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海外から逆輸入された形となる日本版のマスターシステム(以下、MS)である。 しかし、海外のそれとまったく同じ仕様というわけではない。 日本版MSは、海外版MSをベースに連射設定機能と3D-グラス用コネクタ、 そしてFM音源ユニットを追加搭載している。かなりデラックスな仕様だ。 日本には、海外MSのベースとなったマーク3が既に存在しているので、 差別化の為には、それぐらいの豪勢なカスタマイズが必要だったのだろう。 マーク3、海外MS、日本版MSの性能・機能の差を式に表すと以下のようになろう。 マーク3 = 海外MS < 日本版MS 姿形は似ていても、海外MSは限りなくマーク3に近いハードであることに注目したい。 世界には様々なMSが存在するが、日本版MSが最も最強なMSといえる。 と同時にセガの8Bitゲーム機で世界最強のハードでもある。 日本人に生まれてよかったですね。 また、海外MSの記事でも紹介したが、多機能キーボード(SK-1100)が使用できなくなっている。 これは、PC戦略の伏兵としてのSG-1000シリーズの役割の終焉を意味している。 セガはこの時点で、やっと本気で家庭用ゲーム機市場に取り組む姿勢を現した形だ。 コントロールパッドのコネクタ端子について電気信号の仕様が若干変更された点も海外MSから引き継いでいる。 電気信号の仕様変更がどう影響してくるか、以下に簡単な例を挙げておく。 ・メガドライブのコントローラーパッドは、MSでも使用できるのは有名だが、マーク3では使用できない。 ・海外MS用トラックボールは、日本版MSでは使用できるが、マーク3では使用できない。 (ちなみに日本版のトラックボールは、MS/マーク3共に使用できる) 尚、勘違いしてはいけないのだが、日本版MSはマーク3の上位互換機種ではないということだ。 SG-1000とSG-1000IIの関係同様、日本版MSはマーク3と同一のものと捉えるべきだ。 連射設定機能、3D-グラス用コネクタ、FM音源ユニットなどの日本版MSの追加機能は全て、 マーク3本体でも別途発表されている各種オプション機器を用意し、 実装すれば日本版MSとまったく同等の性能になるからだ。 【マシン名】
SEGA MASTER SYSTEM(MK-2000) (1987年10月18日発売) 【価格】 \16,800 【メーカー】 セガ 【CPU】 Z-80A(4MHz) 【MEMORY】 ROM 8KB内蔵(オプション8〜512KB) RAM 8KB VRAM 16KB 【GRAPHIC】 グラフィック表示 256×192ドット カラー 64色 パターン 8×8ドット最大448種類 1ドット毎16色設定可 スプライト 8×8ドット最大256種類 1ドット毎16色設定可 1画面に64個まで表示可 スクロール 上下左右、斜め、部分 【SOUND】 2オペレータFM音源9音、PSG音源3音+ノイズ1音 またはFM音源6色+リズム5音から選択 【ETC】 ジョイパッド 2個使用可能(2個オプション) カード用スロット×1 3D-グラス用コネクタ 1個(3-Dグラス直接取り付け可能) 連射設定ボタン 1個(ラピッドボタンにてON・OFF可能) 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪やや難≫ マーク3より出荷台数は少ないよう感じるが、中古市場ではMSの方がよく見かける。 箱説付き、若しくは新品同様のものになると、それなりの値段になると思われる。 |
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2007年04月18日
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