立花裕人のFREEWAY

フリーキャスターで、作詞家としても活動する立花裕人のブログです!

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震災の余波

 東日本大震災からまもなく3週間が過ぎようとしている。
 震災直後に2週間に渡って現地で取材した私にとって、震災取材は人生観を大きく変えた。
 この点についてはまたの機会に書き記していきたいと思っている。

 私が今、力を入れていることの一つに日韓のミュージシャンやプロデューサーを結び、コンテンツを
 共同で作成することがある。始めたきっかけは韓国のシンガー・シンヘソン氏への日本語詞の提供で、
 この1年でさまざまな韓国のアーティストとの交流が生まれた。
日本では東方神起で高まったK-POPブームがKARAや少女時代といったガールズグループのヒットで、
 まさに去年から今年にかけて大きなピークを迎えているところだった。

 ところが、その最中に震災は起こった。韓国のメディアでは津波での被害の映像がリアルに放映され、
 放射能に対する不安から、かなりの数の韓国人は母国に戻った。
 私は先日、コリアンタウンとして賑わう新大久保を歩き、韓国人の店員さんに話を聞いたが、
 半数近くの店が閉まり、中には日本にはもう戻らないと言っていた人も多いという。
 寂しい気持ちも正直あるが、経験したことの無い放射能汚染に対する恐怖感は理解出来るし、反対の
 立場だったら、放射能から家族を守りたいという思いから同様の行動を取るに違いない。

 K-POP、韓流ファンにとってはSMタウンをはじめとしたライブやファンミが中止となり、楽しみを奪われた
 と嘆く人も多いのではないだろうか。
 東京という日本の首都に海外のアーティストが来日出来ない状況が生まれているのだ。

 しかし、その一方で韓国のアーティストの中には日本の復興支援のために何とか力を貸したいと思って
 いる人も多い。
 私はこのような善意も結集し、東京でのライブの開催と、被災者の皆さんを少しでも元気づけられる
 ようなコンテンツを作成出来ればとの思いで日々奔走している。

 せっかくここまで盛り上がってきた日韓親善・交流の流れを震災に断ち切られたくないのだ。

 多くの方が亡くなり、家族を始めとする絆が失われた今回の震災、生きている者に課された大きな
 使命は残された絆を死守し、さらに太いものにしていくことだと強く感じている。

韓国取材での雑感

 7月13日から16日まで、韓国のソウルに取材で行ってきました。
 取材内容については今のところお話出来ないこと、どうぞご了承ください。今月末にはテレビ朝日系
 「スーパーモーニング」で明らかにされます。
 
 さて、ソウル訪問は2年ぶりでしたが、今回感じたことをいくつか書きます。
 まずは経済状況です。リーマンショックで世界的にダメージを受けた中、韓国はここにきてV字回復を
 果たしています。
 李大統領は現代グループの出身で経済政策には定評があり、金利政策が回復の後押しをしたという
 見方もあります。ただ、私が個人的に感じたことは韓国国民の粘り強さです。
 IMF危機など、日本よりも深刻な不況を乗り越えてきた窮地からの脱出ノウハウ、もしくは不況を乗り越える
 タフさにおいて、韓国は頑張っている気がしました。
 
 次に韓国女性について。2年前よりも街を闊歩する女性がより魅力的に見えました。
 このことについては韓国の人がこう言っていました。
 「本当に女性がキレイになりました。ただし、女性の強迫観念はとても強く、苛酷なダイエットは当たり前
 だし、少しでもダサいファッションだと同性から罵倒されるのです」 大変なのですね、女性は。
 
  最後に英語について。今、韓国ではいくら優秀な大学を卒業していても、英語が使えないと就職出来ない
 そうです。李大統領も英語教育には力を入れていて、小学生から英語学校に通うのは当たり前。
 英語をマスターするために中学や高校からアメリカに渡るケースも多いそうです。
 国際的なビジネスマン輩出には大きなプラスですが、子供たちはかなり大変かもしれません。
 
 以上、韓国取材での雑感をいくつか書きました。実際の取材内容がとてもビッグなので、こちらを
 お楽しみに!

大相撲再生を願って

 この一カ月、私は相撲界の賭博問題を取材した。
 琴光喜や元大嶽親方が解雇になり、胴元が暴力団とされる野球賭博に興じていた力士や親方は
 名古屋場所中は謹慎処分となったのはご存知の通りだ。
 
 7月11日、私は愛知県体育館に足を運んだ。どうしても名古屋場所の初日を見たかったからだ。
 未曾有の危機に追い込まれた相撲界の再生のための一歩を自分の目で確かめたかった。
 午前6時過ぎから一般のみなさんと同じ列に並び、8時半から売り出した自由席入場券を手にした。
 会場周辺の取材を終え、体育館の中へ入ったのが午後2時過ぎ。マス席の空席がかなり目立つ。
 愛知県岡崎出身の琴光喜が出ないこともあり、払い戻ししたファンも多かったのではないか。
 
 午後3時過ぎ、3役以上の関取とともに土俵に上がった村山理事長代行が挨拶を行った。
 相撲協会を代表して今回の不祥事を詫び、今後のファンの相撲への支援を訴えた。
 私はこの村山さんの挨拶を聞き、不覚にも涙が止まらなかった。
 取材を通じて、私たちにもしっかり対応してくださった村山さんが今までの御苦労を総括するように
 話されている姿に素直に感銘したことが一つ。
 そして、相撲ファンが「これからも応援するよ」と、惜しみない拍手を村山さんに送っていたことに
 心を打たれたのだ。
 
 今回の取材を始めた時、正直言ってかなり強い不信感が相撲界に対してはあった。
 その不信の念は基本的には今も変わらず存在している。
 その一方、親方や力士達の相撲への真摯な気持ちにも触れることが出来た。
 この世界で勝負しようと腹をくくっている人も数多くいる。
 真面目に相撲に取り組んでいる関係者、さらには全国の相撲ファンの姿がイメージとして、
 走馬灯のように流れていった。
 取材を通じて、厳しい意見も相撲協会に対して発しながら、どこかで国技である相撲に自然と
 魅了されている自分も発見したのだ。
 今後も相撲の取材を続けることになると思うが、矛盾点や修正すべき点はしっかり指摘しながら、
 相撲再生のための一助にもなればと思っている。
 
 

口蹄疫への危機意識

 宮崎で感染が拡大している口蹄疫(こうていえき)、殺処分が決まった牛・豚の数も11万頭を超えた。
 現地に足を運び、取材をしていると、県や国の対応の遅れを指摘する声が多く聞かれる。
 最初に感染が確認されたのが4月20日で、農水省は対策本部を設置し、赤松農水相が本部長に就任した。
 ところが、赤松大臣は4月30日から5月8日にかけて、中南米へ外遊する。当初から決まっていた
 スケジュールかもしれないが、この間に殺処分対象となる牛や豚の数は急増することになる。
 赤松氏が初めて宮崎に足を運んだのが10日であり、初動対応が遅れた印象は否めない。
 鳩山首相が国の対策本部を設置したのが17日であるから、一ヶ月経ってようやく本腰を入れた感がある。
 
 では、外国の対応はどうなのか。2001年に数百万頭の家畜を処分し、日本円にして2、3兆円もの被害を
 出したイギリスを見てみたい。
 口蹄疫が再びイギリスを襲ったのが2007年の8月。当時のブラウン首相は夏休みを返上し、国際緊急
 治安特別会議を招集した。この初動が功を奏し、約一ヶ月でイギリス政府は根絶宣言を発表した。
 6年前の痛い教訓を見事に活かしたわけだ。
 
 前回、 日本を口蹄疫が襲ったのは2000年。この時は700頭余りの牛の処分で終息した。
 この時の被害が比較的少なかった分、日本の危機意識は薄かったのかもしれない。
 アメリカでも、大統領の災害や疾病に対する対処法を誤ると、大きく支持率が低下する。
 鳩山政権が普天間問題に気を取られすぎたということはないのか?
 対策本部長として、鳩山首相には果敢なリーダーシップを発揮してほしい。

怖い!口蹄疫

 今、宮崎で口蹄疫が猛威をふるっています。
 口蹄疫とは牛や豚といった家畜がかかる病気で、その名の通り、口や蹄に水ぶくれが出来ます。
 その結果、エサが食べられなくなり、歩行が困難になったりして、乳の出が悪くなり、肉付きが衰えて
 しまいます。あまりにも感染力が強いため、一頭感染していることが明らかになると、そこで飼育されて
 いる全てが殺処分されてしまうのです。
 人間には感染しないことと、感染している動物の肉を食べてしまっても影響はないということですが、
 ブランド牛で知られる宮崎には大きな衝撃です。
 宮崎には家畜改良事業団という組織があり、ここでは優れた種牛の精子を冷凍保存して、交配に使用
 しています。実は今回、事業団で飼育している牛が感染していることが明らかになり、ここの牛が処分
 されることになりました。
 ということは、種牛は全滅!?実はそうではありません。5月13日から14日にかけて、6頭の優れた
 種牛(種雄牛といいます)は西都市に避難させていました。15日の検査では陰性だったということで、
 今後、感染しないことを祈るばかりです。
 宮崎産の子牛は佐賀や三重に売られています。つまり、宮崎で生まれた子牛が佐賀や三重で育ち、
 佐賀牛や松阪牛と呼ばれます。
 種雄牛が全滅という事態になると、日本の黒毛和牛の市場にも混乱をもたらす可能性があるのです。
 宮崎の畜産農家のみなさんの生活も合わせ、早く終息することを祈るばかりです。
 
  私のツイッターはhttp://twitter.com/rouchy61 です。

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