立花裕人のFREEWAY

フリーキャスターで、作詞家としても活動する立花裕人のブログです!

音楽

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 70年代の私の初恋の海外スターがオリビア・ニュートン・ジョンだった。「水の中の妖精」と邦題がつけられたアルバムのジャケットで、オリビアは水の中から顔だけを出していて、清純と妖艶が両立する女性として憧れていた。私はこのジャケットを部屋に飾っていた。
 70年代終わりの武道館コンサートにも足を運んだし、今でも車のBGMがオリビアということも多い。
 そのオリビアがこのほど来日し、私は直接インタビューする機会に恵まれた。
 インタビュー場所のホテルの部屋にオリビアは笑顔で現れた。隣には一人娘のクロエがいる。母親としていかにオリビアがクロエを愛しているかは、二人と話しているとすぐ分かる。クロエを見つめるオリビアの眼差しは限りなく優しいのだ。
 大ヒット映画「グリース」出演の際、年齢が29才で18才の役を演じなければならないことに戸惑いを覚えたが、ジョン・トラボルタとのスクリーンテストを経て、やっとOKしたこと。「フィジカル」がリリースされた時には歌詞の性的な表現に違和感を覚えたものの、プロモーションビデオをエアロビクスにすることで本来の歌詞の意味合いを薄めたことなどを話してくれた。
 大成功を収めたビッグスターのオリビアだが、インタビューの時には雰囲気が柔らかく、とにかくフレンドリーだ。長年オリビアを応援しているファンに話を聞いても、このオリビアのスタンスは昔から変わらず、ファンに対してもいつも変わらない態度だという。
 そして、クロエの話になると母親モードになり、「クロエはとても音楽的な才能があるの。とても楽しみだわ。」と目を細めていた。クロエは日本でデジタルシングルをリリースすることが決定していて、さらに母親のヒット曲の「愛の告白」をパンク風にカバーすることも考えているという。
 2年前に再婚し、プライベートでも充実しているオリビアは今月下旬から来月初旬にかけて、各地でコンサートを行う。三十数年前の「初恋の人」に再びめぐり合える機会を私はとても楽しみにしている。

HMV閉店によせて

 音楽を永年愛している私にとって、今年はショッキングな年だ。
 渋谷と吉祥寺にあるCDショップHMVがともに閉店するのだ。特にセンター街のベストロケーションに
 ある渋谷店は、ちょっと時間のある時に最新の音楽情報をチェック出来て、重宝していた。
 
 今年はCD業界にとっては最悪の年で、売上が激減している。
 不況でCDにまで手が回らないということが最大の原因。さらにネットを使っての無料ダウンロード(違法!)、
 必要な曲だけを買うという人も増えてきている。つまり、アルバム10曲前後で二千円から三千円は
 高いと多くの人が判断しているのだ。
 
 確かにそうかもしれないのだが、私は「ちょっと待って!」と声を大にして言いたい。
 私は個人的に思春期から音楽に励まされ、癒されてきた。悩んでいるさなか、カレン・カーペンターの
 歌声が背中を押してくれたし、フレディー・マーキュリーの声が幻想的な世界に誘ってくれたし、
 ドン・ヘンリーの歌声が男の渋さを教えてくれた。
 バイト代のほとんどが当時のレコード代に消えていった。アーティストが発表する新譜を買うのは
 ファンとして当然の行為だと思っていたし、駄作だったとしても、無駄とは思わなかった。
 レコード・CDを買うことがアーティストの生活を支えているという意識は底辺にはどこかしらあった。
 
 現在、私は作詞家としても活動し、微力ながらも音楽制作をしているが、もともと音楽制作には
 リスクも大きいし、バカ売れしない限り、決して儲かる商売でもない。
 それに加えてのCD売上激減で、音楽関係者も多くの人が悲鳴を上げている状況だ。
 私は音楽家という世の中のヒーラー、人を励まし癒すことを生業としている方を支える意味でも、
 出来る限り好きなミュージシャンのCDは購入してもらいたいし、ライブにも足を運んでほしい。
 世の中から素敵な音楽が無くなるということは、私たちの精神性の退化につながることを肝に
 命じるべきだ。
 
 
 沖縄出身のチアキという素晴らしいヴォーカリストをご存知だろうか?
 以前はディアマンテスのバック・ヴォーカルとして活躍し、その後「しゃかり」のヴォーカリストとして十年以上に渡って活躍している。
 私は約十年前、ラジオの番組にゲストとして「しゃかり」を迎え、そこからメンバーとの交流が始まった。私が作詞家として活動するきっかけは、「しゃかり」のリーダーの上地一成さんからオフアーを受けたことだった。
 私が書いた「あの海へ帰ろう」は沖縄ホーメルのCMソングにもなり、「ありふれた想い」も続いて提供した。
 「しゃかり」の一番の魅力はチアキ(千秋)さんの透明感あふれる圧倒的な歌唱力だ。その歌声に魅了された一人が角松敏生さんで、ツアーのバックヴォーカルとして起用、さらに、「しゃかり」結成十周年ライブにゲスト出演するほどの仲である。私自身も角松さんとは何度かお会いしているが、日本各地の音楽や芸能に対する造詣が深い角松さんだけに、「しゃかり」を評価した眼力はさすがである。
 その角松さんがチアキをプロデュースし、4月に「CHIAKI」をリリースした。アルバムは沖縄の音楽からはやや距離を置き、角松さんお得意のコンテンポラリーサウンドにのせて、素晴らしい歌声を披露している。
 チアキさん自身も角松さんのプロデュースで新境地を開拓し、さらに角松さんの音楽性もチアキさんによって広がっている気がする。お互いの相乗効果は抜群だ。
 5月23日、銀座山野楽器で開かれたトークショー&ミニライブでは、角松さんとチアキさんとの出会いについても詳しく語られ、ライブでは変貌を遂げたチアキさんの歌声も披露された。沖縄のアーティストならではの透きとおった歌声に、情念をも感じさせる大人の女性としての表現力が加味された。
 チャンスがあれば、みなさんにもぜひチアキさんの歌声に触れてほしい。
 沖縄を代表する「しゃかり」、韓国を代表する「シン・ヘソン」さんと、素晴らしいアーティストに歌詞を提供出来る幸せを私自身も強く感じている。
  
 私のツイッターは「立花裕人」もしくは「touchy61」でチェックしてください。

韓国の「少女時代」

 シンヘソンさんへの楽曲提供を機に、我が家では遅ればせながらの韓流ブームが巻き起こっている。
シンヘソン、シンファへの関心は東方神起への興味にも派生。家のBGMはシンヘソンさんか東方神起だ。
 時を同じくして、フジテレビでは韓国ドラマが放送されていることから、「私の名前はキム・サムスン」「華麗なる遺産」が我が家でもっともホットなドラマだ。
 
 韓国の音楽やドラマにもっと触れようと、KNTVにも加入した。お笑いタレントが独占している日本のバラエティと違い、ドラマや音楽のスターが素顔をのぞかせる番組も多く、この種の番組の評判も良い。(一昔前の良き日本のバラエティの素地を残しているようだ)
 
 昨年のSBSの歌謡祭を録画したところ、私の目を釘付けにしたグループに出会った。
それが若い女性9人組の「少女時代」だ。東方神起が所属するSMエンタティンメントのグループで、踊って良し、歌って良し、さらにルックスも素晴らしいという3拍子揃った9人なのだ。
 
 その後に登場した男性グループのスーパージュニアを見ていても思ったのだが、最近の韓国グループの歌唱力とダンスの実力は明らかに日本のグループを凌駕したのではないだろうか。
 にわか韓流ファンの私には、日本と韓国のアイドルグループ養成の違い等を論じる資格はないのだが、一昔前には日本のアーティストの楽曲や実力がリスペクトされていただけに、とても残念な思いにとらわれる。
 
 韓国のショービジネスに詳しい方、このあたりの事情を教えてください。

 先日、フジテレビNEXTでシンヘソンさんの特集番組が放映された。私もヘソンさんを応援している一人として、この番組のために一ヶ月フジテレビNEXTを契約した。
 結論から言うと、この番組でヘソンさんのアーティストとしてのストイックさ、さらには良い意味での完璧主義が浮き彫りになった。ますます彼を応援しようという気になった。
 番組はショーケースのオープニング場面からスタートする。「コトバにできない」とともに、ファンの歓声がヘソンさんを包み込む。
 その後、ヘソンさんのソウルでのインタビューへと場面は転換する。なかなかプライバシーを公表することが少ない彼だけに、アウディを運転しながら笑顔を交えて話す姿もとても珍しいそうだ。
 ソウルでの撮影シーンにおいても、彼のストイックさと完璧主義を私たちは間近に見ることになる。
私がもっとも驚かされたのは、ショーケースに向けての念入りなリハーサル風景だった。日本語の発音に不安を持っているため、スタジオを借り切って、何とか100%に近い形で歌えるようにと何度も何度も練習をしていた。私が作詞した「GONE TODAY」には「気がついたら」というフレーズがある。「つ」を始めとする「た行」の発音は韓国人には難しいと言われている。特に厄介なのが「つ」だ。
 韓国のアーティストが「つ」の発音が苦手だということは事前に聞いていたものの、どうしても自分なりの世界を表現したかったため、結果としては「た行」のいくつかの言葉は詞に残ってしまった。
 「気がついたら」をきちんと発音出来るようにと、何回も繰り返して練習するヘソンさん。私も番組を見ながら、「そこまで完璧を目指さなくても」と思ったが、なるべくネイティブに近い発音で歌を届けたいという彼のファンへの熱い思いだと受け止めた。
 大阪でのショーケースではかなり喉の調子が悪かったようで、満足いく歌声が出なかった。ショーケース後に思わず頭を抱える彼の姿を見て、歌手としての苦悩と目指すものの大きさを思い知らされた。
 彼が思わず素顔になったのは、愛する両親が先月26日の東京でのショーケースに来ていて、楽屋で対面した時だった。両親と抱き合い、穏やかに話をする姿には、のしかかるプレッシャーから一時的に解放された安堵感があった。
 私が「コトバにできない」の作曲者の木住野佳子さんと楽屋を訪問したのが前日の25日のこと。この時はかなりの時間を割いてくれて、私たちとも談笑することが出来たのだが、次の日だったら、ご両親との対面で時間いっぱいになっていたかもしれない、と番組を見ながら思った。
 この番組を見て、作詞者として今回のアルバム制作に関わることが出来たことにあらためて感謝し、これだけの熱意を持ったアーティストの力になりたいとあらためて強く感じた。

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