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8Bitマシン全盛の中、超高性能な16BitCPUを搭載してメガドライブは登場した。 初めから『家庭用ゲーム機』を念頭にして設計開発された初めての純然たるセガの『ゲーム特化マシン』である。 発売された88年当時を考えると文句をつけようが無いほどの高スペック。 そして、その高いスペックながらもリーズナブルな価格設定。 好き嫌いは分かれるかもしれないが、セガハードの歴史の中で間違いなくメガドライブは、 最も優秀なアーキテクチャを誇るマシンであったといえる。 (その後、メガドライブのアーキテクチャは、ぷよぷよ、プリント倶楽部等のアーケード基盤、 PICOなど幼児用コンピュータなどにカスタム化し転用される) 発表されたメガドライブの性能に一番驚いたのは、 実は、次世代ファミコン「スーパーファミコン」の発表を控えていた任天堂だった。 メガドライブがまったく想定外の高スペックだったらしく、急遽、スーパーファミコンの発売を予定より延期。 設計段階から計画を見直すハメになった。 (スーパーファミコンの発売は結局メガドライブ発売からなんとも2年近くも待つことになる。 逆説的に考えると、結果的にはスーパーファミコンとメガドライブとの性能格差が開くことにもなったが) メガドライブが世間に正式発表されたのは、実際に商品として店頭に並ぶわずか1〜2ヶ月前のこと。 つまり、突然、このマシンは世に発表され、アーケードゲーム「獣王記」とそのメガドライブ移植版の 比較デモンストレーションを行い、その驚愕のハードパワーを知らしめたのだ。 かなりセンセーショナルな登場の仕方だった。 新ハード発表が、発売間近に迫ったタイミングで行われた理由は不明だが、 ・任天堂への奇襲作戦 ・ぎりぎりまでのアーキテクチャ調整 ・日本版Mastersystem発売わずか一年足らずでの新ハード投入による企業イメージ損失の懸念 以上の3点が単純に考えられよう。 まるでCDドライブを搭載しているようにも見えるハードデザインは、今後のCD-ROMでのソフト供給を暗示して いるかのようであるが、実際にも本体発表時点で後付CDドライブ(後のメガCD)の構想はあった。 燦然と輝く「16BIT」のロゴは、セガが紆余曲折しながらもメインの頭脳として搭載した 高性能CPU『68000』に対する自信の表れ。 SEGAはこの高性能CPUを載せる為に、なんと30万個の一括注文というリスキーな条件を呑んで、 格安で仕入れる契約を獲りつけることに成功したのだ。 ちなみに、SGシリーズのメインCPUとして搭載されていたZ-80AもサブCPUとしてメガドライブに載っている。 そう考えると、開発段階ではメガドライブが「マークV」と謳われていたのもうなずける。 一見、PC業へは見切りをつけたようにも感じるセガだが、どこか未練が残っているらしく、 メガドライブのPC化構想も存在した。 PC大手のNECがゲーム業界に進出したことにも触発されていたのかもしれない。 結局そのPC化構想は、モデムを販売したところで終焉。キーボード、FDドライブは実現しなかったが、 別の形(テラドライブ)で落ち着くことになる。 ※画像2枚目、向かって左の外箱パッケージが初期版。右が中期以降の外箱パッケージ。 ※画像3枚目、セガに修理を出すと、このダンボールに入れられて帰ってくる。 【マシン名】
MEGA DRIVE(HAA-2500) (1988年10月29日発売) 【価格】 \21,000 【メーカー】 セガ 【CPU】 MAIN:68000(7.67MHz)、SUB:Z80A(3.58MHz) 【MEMORY】 RAM 64KB(68000用)+8KB(Z80用) VRAM 64KB 【GRAPHIC】 GRAPHIC 512色中64色同時発色可能 スプライト80個・スクロール2枚搭載 【SOUND】 FM音源6音+PSG3音+ノイズ1音 (FM音源のうち1chをPCMとして使用可能) 【ETC】 ステレオヘッドホン端子 コントロール端子 2ヵ所 拡張コントロール端子 スロット カートリッジ、拡張各1ヵ所 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪易≫ 中古市場ではよく見かける。値段もお手頃価格で入手できよう。 |
SEGA MEGA DRIVE
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拡縮機能が付いてれば違うマシンになってましたね〜と、中さん。
2007/4/27(金) 午後 9:45
時期的にコスト面から付けられなかったんでしょうね。シャイダクの拡縮を見た時、プログラマに「凄い!」と思ったのと同時に、すごく哀しい気分になったのを思い出します。。
2007/4/28(土) 午後 6:52 [ りぐ ]