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今年もあと2か月ちょっとでボージョレヌーヴォー解禁となってきました。
2012 年のボジョレー地区は、
2 月と5 月に霜が下り、さらに6月には場所により雹と寒害に悩まされました。 その影響でブドウの樹の一部樹幹が壊死し、 4 月から毎週のような雨、1本の葡萄の樹が3枚の葉を付けるのに1カ月もかかったほど 生育が遅れ、また長雨の影響でミルデュー(ベト病)などの病気も広がり、 その結果収穫量は数十%減が予測されます。 7月末ごろからは高気圧がはりだし、暑く乾燥した天気が戻ってきました。 それでも8月も聞くところによるとあまり好天続きでもなかったよう・・・・
ただ、収量減は生産者にとっては大きな痛手ですが、我々消費する者にとっては、 逆に豊作の年よりも凝縮された
味わいのワインをいただける結果になることも多いです。 日照量不足によって、葡萄は酸味が高くなり、糖度(アルコール度やコク)が低くなる傾向があります。 今年のボージョレ・ヌーヴォーの傾向としましては、酸味のしっかりとのった、フレッシュでしまりのある味わいのものが 多い傾向になりそうだと予想しております。 合わせる料理も、しっかりとしたお肉料理と一緒にというよりも、スモークサーモンと玉ねぎのマリネなど、 やや酸味強めのマリネなどのオードブルにしっくりきそうな気がします。 また良質のものは数か月後に飲んでも味が良化してそうな気もしてます。 (酸度の高いワインはしばらく寝かせておくと酸がまろやかになる傾向があります。) レストランで飲むならオードブルに合わせたり、 ワインバーなどでアテをつまみながら楽しむのも良さそう!。
うちのお店の店取扱いアイテムの中では、 こういう年に抜群の安定感があるのが、仲田さんの手掛けるルーデュモンです。 畑の樹齢が古いので、根が深く張っているため、悪天候にも影響されにくく、また風通しの非常に良い斜面の畑の為、 ミルデューの被害も皆無だそうで楽しみなヌーヴォーが期待出来そうです。 自然派の生産者は、病害が蔓延してもボルドー液など限られた薬のみの使用になる為、病気の被害を受けやすいのですが 自然派のトップ生産者、パカレ、フレデリック・コサール、Mラピエールなどは、生産量を減らして、 畑を健全に保った葡萄から、
この悪天候の試練の年にどんな素晴らしいワインを作ってくれるか今からその出来が楽しみです。 収量減の影響で今年は早々とフィリップパカレのインポーターが出荷調整の案内を流して来ました。 パカレをはじめお気に入りの自然派ヌーヴォーを購入予定の方は、早めの予約が良さそう。 2012年8月29日 |

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