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韓国のシンガー、チェ・ドンハさんが自ら命を絶ってから、5日が過ぎようとしている。
5月27日は私も北とぴあでの東京公演を楽しみにしていただけに、突然の訃報には本当に驚いた。
私は電車で移動中に一報を知り、すぐに日本の事務所の社長に電話で確認をとったところ、
「自殺は事実のようです。残念でなりません」という悲痛な声が受話器から聞こえてきた。さらに
「コンサートに代わって、追悼セレモニーを行いますので、立花さんもツイッター等でファンの皆さんに
知らせていただけると助かります」とのことで、私はすぐにその旨をツイッターで告知した。
前の用事が早く終わったため、私が王子駅から近い北とぴあに着いたのは午後3時半頃だった。
会場では関係者が突然の事態に動揺は隠せず、沈痛な面持ちでセレモニーの準備を行っていた。
6時半から始まったセレモニーには社長以下スタッフが舞台上に整列し、今は亡きドンハさんの
思い出を社長が語った。
ドンハさんは本当に日本が好きで、6月からは日本に生活の基盤を移す準備をしていたという。
私が3月にインタビューした際にも、日本と日本人への想いをとても熱く語ってくれた。それだけに、
なぜ自ら命を絶ってしまったのか、とても残念でならない。同じ気持ちはファン全員が共有していて、
会場では嗚咽とともに「どうして?どうして?」という声が聞こえてきた。
ファンの話では、ドンハさんは決して体が丈夫なわけではなく、繊細な面があったという。
しかし、東京をまさに訪れようとする日になぜ死を選んだのか、彼の心の闇の真実は分からない。
今となってはとにかくドンハさんの魂が天国で安らかにあることを祈るばかりだ。
私は最近、日本と韓国を結んでの音楽プロデュースも始めているため、近い将来、ドンハさんと
仕事でご一緒出来ればとも強く願っていた。それは叶わなくなってしまったが、ドンハさんには
天国から今後の日韓の文化や音楽を通しての交流を温かく見守っていてほしい。
ドンハさんの足跡も日韓交流の長い道のりにはしっかりと刻まれているのだから。
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