|
今月2本めのオペラは、やはりボローニャ歌劇場の『アンドレア・シェニエ』
1週間以上前に観たので、ちょっと印象が薄れてきちゃったけど、あらためて素晴らしき歌手
たちの舞台を思い返してみることに・・・・
6月13日 東京文化会館
アンドレア・シェニエ:ホセ・クーラ
マッダレーナ:マリア・グレギーナ
ジェラール:カルロ・グエルフィ
ベルシ:ジェチンタ・ニコートラ
作曲:ウンベルト・ジョルダーノ
指揮:カルロ・リッツィ
演出:ジャン・カルロ・デル・モナコ
日本ではほとんど上演されたことのないフランス革命時代のオペラ
元貴族の娘と、革新的な詩人の純愛
フランス革命直前から、ロベスピエール率いる恐怖政治のさなか、
二人が死刑宣告をうけ、断頭台にむかうシーンで終わるストーリーは、まさに
歴史ドラマ
ポスト三大テノールといわれるホセ・クーラと名ソプラノ、マリア・グレギーナの
競演は、オペラ・ファンにとっては偉大なるボルドー4大シャトーのヴィンテージ
ものを2本飲むより、刺激的で感動的な体験だった
それにしてもボローニャ歌劇場の演出は素晴らしい!
この演目は、作曲家ジョルダーノ自身とも縁が深いという20世紀を代表する大テノール
マリオ・デル・モナコの息子さん
第1幕は、貴族邸宅のサロン
登場する歌手たちの前時代的な衣装、髪型、白いお化粧が印象的 慇懃な旧貴族の感じ
第2幕は、革命直後のパリ
娼婦たち、興奮した市民たち、断頭台に運ばれる死刑者たち
渾然とした時代の狂気に満ちたパリの雰囲気が伝わってくるようだった
そして第3幕は、なんと舞台いっぱいの鉄格子!
リアリスティックなギロチンのイメージはなく、あくまでも象徴的でシンプルな舞台
おごそかに断頭台に向かうかわりに、シェニエとマッダレーナは鉄格子を昇ってゆき、
両手をいっぱいに広げた状態で、幕が下りる
やられたなあと思ったけれど、ちょっと美化しすぎじゃない?
まあ、オペラだからいいんだけど、オペラだからこそ、幕切れはもっと、ぐぐっと盛り上
がる感動的な演出にしてほしかった、と思ってしまうのは、やはり贅沢なんだろうか。
☆おまけ☆
★ホセ・クーラは、ちょっと太った感じだったけど、やっぱりかっこいい!
★マリア・グレーギナは、ちょっと痩せたというより、若返っていた感じ
★アルメニア出身のソプラノ、ジェチンタ・ニコートラがエキゾチックな美女で、この
役どころにぴったり♪
|
こんにちは。
記事を投稿したら、
こんな記事もありますと
紹介されました。
METのAndrea Chenierの記事だったのですが、
とりあえず、なにかのご縁だと思って、伺ってみました。
これをご縁によろしくお願いします。
2007/9/23(日) 午前 0:28