徒然なるままに

「これが最悪」と言えるうちはまだ最悪ではない。

時計

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この度、アンティークコーナーから時計部門を独立させました。
今後、時計の紹介は、アンティーク新品問わずこちらですることにしました。

今回紹介する時計は、スイスの超名門、ジャグァールクルト社の時計です。
ロレックス、オメガ等の有名メーカーに比べると、一般知名度ではかなり劣るメーカーですが、
技術力はこれらと同等、否はるかにそれ以上といえるメーカーです。

1929年には世界で最小の機械式ムーブメントであるキャリバー101を開発。重さ何と1グラムという超小型の手巻き式ムーブメントです。
その他、温度差でゼンマイを巻き上げる時計「アトモス」を開発と、地味なメーカーながら、恐るべき実力を誇っています。

そんな技術力に絶対の自信を持つジャグァールクルト社では、独自の検査テストを実施しております。
その名も1000時間マスターコントロールと言われるもので、その名の通り1000時間、6週間をかけて行われる精度テストです。その内容はというと、6方向の異なる姿勢での精度テスト、温度差テスト
5気圧の防水テスト、回転、停止を繰り返す精度テスト、耐衝撃テスト等等です。
通常、ロレックス等の高級時計がパスしているCOSCクロノメーター検定というものがあるのですが、これが2週間ほどのテストですので、どれほどこのテストが過酷なものか分かります。
そして、これらのテストは、出荷される直前の時計に対して行われるのです。テストに落ちた時計は再調整を施され、またテストを受ける。そして、1000時間の厳しいテストを潜り抜けたもののみが店頭に並ぶ事を許されるのです。

写真の時計は、そのマスターコントロールを受けるシリーズの中で最もシンプルなモデルです。
その名も、「マスターコントロール」 
ロレックスのような豪華さはありませんが、「時を知る」目的のみに特化されたスタイルです。
「私には不必要な飾りはいらない。そんなものは必要ない」と過酷なテストを耐え抜いた彼は自信満々に光り輝いています。究極の美ってこういうのをいうんじゃないでしょうか。

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