|
パイオニアから発売されたマルチメディアLDプレーヤーの「レーザーアクティブ」。 レーザーアクティブは通常のコンパチブルLDプレイヤーとしての機能の他に、フロントに専用パックを 取り付けることによりテレビゲーム機能、又はカラオケ機能を追加することができるのだ。 レーザーアクティブ対応LDプレーヤーとして、パイオニアから『CLD-A100』が発売され、 その他にもパイオニアからのOEM製品であるがNECから『PCE-LD1』の2機種が販売された。 (もちろん、OEM製品なので中身は全く同じものであるが) 当時、パイオニアはレーザーディスクの普及の為に躍起になっていた。 マルチメディアマシンとしてレーザーアクティブを開発したのもその流れからである。 しかし、肝心のLDプレーヤーの機能として「片面再生」のみで、 「両面自動再生機能」が備わっていないというクリティカルな欠点を持つ。 ※両面自動再生機能の無いものは手動でLDを引っくり返さないとならない。 おそらくコスト面の問題から両面自動再生機能を捨てたのであろう。。 ちなみにS端子すらも備わっていない。 今となってはLDプレーヤーとしての価値はまったくないと言っていいだろう。 レーザーアクティブの機能を追加する専用パックであるが認識している限りでは、主に以下の3つが存在する。 ・PAC-S1(メガドライブ用パック) ・PAC-N1(PCエンジン用パック) ・PAC-K1(カラオケ用パック) この記事ではPAC-S1(メガドライブ用パック)についてのみ記述する。 『PAC-S1』は、レーザーアクティブでメガドライブのカートリッジソフトや、メガCDのCD-ROMのソフトが 遊べるようになる拡張パックだ。 そして同時に、レーザーアクティブ独自の新規格「メガLD」のLD-ROMソフトが遊べる。 このメガLDこそが、レーザーアクティブの肝である。 LD-ROMはCD-ROMに比べ大容量の為、アナログの実写動画やCG動画贅沢に使えた。 得にアーケードのLDゲームに関しては、完全移植を果たしている。 ※今、現在でもLDゲームの完全移植を果たせているのはレーザーアクティブだけだろう。 また、レーザーアクティブオリジナルのソフトはもちろん、電子出版系のマルチメディア系ソフトや 別売りの3Dゴーグルを生かした3D映像対応ソフト、そしてコンシューマとして初となる18禁のソフトなどが 登場した。 ゲーム機として捉えたレーザーアクティブは非常に優秀で所有していて損の無いハードといえる。 しかし、このレーザーアクティブの優れた能力が世に広まらなかった理由は、コスト面にあろう。 レーザーアクティブ本体だけで\89,800、そして専用パックPAC-S1が\39,000である。 MEGA LDを遊ぶためだけの為に、約\130,000もの経費が必要となるのだ。 LDプレーヤーとしての能力に劣っているレーザーアクティブは、当然、一般消費者からも敬遠された。 結果、非常に高いポテンシャルを秘めたレーザーアクティブは程なくして世から消えていくことになる。 尚、MEGA LDのソフトは今でも人気でプレミアが付いている。 中古で安く流通するようになったLASER ACTIVEは今でも密かな人気を誇っている証拠だ。 ちなみに、PAC-N1(PCエンジン用パック)専用のLD-ROM2と、今回紹介したMEGA LDには互換性が無いので注意したい。 【マシン名】
LASER ACTIVE CLD-A100 (1993年8月20日発売) PAC-S1(メガドライブ用パック) 【価格】 本体:\89,800 パック:\39,000 【メーカー】 パイオニア 【PAC-S1におけるスペックはMEGA DRIVE/MEGA CDと同一と思われる】 ※但し、LDドライブ(CDドライブ)部には能力的に差異のある可能性有り。【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪かなり難≫ 箱説付きの状態のものをあまり見かけない。 状態に拘らなければ、中古ゲーム市場、中古家電市場で見つけることも可能だろう。 ※PSE法適用商品 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




