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いつの間にやら僕らも若いつもりが歳をとっていた。。そんな セガ 人向け仕様( Punk & SEGA & Looseなブログ)

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セガのカラー液晶の携帯型ゲーム機「ゲームギア」が1996年末に終焉を向かた その2年後・・・・
ついに、任天堂が満を持してカラー液晶を採用した「ゲームボーイカラー」を発売する。

ゲームボーイカラーの発売が1998年10月21日。
セガのゲームギアの発売が1990年10月6日なのだから、丸8年。
セガがいかに先進性に富んでいたか・・・そして、先走りし過ぎたのかがよくわかる。


任天堂 ゲームボーイカラーは、セガハードの歴史と重ねると、セガ サターン末期からドリームキャスト、
そしてセガのハード事業撤退以降も続いた携帯ゲームハードだ。

「携帯ゲーム機」という分野において、この時期のセガは既に(事実上の)撤退をしていた。
よって、ゲームボーイカラーへのセガゲームの供給については、かつてよりも敷居が低く・・なるはずなのだが、
混沌に満ちた事件に巻き込まれることになる。


1999年春。総合ゲーム雑誌「ファミ通」にて、任天堂資本の開発会社「マリガール」の香山氏より
サクラ大戦のゲームボーイカラー版の発売が発表される。
その際のキーワードは『ゲームは(会社のものではなく)クリエイターのもの』だ。
「サクラ大戦」は当時のセガの看板ゲーム。制作総指揮を担っていたのが香山哲氏と入交昭一郎氏だ。
この発表はセガにとっては寝耳に水の発表だったようで、
急遽、当時セガの社長である入交氏より以下のようなコメントが発表される。
「週刊ファミ通」の記事内容は、マリーガルの香山氏が一方的に発表したものです。
香山氏から『サクラ大戦』をゲームボーイカラーで発売したいというご提案を
いただいているのは事実ですが、この提案に対してセガとしては条件をつけています。
その条件とは「ゲームボーイカラーとドリームキャストをつなぐこと」です。
香山氏が『サクラ大戦』のゲームボーイカラー版を発表されたということは、
この条件を満たす目処がついたということなのでしょう。
まだ、その具体的な話はセガ側にはきていないのですが。
この話が実現したということであれば、非常に楽しみですね。

このセガのコメントに対するマリーガルの反応は以下の通り。
株式会社マリーガルマネージメント取締役である香山哲と、
株式会社セガ・エンタープライゼス入交昭一郎社長との会談で、
ゲームボーイカラー版「サクラ大戦」の開発・発売については了解されていることを当社は確認しております。
またその際、「ゲームボーイカラー版・サクラ大戦」と「ドリームキャスト版・サクラ大戦3」を
つなげることが両者の間での合意事項であったことも当社は承知しております。
上記内容については弊社 香山哲が任天堂株式会社 山内博社長に直接お伝えしております。

「ドリームキャストとゲームボーイカラーが繋がるのかも?」
当時のセガユーザーは浮き足立った。
看板タイトルが他社ハードに供給されるとしても、ドリームキャストにとってこれほど追い風になるものはない。
しかし、香山氏の発表の仕方や、それに対する入交氏の対応など、非常にきな臭い要素も多分にあった。

実際、その後は、一向に任天堂からの正式アナウンスなどなく時は過ぎて行く。。



1999年8月。(書き替え専用)スーパーファミコン版「コラムス」がメディアファクトリーより発売される。
(メディアファクトリーは香山氏が常務取締役として在籍)
セガアーケードからの移植だったが、決して、良いとはいえない出来栄えだった。

そして、追うように1999年11月には、ゲームボーイカラー版「コラムスGB 手塚治キャラクターズ」が
同じくメディアファクトリーから発売。
イメージ 1

ゲームボーイカラー初のセガゲームだ。


そのうち「サクラ大戦GB」の発売は正式に決定するも「ドリームキャストとゲームボーイカラーが繋がる」という話は、
いつの間にか聞かなくなる。


その後、セガのドリームキャストは極度の不振に陥り、
2000年6月には、セガ入交氏が社長を退陣。副会長となる。


そして、2000年07月。ついに「サクラ大戦GB」がメディアファクトリーより発売。
イメージ 2
画像は、左が初回限定版「サクラ大戦GB ポケットサクラパック」。
右が「サクラ大戦GB プレミアムパック(Tシャツが付属)」。
他にもローソン限定発売の各女性キャラクター仕様の限定サクラ大戦GBなど、限定版を乱発。
もちろん、通常版も発売されており、供給過多に。。
ゲーム内容の評判の悪さも手伝って、激しい値崩れを起こすことになる。
なお「繋がる」の要素だが「ポケットサクラ」という小型万歩計ゲーム機と連動という形で終わっている。
(ポケットサクラ⇒ポケットピカチュウのサクラ大戦版)
散々話題になった作品だが、最悪・・いや最低の結果となったといわざるを得ない。
尚、今回の記事のトップ画像は、サクラ大戦モデルのゲームボーイカラーとソフトがセットになった「サクラ大戦GB ゲームボーイカラーパック」。
こちらは唯一、極端な値崩れを起こしていない。



2000年10月。セガの大川功会長に請われ香山氏はセガの特別顧問に就任する。
・・・・と同時に入交氏は降格の処分を受ける。


2000年12月。入交氏セガを退社。


その一年後。。


2001年12月。「サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦」を発売。
イメージ 4
画像は初回限定版。
すでにセガはハード事業から撤退していたのもあって、ソフトメーカーとしてセガから発売された。

いや、もっと正確に表現するならば「香山氏の在籍しているセガからの発売」といった方が正しいのか。

『ゲームはクリエイターのもの』この言葉の真の意味する所がなんなのか今となっては不明だが、
いかなる理由があろうとも、ユーザーを"置いてけぼり"にしたゲームに未来はない。



【入手容易度】(普通/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪普通-かなり難≫
【プレミア度】(極安/安/普通/高/極高)
 ≪普通-高≫

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