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新しい年を迎え、私が始動させた「ひまわりワルツプロジェクト」に新たな動きが出てきました。
「ひまわりワルツプロジェクト」とは、昨年3月に被災地で2週間に渡って取材をして、大きな衝撃を
受けた私が、作詞家として何とか被災地を元気にする曲を作って、メッセージを送り続けたいと、
ジャズピアニストのアキコ・グレースさんに相談を持ちかけ、彼女がすでにリリースしていた「ひまわりの
ワルツ」という曲に私が詞をつけたことから始まりました。
津波で流されてしまった市街地の様子が脳裏から離れることが無かったため、「ひまわりは今は咲いて
いないけれど、もう一度みんなでひまわりを咲かせよう。太陽に向いて生きていこう」という想いを曲に
込めました。色を無くしてしまった被災地に色を少しでも届けようと、募金活動で集まったお金を花や色鉛筆、
絵の具や楽器などに変えて、被災地に送ることもアキコさんと一緒に決めました。
楽曲は6月には完成し、7月には声楽家の日向由子さんとTOKYO FM合唱団とともにレコーディングを
行い、音源も完成しました。その後はアキコさんのステージに私が出演し、プロジェクトの趣旨を説明、
募金活動を行ってきました。
本来ならば昨年中に被災地に行きたかったのですが、被災地側にもさまざまな支援の手が述べられて
いたこともあって、実現には至りませんでした。大きく動き出したのは昨年11月頃からで、福島県郡山市
の教育委員会にプロジェクトのことを話してくれる人が現れ、今年1月に郡山で初めての「ひまわり音楽
集会」が開催されることになりました。
郡山は以前、荒れていた街の雰囲気を合唱で健全なものにしようという大きな動きが巻き起こった場所で、
今でも全国的なコンクールで優勝・入賞という学校が多数あります。「楽都・郡山」が一つのキャッチフレーズ
にもなっています。
初めての音楽集会が開催されることになったのは朝日が丘小学校です。この学校もTBS音楽コンクール
で今年、日本一になった学校で、久野先生の熱心なご指導の下、子供たちが元気に歌っている学校です。
1月31日の午後1時過ぎ、大きな体育館には800名近い全校児童と100人近い保護者の皆さんが
集まりました。私達が入場する際には子供たちが歓迎の唄を歌ってくれました。まるで、映画の一シーン
のようだとアキコさんとも話をしたほどの温かな出迎えでした。
その後、各学年の児童代表が今の想いを語りました。高学年の子供からは、原発の影響で不安も
大きい中、友情と絆で乗り越えていきたいという決意表明もありました。
そして、いよいよ「ひまわりのワルツ」の大合唱です。伴奏をするのはアキコさんでしたが、彼女が演奏
するピアノの周りには4年生と支援学級の子供たちが作ってくれた紙のひまわりが咲き乱れていました。
私が今まで見た中でもとてもまぶしいひまわり畑がそこにありました。
800人の大合唱はここでは表現出来ないほどの大きな感動を運んでくれました。純粋な子供たちの
天使の歌声が大きな体育館をとても温かくしてくれたのです。
集会の後、私達は音楽室に行き、合唱部の皆さんからの歓迎を受け、再び「ひまわりのワルツ」を
合唱しました。
今回の集会の様子は地元のテレビ局2社と新聞社2社が取材して、伝えていただきました。
また、地元のあるメディアが「ひまわりワルツプロジェクト」を福島に広げて行きましょうと協力を
申し出てくれました。
私は5月か6月には再び郡山を訪れる予定です。そして、今年の夏には被災地のいろいろな場所に
合唱の大輪のひまわりを咲かせていきたいと思っています。
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初めてコメントさせていただきます。m(__)m
素晴らしい企画ですね。福島県郡山は合唱やオーケストラ等、音楽の盛んな街で有名ですよね。
これからも、被災地の子どもたちにたくさんの笑顔を届けてください。
応援しています。
おじゃまいたしました。m(__)m
2012/2/15(水) 午前 7:00 [ ゆみ ]