Rickの日記

ウチの猫・ソマリの「なな」、野に咲く花、旅行記、おいしいもの、地元・二子玉川、など。

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

イメージ 1

最近、日本史の世界で、

どんどん史実の見直しが行われていますね。

38歳の私が、学生時代、

足利尊氏の肖像画だと教えられた武士の騎馬像は、

今では別人のものとされているし、

源頼朝も、どうやら別人では?と、

言われているそうです。

-

今後も、歴史を検証することで、

教科書が書き換えられて行くのでしょう。

歴史それ自体は、もちろん不変のものですが、

私たちの中の歴史知識は、

どんどん更新されて行き、

変わって行くのかもしれません。

-

例えば、悪女とされている、

織田信長の妹、お市の方の娘で、

豊臣秀吉の側室であった、淀君。

ほんとうに、そうだったのでしょうか?

-

為政者が、対抗勢力や、滅ぼした旧勢力を、

悪し様に言うのは、ある意味、当然です。

当時人気のあった、豊臣家から、

その権力を奪った徳川家。

豊臣家の醜聞をばらまいて、

くすぶり続ける豊臣の残党が、再集結する際の、

求心力を殺ごうとするのは、

必要ですらあったのではないでしょうか?

-

歴史は、為政者によって作られるという側面。

「為政者」を、「ある意思や動機を持った特定の者」、と、

置き換えてもいいと思います。

戦争の歴史が、加害国と被害国とで、評価のみならず、

事実関係さえ異なることなどが、

その例でしょう。

常に心に置いておきたいものです。

-

先月、話題の小説、「ダ・ヴィンチ・コード」を読みました。

非常に興味深い本でした。

私、普段は話題の本って、滅多に読まないのですが、

今回は、大好きなトム・ハンクスの主演映画の原作、

ということで、予備知識として、読んだほうがいいかな?

と言った程度の動機で、読みました。

-

最後の、いちばん肝心なところで、

ティービングが、ラングドンに、

クリプテックスを手渡す部分など、

それはちょっと、おかしいなぁ?と思うところが数箇所ありましたが、

それでも、サスペンスとしても楽しめる小説で、

映画も、そちらのほうに主眼を置いてますね。

だから、この作品に関しては、映画を見てから小説、という順序が、

いいのでしょう。

私は、その逆だったので、

話の展開がわかっている分、楽しめない気がしました。

-

サスペンスとしての面白さもありますが、

でも、この小説のすばらしさは、

宗教と権力の関係、だと、私は思います。

-

宗教は、政治と密接な関係があります。

国を治めるために、宗教を利用する、という実例は、

数限りなく、存在します。

したがって、宗教が、為政者によって、

オリジナルな形から、変化させられていくことは、

十分考えられます。

キリスト教について、どうなのかは、

私は専門家ではないので、わかりませんが、

可能性としては、否定できないでしょう。

-

キリストには、マグダラのマリアという妻がいて、

サラという子がいたのかもしれません。

でも、それが事実だとすると、

困る人、または団体があることは確かで、

その人、団体が、事実を隠蔽しようとすることも、

人の世を考えるならば、あっても不思議ではないでしょう。

-

多くの人が、人として生きていくよすがとしている、

宗教についてさえ、

権力・・・特定の人、団体の欲・・・と無縁ではないし、

場合によっては、その権力によって、

書き換えられているという事実。

唯一絶対だと思っている教義、人物像も、

実は、権力欲によって、歪められている可能性がある、ということ。

いろいろ考えさせられました。

-

ただ、これは、声を大にして言いたいのですが。

今のキリスト教が、仮に為政者によって書き換えられた、

人為的な部分を含んだものだとしても、

その教えによって、多くの人が救われ、

生きる道しるべとなっているのですから、

書き換えがあったことで、キリスト教の価値が損なわれる、

ということには、全くなりません。

宗教は、その成り立ちが問題なのではなく、

その教えが、

信者の心のよりどころとなり得るかどうかが、

重要だと思うからです。

-

ちなみに私は、特定の宗教を信仰していません。

知識も、さほどあるわけではありません。

よって、そう言った意味では、

「ダ・ヴィンチ・コード」という小説を、

偏見なく読むことができたのではないか、

と、思っています。

-

案の定、この本に対する、

宗教的非難の声が、上がっているようですね。

-

私は、この本を読んで、

宗教と人のかかわりや、

絶対的、と思われている事象に対する、冷静な観察の必要、

また、歴史というものの不確かにならざるを得ない要素、

などを考える機会を持つことができました。

ぜひ、おすすめしたい本ですね。

全1ページ

[1]


.
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

rick206xs
rick206xs
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事