立花裕人のFREEWAY

フリーキャスターで、作詞家としても活動する立花裕人のブログです!

コンサート

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 90年代頃までは結婚披露宴の伴奏もエレクトーンというケースが多かった。習い事でもピアノと同じく、エレクトーンが人気だった時代が確かに存在した。
 いつの間にか時代からやや取り残された感もあるエレクトーンだが、今でもコンサートの伴奏などで見事な
演奏を披露するプレイヤーがいる。宮崎誠さんだ。宮崎さんとの最初の出会いは、私の友人のミュージカル
俳優の坂元健児さんのライブで紹介された時だと記憶している。
 坂元さんのライブでは坂元さんの歌声の素晴らしさとともに、宮崎さんの演奏の素晴らしさに感動する。
たった一人で演奏しているにもかかわらず、演奏はダイナミックで、オーケストラの迫力ある演奏が眼前で
繰り広げられているような錯覚に陥る。
 
 その宮崎さんが12月8日、渋谷のエレクトーンシティでライブを行った。ゲストが豪華で、井料瑠美さん、
佐渡寧子さん、坂元健児さん、千紘れいか(大平敦子)さんだ。4人の共通項といえば劇団四季で、以前
四季に属し、今はそれぞれミュージカルや歌の世界で活躍されている皆さんが宮崎さんの応援に駆けつけた
のだ。
 コンサートの演目は全てミュージカルの曲で、宮崎さんがソロで演奏する曲もあれば、ゲストが素晴らしい
ボーカルを聴かせる曲もある。「ウェストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」は宮崎さんの演奏で
オーバーチュアーが披露された。そして、一番の聴きどころは故・三木たかしさんが四季のミュージカル
のために作曲したナンバーをボーカルとともに演奏した時だった。「李香蘭」、「異国の丘」、「南十字星」
からの名曲が披露され、あらためて三木さんが素晴らしいメロディーメイカーであったことを再確認する
ことが出来た。
 もう一つの聴きどころはアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品を紹介する際、会場のお客さんから好きな
ナンバーを6曲挙げてもらい、それらのナンバーを即興のメドレーで披露した時だった。
ピアノの前にあるのは6曲のタイトルを記したメモだけ。後は瞬時に自分の中でメロディーをメドレーに
再構築するのだからスゴイ。
 私はこのライブを見て、宮崎さんの才能の素晴らしさとともに、宮崎さんのミュージカルへの大きな
愛情を感じた。最近ではミュージカルの音楽監督をつとめることも多い宮崎さんは今後、日本のミュージカル
を牽引する大きな原動力になる人材だと思う。
 

K・武道館ライブ

 私が初めて韓国出身のシンガー、Kさんに会ったのは今年の9月のことだった。
横浜で行われたピアノ弾き語りオンリーのライブを見て、彼の歌とピアノの素晴らしさに感激し、その数日後に
私が担当する「Koreanエンタメ」でインタビューする機会にも恵まれた。
 来年、母国で兵役に服するKさんにとって、11月30日に武道館で開催されたライブは事実上のファイナル
コンサートとなった。(もちろん、除隊後の日本での活動も予定しているのだが)
 武道館に全国から駆けつけたファンはしばらくKさんに会えない寂しさを必死にこらえながら、最後まで
温かな声援を彼に送っていた。
 ライブで演奏した曲は今までリリースしたアルバムからの「ベストヒット」的な構成になっていて、「Over...」から「dear...」までのシングルリリース曲も楽しめたし、さらには「ハラボジの手紙」といったKさんに特別な思い入れ
のある曲も披露された。
 Kさんの一番の魅力は何と言っても歌の上手さだ。いわゆる韓国のバラードシンガーとは一線を画し、
よりシンガーソングライターとしての特徴が表に出ている。インタビューで好きなシンガーを聞いたところ、
最初に名前が挙がったのがエルトン・ジョンであったし、スティーヴィー・ワンダーやベン・フォールズらの
名前も出てきた。ピアノ・キーボードを前に感情を吐露するアーティストへの傾倒がとても強い。
 そして、ピアノの演奏もソウルフルで上手い。ビリー・ジョエルやレイ・チャールズをも彷彿とさせる。
 また、日本語でのMCも絶品だ。5年前にはまったく日本語を話すことが出来なかった彼が、これだけの
日本語を操って進行が出来るのだから素晴らしい。ちなみに、お笑い番組がとても好きで、そういった要素
もしっかりMCに加味されている。
 そして、何といっても飾らないフランクな人柄が一番の魅力で、腰の低い礼儀正しい青年だ。
 私も2年後のカムバックを首を長くして待つつもりだ。
 
 
 
 今回のシンヘソン・コンサートで歌った曲について、前回はご紹介するのを忘れていました。
 多くのシナペンが指摘しているように、神話(シナ)時代の楽曲を取り上げたことは大きな喜びでした。韓国でのヘソンの活動が制約を受ける中、シナのメンバーはヘソンを励ましたとのことで、素直なメンバーへの感謝の気持ちがシナの曲をためらうことなくピックアップする気にさせたのでしょう。「災い転じて」というコトバのように、シナ復活に向けての大きなワンステップになった気がします。
 さて、今回、ヘソンは多くの人に知られているアメリカの曲を3曲取り上げていました。
 1.「HOW DEEP IS YOUR LOVE」 (THE BEE GEES)
 バックコーラスのメンバーと見事なハーモーニーを聴かせたのは、映画「サタデーナイトフィーバー」の中で最も美しいこの曲でした。私も「美しいバラードベスト10」を選べと言われたら、この曲を選びます。「朝日の中のキミの瞳 どしゃ降りの雨の中でボクに触れるキミ」という歌い出しのこの曲はとてもロマンティックです。バラード好きなヘソンならではの選曲です。「TAKE THAT]というイギリスのイケメングループのカバーもヒットしたので、ヘソンはもしかすると、こちらのバージョンでファンになったのかもしれません。
 2.「PART−TIME LOVER](STEVIE WONDER)
 以前、ある資料のヘソンが好きなアーティスト欄に「ベビーフェイス」とありました。意外にアメリカのR&B系のアーティストも聴いているのだな、と思ったものです。アメリカR&B界の神様のような存在の一人、スティーヴィー・ワンダーのとてもポップなチューンを彼は選びました。そして、今回は少しジャジーにアレンジしていたのです。R&B、ジャズ、ボサノヴァと、彼の音楽的嗜好はかなり幅広いと感じさせました。
 3.「GREATEST LOVE OF ALL」 (WHITNEY HOUSTON)
 ホイットニーの曲の中でも、とても人気の高いバラードです。余談ですが、ヘソンより3つ年下で私も懇意にさせていただいているミュージカルでも活躍している中川晃教さんもホイットニーの歌声に大きな影響を受けたとのこと。ヘソンも同じように大きな影響を受けたのかもしれません。
 しかし、この曲を取り上げたのは歌詞によるところが大きいのかもしれません。「大切なことは自分を愛すること」というフレーズが出てきますが、自分自身を見つめ直す精神的葛藤の中で、結局は「自分の好きな歌の道を突き進もう。みんなが応援してくれているのだし。」と前向きになれるきっかけを作った曲かもしれません。そして、日本のペンのために写真を紹介するという演出も思いついたのかもしれません、
 いずれにしろ、ヘソンが選んだ3曲からも、ヘソンの「おもちゃ箱」がとても大きく、慈愛に満ちたものであることに気付かされたのです。そういえば、ビージーズの曲の邦題は「愛はきらめきの中に」でした。ですから、「愛するきらめくおもちゃ箱」と形容したほうが良いかもしれません。
 
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 6月7日、東京国際フォーラムにシンヘソンさん(以下、敬称略)のコンサートを見に行きました。
私が作詞をさせていただいた縁から、私も急速にヘソンファン・神話(シナ)ファンになりました。「コトバにできない」がオープニングに使われ、「GONE TODAY」がラストに使われたのは、作詞者としては本当に光栄です。
ヘソンが2曲をとても大切にしてくれていることを実感しました。
 さて、今回のライブは一言で表すならば「素晴らしい!」です。まるで、音楽好きのヘソンのおもちゃ箱のようなライブでした。もっとマニアックに聴かせようとか、通を唸らせようという欲が出てくると、アーティストは難解で暗い方向に音楽のベクトルを向けがちですが、ヘソンは「自分が好きな歌を歌いたい!純粋に音楽を楽しみたい!」という気持ちを素直に表した気がします。子供は自分のお気に入りのおもちゃを箱に宝物のように保管します。その中にはプラモデルもあれば、怪獣のおもちゃもあれば、けん玉も入っていて、好きな人には自慢しながら見せたがります。そして、おもちゃは雑然と箱に入っています。
 今回のライブでは日本語アルバム「Find voice in song」からも、韓国語のオリジナルからも、シナの曲や嵐の曲、さらにはアメリカのポップスナンバーも披露されました。雑然としているという印象を受けた人もいるかもしれませんが、私は逆に「本当にヘソンは音楽が好きで、自分の好きな曲をのびやかに歌っているな」という印象を受けました。そのリラックス加減は彼の歌声と表情に素直に表れていたと思うのです。私が「おもちゃ箱」と表現したのは、そのような意味合いです。
 では、ヘソンはなぜ、ここまで吹っ切れたように歌える心境になったのでしょうか?その答えはライブの途中に流されたVTRの中にある気がします。彼はVTRの中で、それも日本語でかなり重いメッセージも発していました。「自分の本当の姿はどこにあるのか?どの自分が本当の自分なのか?」このような重い問いに対し、彼は悩んだ挙句、自分が好きな音楽はどのような音楽かを考えていくことで、結論を出そうとしたのではないでしょうか。
 バラードが好き、シナが好き、アメリカのポップスも好き、というのはヘソンが自然体になって導き出した答なのではないか。今回、シナの曲や当時のダンスも披露し、ヘソンペンにとっては最高のコーナーが誕生しました。このことも、自分を育ててくれたシナ、今はグループとしては活動出来ないものの、メンバーへの熱い想いが自然にこのコーナーへと向かわせたのでしょう。
 ある意味で、自分のエゴやプライドを拭い去り、本当に素直なミュージックラバーとして取り組んだのが今回のライブだったのではないでしょうか。「長いトンネルを抜けると、そこには青い海と白い砂浜が広がっていた」
ヘソンの良い意味での達観が今回のライブの根底にあり、だからこそ、人を良い気持ちにさせたのだと思っています。
 彼に再び詞を提供出来る保証はありませんが、再びチャンスがめぐってきたら、そのような彼の心の葛藤やたどり着いた境地も優しい詞にしてみたいと思います。
 
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 今日(7日)、シンヘソンさんのコンサート、行ってきましたよ!
 一言で表すと、とてもハッピーなオーラに包まれた素敵なコンサートでした。
 私が作詞した「コトバにできない」はオープニングに、「GONE TODAY」はアンコールの
 エンディングに使われ、ヘソンさんがこの2曲をとても大事にしてくれているのが分かりました。
 作者としてはうれしい限りです。
 まだまだ、コンサートの詳細について話したいのですが、実は明日一日早朝からの仕事が
 入っています。そこで日をあらためて、じっくりとヘソンさんのライブリポートを書きますので、
 どうぞお楽しみに!
 さらに、いつもブログをチェックしてくださっている皆様からお声をかけていただきました。
 本当にありがとうございました!

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