立花裕人のFREEWAY

フリーキャスターで、作詞家としても活動する立花裕人のブログです!

ミュージカル

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虹色唱歌

 私がこの作品を観に行こうと思ったきっかけは2つあった。大ファンである土居裕子さんが出演していること。もう一つは公演のチラシに書いてあったストーリーに魅かれたからだった。「廃校になる事が決まった田舎町の学校に、急遽集まる事になった卒業生達」作家の重松清ファンの私にとって、「トワイライト」を思い出させるストーリーにノスタルジーを感じもした。
 9月18日、新宿の紀伊國屋ホール。とにかく面白く、感動もいっぱいの作品だった。今は40代に突入した元少年少女達。現実の壁にぶつかり、生活は順風満帆ではない。フラッシュバックする十代の頃には淡い恋愛や将来の夢もあったが、その一方では大人の世界に巻き込まれ、裏切りや不正も存在した。二十数年前と今を上手く結びつけ、スピリチュアルな要素も加味しながら、笑いと涙を誘っていく。私もハンカチを片手に大笑いした。
 脚本・演出を担当し、さらに出演しているのは水木英昭さん。劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の出身で、プロデュース公演としては今回が9回目になるが、私は初めて拝見した。水木さんの笑いに対する感性は素晴らしい。おそらく私と世代が一緒ということもあり、吉本新喜劇やドリフターズをも彷彿とさせる笑いのツボが似ているのかもしれない。サイコーだ!
 出演者の実力も凄い。我がマドンナの土居さんはいつものように清楚で美しいが、ワイルドな演技も披露していて、新たな魅力発見だ。入絵加奈子さんの吉本ばりの演技は必見だし、曾我泰久さんの演技と歌も清潔感にあふれていて、観る者をリフレッシュさせてくれる。その他の出演者も個性的で、観ていて飽きない舞台になっている。
 カーテンコールの際、水木さんがシルバーウイークと重なり、チケットの販売状況が芳しくないと話していた。今年は不況の影響で、どの演劇やコンサートも集客の苦労が続いている。
 しかし、不況でストレスを抱えている人にこそ、この舞台はぜひ観てほしい。生活の中での笑いが少なくなっている今、この舞台がもやもや解消のきっかけになるかもしれない。
 

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「カシオペアの丘で」や
「その日のまえに」もお薦めです。
重松ワ−ルド満載で泣けます。

2010/1/3(日) 午前 11:30 [ ryou ]


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