに見せる時間と、

一般の客が見れる時間を分けるなどして、

対応してくれたらなぁと、いつも思います。

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感動の体験をした後、

さらに、ぜひ見てみたかったところへ。

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今回の旅行の計画段階で、どうしても見たい!と思ったのが、

私はミラノとフィレンツェ、妻がヴェネツィアとカプリ島でした。

私が、どうしてもミラノで見たかったもの。

それが、この写真、です。

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美しい教会だと、思いませんか?

何年前だったか忘れましたが、

テレビ局の旅番組で、この姿を見たとき、

強烈に、これを自分の目で見てみたい!と、思ったのです。

バルセロナのサグラダファミリア、パリのノートルダム、

同じイタリアでも、フィレンツェのドゥオモなど、

有名な教会は、他にも色々ありますが、

ずっと、見たいと思い続けた教会だったんです。

実際に、この目で見ることができて、感動しました。

やっぱり、写真やビデオで見るものとは、違いますね。

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ミラノのドゥオモは、ここのところずっと、

正面が幕で覆われていて、見ることができませんでした。

上の写真、見てみてください。

今は、こんな感じ、です。

もう、大丈夫、でしょうか??

もちろん、ほんとは全体が見れたらいいんですけどね。

でも、正面だけではなくて、例えば裏側も、いいんです。

それが、下の写真。

精緻な細工が施された壁面。ミラノで一番高い場所にある、

マリア様の像が、輝いています。

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この建物は、ミラノの街にあります。

そんな当たり前のことを、なんで??って、

思うかもしれませんが、

それが、重要なことだと思うんです。

全ての、有名な建造物や遺産、美しい光景も、

その場所にあるからこそ、の何か、が、

必ずある気がするので。

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雨が降る中、

アフリカ系の人と中国系の人が、手にたくさんの傘を持って、

売り歩いています。

露店で、サッカー応援グッズが売っていて、

売り物のタオルを指差して、地元の人が、何やら話し込んでいます。

世界中から来ている観光客と、地元の人が、

入り混じって、ドゥオモの周りを歩いていて。

大都会の雑踏の中、凛として、佇む教会。

その、音と、人の流れと、光、ニオイ、全てが、

この建造物の一部なんだと思うんです。

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旅は、いいですよね。


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