アタイノクラシムキサ2

I'm older now, but still running against the wind.

樹海ウォーカー

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四面楚歌

賢い人はやることがエグイね

何処を向いても不利の壁

結局印鑑を突くとしても もうすこし考えたい

ずっと待たされ続けたのだから2週間くらい

考えているふり・・・でもさせてくれ

いまもなお餓鬼道に堕ちたものたちの

支配から逃れられません

それにしても人というのは

責任をもって生き

責任をもって死ぬ

そのことをいつも覚えていないといけない

つくづく

そう思うのです





そして僕はマザコンだったのです

母の死を受容れる

その入り口にさえいまだに立てていない

せめてこの2週間がもっと静かだったらと思います





父が死んだとき

ぼくは防波堤をなくした気分で

とても自分自身を頼りなく思いました


ところが母が死んだらば

防波堤どころか

海の水が干上がっちゃった




これこそマザコンではないでしょうか

haha dead

母がこの世を去ると

餓鬼がわいてきた

餓鬼は食べても食べても

咽喉を通らず

次から次に銭を口に運んだ

紙幣もコインも関係無しに

バリバリムシャムシャ食い続けた



餓鬼はすでにこの世にいた

ICUにも簡単に侵入していた

月曜日の朝、誰もが出かけたその隙に

餓鬼は母の心臓を止めた

そして監視カメラにピースサインをした



餓鬼はついに僕に牙をむいた

インクと緑青でワカメのようなヌラヌラがついた牙を

腐った歯茎とともに僕に剥いて見せた

そして母の骨ツボを持って逃げていった




死ぬ気で走って追いかけた僕は

さいごに餓鬼の棲家に辿り着いた

アコーディオン・カーテンの向こうには

3匹の餓鬼が臭い息を潜めてじっとしている

母の骨壷を覗き込みヨダレを垂らした

3匹の餓鬼は各々がツボに手を突っ込まぬよう

牽制し合っているのが音と臭いで判った



欲に塗れた餓鬼の姿など

見たいはずもない僕はアコーディオンカーテンを開くことなく

終には、ぼくの家を離れることにした

way back home



帰り道は

立ちションの跳ね返りが

遊び汚れた半ズボンの腿に

泥を浮かび上がらせた


泥はアメーバー模様をつくった

その模様が乾くと腿にツッパリ感を生み出した

ツッパリの具合悪さを

僕はそのまま家に持ち帰った




帰り道は

母に会いたかった

crazy

長くひとりで仕事しているせいか

どちらが先でもいい事を

どちらからすべきか迷ってしまう・・・

くれいじぃ





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