徒然なるままに

「これが最悪」と言えるうちはまだ最悪ではない。

アンティーク

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旅の相棒

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今回はカメラです! しかもライカですよ、ライカ!


なんちゃって。


実はこれ、なんちゃってライカなんです。^^

ソ連製で、通称ロシアライカと呼ばれるものです。
何でドイツ製のライカをソビエトで作っていたかというと、これまた歴史生み出した悲劇なんですね。

1945年、第二次世界大戦が終結しました。敗戦国であるドイツは、東はソビエト、西はアメリカを中心とした国々の影響下に組み込まれることになりました。いわゆる、東西冷戦体制の走りです。
当時のドイツという国は、工業的に非常に栄えた国で、数々の優れた工業製品を作り出していました。
その中で特に有名なのが、レンズとカメラです。
光学機器に詳しい方は、カールツァイスって会社をご存知の方も多いと思われます。最近では、ソニーのデジカメ何かはこの会社のレンズを使っていますね。当時、カールツァイスの研磨したレンズは世界最高峰のもので、他の追随を許さないものでした。ライカも同じ、世界に名だたるカメラメーカーです。
このカールツァイスとライカの生産工場の大半があったのが、東ドイツ側でした。
ソ連は、東ドイツにあったこれらの工場を従業員ごと接収、国営の工場にして、量産体制を打ち立てます
無い技術はパクってしまった訳ですね

僕が所有しているこのロシアライカは、1940年代後半から50年代後半にかけて製作されたバルナック型と呼ばれるもので、本家ライカの同時代モデルをまんまパクったものです。
工場ごとパクったので、金型ももちろん本家と同じものです。レンズもロシア製とはいえ、カールツァイスの技術が応用された完成度の高いものがセットされております。
素材のチープさこそあれ、完成度は本家ライカに匹敵するものがあります。数もかなりの量が生産されており、現在これらロシアライカは比較的手ごろな値段で購入することができます。
プロカメラマンの中には、ロシア製レンズの写り具合が気に入って、本家ライカのボディに、ロシアレンズを装着して使う人もいると聞きます。

僕は旅行の度にこいつを連れて行きます。操作はちょい面倒ですが、いかにも撮ってるって感じがしていいです。ロシアの極寒に耐えるよう設計されたのか、異常に頑丈なのも良いですね(笑)

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はい、久々のアンティークコーナー更新です! 今日改めてアンティークコーナーをチェックしてみたら、掲載されているものが殆ど僕の「欲しいもの」で占められていることが判明しました。
コーナー名変えて、「物欲コーナー」にしょうか今思案中です。

今日の僕の物欲を刺激しまくっている悪い子チャンは車、ブーブーです!

アルファロメオ スパイダー デュエット というスポーツカーです。

1966年製のアンティークカーです。
ですので、ステアリングは最悪に重く、ボディ剛性も低く、ちっこい割りに大飯食らいと、性能で褒める
べきところは皆無に近い奴ですが、なんてったって彼女の魅力はそのスタイリッシュな外観と、目の覚める様な真紅のカラーリング。パッと見、ポルシェ911カレラをぱくったかのようなフロントデザインですが、フロントからテールにかけての姿形は、スパイダー独特のもので、惚れ惚れするほどの美しさです! 

遅かろうが速かろうが関係ありません。このスタイルに惚れたんです!

やっぱ高いんだろうなぁ、欲しいなぁ、とりあえずガソリン安くなんないかなぁ等と考える最近です。

クロノメーター後編

昨日は18世紀の洋上航行の難しさと、高精度時計の必要性について見てきました。
今日は、それらの高精度時計(クロノメーター)を紹介したいと思います。

イギリス議会が出した懸賞金の獲得資格というのは、イギリスから西インド諸島までの航行において、誤差2分以内というものでした。当時、イギリス西インド間の航行時間はおよそ90日前後でしたから、ひと月に40秒の誤差、一日の誤差は約1.3秒までとなります。これは当時の機械式時計の標準をはるか超えており、とても困難なハードルだったといえます。
しかも、この数値はあくまで机上のものです。航行中の温度差や振動、衝撃などを考慮すれば、これよりはるかに誤差の少ないものを開発しなくてはなりません。

この無謀とも思える挑戦を受け、最終的に勝利したのは時計師ではなく一人の大工でした。
名前をジョン・ハリソンと言います。 彼は別に新しく時計を開発したのではなく、既存の時計の部品一つ一つを徹底的に研磨し、部品同士の抵抗を極限にまで抑えたのです。
7年間!磨き続けて、ハリソンさんはとうとう試作品を完成させました。
これにはハリソンのHが頭に付けられ、H1と呼ばれました。その後、H4まで開発されます。

さて、この4つの時計たちはこうしてハリソンさんの努力によって完成した訳ですが、すぐ懸賞金が貰えた訳ではなかったんですね。偉い天文学者とかが、たかが大工の作った時計に懸賞金はやれん!と難癖をつけてきたのです。ハリソンさん、さぞや辛かったでしょうね。何回も懸賞金をくれるように申請しましたが、その度に難癖を付けられ続け、いつの間にかH1完成から40年近くもの月日が流れてしまいました。んで、ホントに使えるの?っていう難癖に対して、時計の精度試験が行われる事になりました。

この時計を試験するには、実際に西インド諸島まで持っていかなければなりません。その頃ちょうど有名な探険家ジェームズ・クックがオーストラリア大陸の調査に出発するっていうんで、じゃあついでにジャマイカあたりまで乗っけてってよってことで、ハリソンさんの時計たちも同行することになりました。
81日間をかけて、ジャマイカに到達した時、ハリソンさんの時計は5秒ほどの遅れしかなかったそうです。さすがです。
その後、クック船長は無事にイギリスに帰還。時の国王ジョージ三世もクック船長からハリソンさんの時計の優秀さを聞き、「はやく懸賞金をあげなさい」という鶴の一声を発言。こうして実に40年の歳月を経て、ハリソンさんに懸賞金が支払われることになります。ハリソンさんはその一年後の1776年に亡くなりました。
クック船長はその後、「ハリソンの時計がある限り、我々の航海は安全だ」と語り、常に彼の船にはハリソンさんのクロノメーターがありました。ハリソンさんのクロノメーターの登場により、次々と高精度クロノメーターが開発され、海難事故が大幅に減りました。クック船長が1779年にハワイで原住民との争いで死亡した後、ハリソンさんのクロノメーターはイギリスに引き取られ、今では、グリニッジ海事博物館に展示されてあります。

そして230年経った現在。その当時の旅の苦労は微塵も感じさせ無い程、人類の旅行は進化しました。
旅行中、飛行機に乗っている時などにはハリソンさんやキャプテン・クックの時代を少し想像してみるのも面白いかもしれませんね。

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プロジェクトX風になってしまいました^^
そろそろ、卒業シーズンで、海外旅行に行く人たちも増えてくる事かと思います。
今はホント、安くお手軽に海外に行けますよね。地球の反対側だろうが、飛行機で16時間くらいで行っちゃうんですから。
でも、僕たちがこうやって、早く、安全に海外に行けるのは、先人達の血の滲むような努力の賜物であったことを忘れてはいけないと思います。
今回のアンティークコーナーはちょっと趣向をかえて、皆さんと歴史のお勉強でも。
ま、話題はいつも通り時計なんですけどね!

前回、IWCの時計を紹介した際、昔の時計の精度についてお話しました。
その中で僕は、当時の時計はよく狂うと書きましたが、実際には超高精度を追求した時計も存在したのです。(IWCの高精度をはるかに超越したものです。)

これらの時計を総称して、マリンクロノメーターと言います。
マリンクロノメーターの開発は時計の精度発達の歴史でもあります。
話は今から250年ほど遡ります。

当時、ヨーロッパ諸国特にイギリスは、太平洋地域の探検に熱心でした。当時の外洋交通手段は巨大な帆船です。 しかし、GPSも無い時代、広い大海原のど真ん中で自分のいる位置を確認することは非常に困難でした。実際、何十隻もの軍艦が毎年のように遭難し、イギリス本国に帰還してくる船はごくわずかになってしまいました。 
当時、海上で自分の位置を確認するには、緯度と経度を知ることが重要でした。
緯度線、経度線については非常に専門的な知識となり、ここで、すべて紹介することは不可能ですので、簡単にいうと、緯度は自分の現在いる位置の時間、経度は基準となる土地の時間と考えてください。
この二つの時間差を計算し、地図上の緯度線、経度線と参照しながら、自分のいる位置を割り出したのです。 
緯度を知るのは比較的簡単です。太陽の位置を測れば、時間がわかるからです。
問題は経度のほうでした。イギリスが基準としていた土地は、ロンドンのグリニッジ天文台という場所で、ちょうど経度0度の位置にあります。ここの正確な時間を、船上で常に示す高精度な時計が絶対に必要だったのです。
イギリス議会は、2万ポンドの懸賞金をかけて、高精度時計の開発を求めました。
明日は、その超高精度の時計について説明したいと思います。

※写真は70年くらい前のドイツ製クロノメーターです。クロノメーターは高精度でデリケートな為、航海中はこのような頑丈な箱に鍵をかけて保管しておりました。

IWC MARK11 Cal.89

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またまた軍用時計でございます。 しかし今回のはちょいと格が違いますよ。 
イギリス空軍採用のIWC MARK11です。
まずはIWCという時計メーカーについてご説明しましょう。
少々長くなりますが、お付き合いください。

IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)非常に実直な時計作りをするメーカーとして、
現在でも多くのファンを持つ時計メーカーです。 最近でこそ、ダヴィンチなる複雑機構を搭載した
機械式時計を世に出しておりますが、創業当初から実用重視の時計を作っておりました。
IWCの生まれた19世紀後半の時計といえば、懐中時計が主流で、実用というよりは、宝飾品としての
扱いでありました。その為、非常に豪華な装飾の割りには、精度が今一つというのが現状だったようです。当時のロンドンの紳士方は、正午きっかりに鳴るウェストミンスターの鐘にあわせて、懐中時計の時間を合わせるのが日課だったくらいで、一日に何分も誤差が出るのはあたりまえだったのです。
そんな中、IWCの懐中時計は非常に高精度な作りで有名でした。100年くらい前のIWCの懐中時計は、それなりの腕前の時計職人さんに調整してもらえば、一日10秒くらいの誤差にまで追い込むことが可能らしいですよ。現代の高級機械式時計の平均誤差は大体一日6〜3秒くらいですから、すごいことです。

その高精度が買われ、軍にも納入されるようになり、現代のIWCのフラッグシップモデルともいえる
MARKシリーズのご先祖様が今回ご紹介するMARK11です。

このMARK11が空軍に採用されたのには、高精度ももちろんですがもう一つ訳があります。
航空機のコクピット計器からは多量の磁気が発生します。磁気が時計の精度に悪影響を与えることは、
20世紀初頭には判明しておりましたが、いち早く耐磁の時計を開発したのがIWCでした。
方法として、軟鉄製(炭素の少ない鉄で、純粋な鉄とお考えください。硬度も軟らかいです。磁気を帯びにくい素材。)の中蓋をはめこむことによって磁力をシャットダウンする方式がとられました。
ムーブメントもキャリバー89(Cal.89)というIWCの開発した非常に美しく、高精度なものが搭載されておりました。通常、軍用時計でここまで凝った作りの機械はあまりありません。
文字盤デザインは、一番視認性の良いアラビア数字となっており、とっさの判断ミスが命取りとなる空中戦において瞬時に時刻を確認出来るデザインとなっています。
僕はこのMARK11ほど美しく、洗練された軍用時計を知りません。 欲しいもんです。

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