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8Bitセガハードマシンの名機と謳われるマーク3。その名の通り三番目のセガハードだ。 SG-1000II投入後も、ファミリーコンピュータとの売上台数の差が縮まるどころか広がりを続け、 起死回生を狙うべく、グラフィックチップを変更することになったSG-1000マシン。 その結果、ここで初めてファミリーコンピュータのマシンスペックを越えることになる。 マーク3自体は従来のSG-1000シリーズのソフトの使用が可能であり、下位互換を実現している。 逆にマーク3用のソフトは今までのSG-1000シリーズのハードではプレイできない。 つまりマーク3は、従来のSG-1000シリーズの完全な上位互換マシンとなる。 SG-1000II発売後、わずか一年後の上位互換ハードの投入は、一部のユーザの反感を買うことになる。 しかし、グラフィック性能を強化した新ハードは、新規ユーザの開拓には有効的だったといえる。 「アーケードゲームを家庭用に移植する」というセガのお家芸はSG-1000の時代から既にあるものだが、 従来のハードのスペックではまともな移植ができないのが実情だった。 グラフィック強化は、開発者側・ユーザ側共通の願いであったわけだ。 実際、マーク3用ソフトは、強化されたグラフィック性能をふんだんに使い、 続々と"映える"名作ソフトを輩出していくことになる。 当時のセガのソフトの供給媒体は、ROMカートリッジとカードとあり、 カード媒体のソフトを遊ぶには、別途「カードキャッチャー」という周辺機器を購入する必要が あったのだが、マーク3には初めからカードスロットが搭載されていた。これも魅力のひとつだろう。 セガの家庭用ゲーム機市場への取り組みが徐々に本気になっていくなか、 SG-1000→SG-1000IIの移行が、付け焼刃的な対応であったのに対して、 SG-1000II→マーク3への移行は、仕切り直し的な意味合いがあったことに注目したい。 PCを意識したグラフィックチップを捨て、ゲームを開発するに相応しいグラフィックチップに 載せ代えたのだ。 【マシン名】
SEGA MARK3(SG-1000M3) (1985年10月20日発売) 【価格】 \15,000 【メーカー】 セガ 【CPU】 Z-80A(4MHz) 【MEMORY】 ROM オプション 8KB〜48KB(別売) RAM 8KB ホームBASIC使用時(24KB別売) VRAM 16KB 【GRAPHIC】 グラフィック表示 256×192ドット カラー 64色 パターン 8×8ドット最大448種類 1ドット毎16色設定可 スプライト 8×8ドット最大256種類 1ドット毎16色設定可 1画面に64個まで表示可 スクロール 上下左右、斜め、部分 【SOUND】 PSG音源3音+ノイズ1音 【ETC】 ジョイパッド 2個使用可能(2個オプション) カード用スロット×1 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪難≫ 非常に古いものなので入手は難しいのだが、SG-1000、SG-1000IIよりは中古市場に流れている。 また、市場価格的には状態に拘らなければ比較的安価で入手できる。 箱説付き、若しくは新品同様のものになると、旧世代マシン同様それなりの値段になると思われる。 |
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2007年04月16日
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