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数あるMEGA DRIVEハードの中で、最強のハードと謳われているハード『マルチメガ』シリーズ。 GENESIS CD-Xの記事でも紹介したが、マルチメガシリーズは、その優秀な設計から非常に人気があり、 ハードの流通量の少なさも相成って、その全てのモデルが極めてレアでプレミアが付いている。 画像のハードはそのマルチメガ シリーズの欧州版『MULTI MEGA』である。 欧州版MULTI MEGAは、GENESIS CD-X同様、MEGA DRIVEとMEGA CDをコンパクトに一体化したものだ。 仕様/スペック共にMULTI MEGAとGENESIS CD-Xはまったく同じものである。 販売地域が違う為、欧州版MULTI MEGAの映像出力方式はPAL方式である。 その為、日本のモニターに映し出すためには、PAL方式をNTSC方式に変換するブースターが必要となる点に 注意したい。(他の欧州版ハードも同様) 今回の記事では、判明しているだけの全マルチメガ シリーズを紹介する。 北米:GENESIS CD-X (NTSC方式) 南米:MULTI MEGA CD-X (PAL方式) 欧州:MULTI MEGA (PAL方式) 東亜:MULTI MEGA (NTSC方式) 当初は日本においても、もちろんマルチメガを発売する動きはあったのだが、 時は次世代マシン「セガサターン」の大車輪が動かんとするタイミングであった為、 ”ゲームマシン マルチメガとしての”発売は見送られる結果となり、MEGA DRIVEユーザは落胆した。 なお、上記したマルチメガシリーズの中で注目したいのは、アジア版のMULTI MEGAである。 日本と同じ映像方式がNTSCでありながら、且つ、日本のMEGA DRIVEのソフトが問題なく稼動する。 つまり、日本に投入される予定であったMULTI MEGAと同型のものである。 日本に住む者にとって、一番実用的なMULTI MEGAで是非入手したい一品であろう。 しかし、そのアジア版MULTI MEGAこそが、マルチメガシリーズ中、一番のプレミアを誇っているのだ。 【マシン名】
MULTI MEGA (欧州版/東亜版 1994年頃発売) 【価格】 不明 【メーカー】 セガ 【スペックはMEGA DRIVE+MEGA CDと同等】【ETC】 CD-G、CD-ROM内蔵 手動方式 トップローディング ライン端子×1 コントロール端子 2ヵ所 スロット カートリッジ 1ヵ所 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪極めて難≫ マルチメガシリーズは全てがレアで、プレミアが付いている。 中古市場でもなかなか見かけない。 欧州版マルチメガは、日本に住んでいる者にとって実用性が低い割には、 GENESIS CD-X同様非常に高額で取引されている。 マルチメガシリーズの中でもトップ級のプレミアが付いているアジア版マルチメガと 姿形がそっくりなので間違わないよう気をつけたい。 |
SEGA MEGA DRIVE
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セガの名を世界に知らしめた『MEGA DRIVE』シリーズ
CD-ROMドライブユニットである『MEGA CD』や
高性能32BitCPUを載せたアップグレードブースター『SUPER 32X』など強力な周辺機器も登場した
多彩な数の互換機も存在し、その数は歴代セガハード随一
CD-ROMドライブユニットである『MEGA CD』や
高性能32BitCPUを載せたアップグレードブースター『SUPER 32X』など強力な周辺機器も登場した
多彩な数の互換機も存在し、その数は歴代セガハード随一
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数あるMEGA DRIVEハードの中で、最強のハードと謳われているモデルがある。 それが『マルチメガ』シリーズだ。 マルチメガシリーズは、その優秀な設計から非常に人気があり、ハードの流通量の少なさも相成って、 その全てのモデルが極めてレアでプレミアが付いている。 今回紹介するハードはそのマルチメガ シリーズの北米版『GENESIS CD-X』である。 GENESIS CD-Xとは、端的に説明するとGENESISとSEGA CDが一体化したハードだ。 つまり、言い換えるとマルチメガ シリーズとは、MEGA DRIVEとMEGA CDが一体化したものなのだ。 MEGA DRIVEとMEGA CDの一体化マシンというと他にWONDER MEGAシリーズがある。 WONDER MEGAシリーズとの大きな違いは、その尋常でないコンパクトさにある。 GENESIS CD-X(マルチメガ)の外寸は、なんとCDウォークマン程の大きさしかない。 スマート化されたWONDER MEGA2の、二分の一以下の大きさなのだ。 GENESIS CD-X(マルチメガ)の特筆すべき点は他にもある。 MEGA DRIVE2用のACアダプターが一つで済むのは当然として、乾電池でも動作可能なのだ。 映像音声出力はMEGA DRIVE2のケーブルが使用でき、音声出力用にライン出力端子も装備。 特にサウンド能力に関しては、その音質が他のMEGA DRIVEハードを差し置いて非常に秀でている。 MEGA DRIVE2では接続不可能になってしまった下位互換オプション機器の「メガアダプタ」も装備できる。 WONDER MEGAシリーズでは改造が必要だったアップグレードブースター「SUPER 32X」も なんの問題なく接続可能なのである。 SUPER 32X接続に関してGENESIS CD-Xの強みは、SUPER 32X用CD-ROMソフトが手軽に使用できる点であろう。 日本では未発売で終わったSUPER 32X用CD-ROMソフトであるが、海外では発売されている。 日本でこのSUPER 32X用CD-ROMソフトを動かすには、SUPER 32X本体の他に海外版のMEGA DRIVEと 海外版のMEGA CDを用意するか、エリアプロテクトを外すコンバータを、MEGA DRIVE用とMEGA CD用と 用意しなくてはならない。 SUPER 32X用CD-ROMソフトを稼動させる為には、非常に手間がかかるのだ。 それがGENESIS CD-Xがあれば、SUPER 32Xを装備するだけで簡単に稼動できるのである。 作品の質はともかくMEGA DRIVEハード最強のソフト「SUPER 32X用CD-ROMソフト」を動かすには、 MEGA DRIVEシリーズ最強ハードのひとつ「GENESIS CD-X」が相応しい。 【マシン名】
GENESIS CD-X (1994年4月発売) 【価格】 $399 【メーカー】 セガ 【スペックはMEGA DRIVE+MEGA CDと同等】【ETC】 CD-G、CD-ROM内蔵 手動方式 トップローディング ライン端子×1 コントロール端子 2ヵ所 スロット カートリッジ 1ヵ所 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪極めて難≫ マルチメガシリーズは全てがレアで、プレミアが付いている。 中古市場でもなかなか見かけない。 しかし、非常にレアなマルチメガシリーズの中では、 GENESIS CD-Xは比較的入手しやすい部類に入る。 |
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パイオニアから発売されたマルチメディアLDプレーヤーの「レーザーアクティブ」。 レーザーアクティブは通常のコンパチブルLDプレイヤーとしての機能の他に、フロントに専用パックを 取り付けることによりテレビゲーム機能、又はカラオケ機能を追加することができるのだ。 レーザーアクティブ対応LDプレーヤーとして、パイオニアから『CLD-A100』が発売され、 その他にもパイオニアからのOEM製品であるがNECから『PCE-LD1』の2機種が販売された。 (もちろん、OEM製品なので中身は全く同じものであるが) 当時、パイオニアはレーザーディスクの普及の為に躍起になっていた。 マルチメディアマシンとしてレーザーアクティブを開発したのもその流れからである。 しかし、肝心のLDプレーヤーの機能として「片面再生」のみで、 「両面自動再生機能」が備わっていないというクリティカルな欠点を持つ。 ※両面自動再生機能の無いものは手動でLDを引っくり返さないとならない。 おそらくコスト面の問題から両面自動再生機能を捨てたのであろう。。 ちなみにS端子すらも備わっていない。 今となってはLDプレーヤーとしての価値はまったくないと言っていいだろう。 レーザーアクティブの機能を追加する専用パックであるが認識している限りでは、主に以下の3つが存在する。 ・PAC-S1(メガドライブ用パック) ・PAC-N1(PCエンジン用パック) ・PAC-K1(カラオケ用パック) この記事ではPAC-S1(メガドライブ用パック)についてのみ記述する。 『PAC-S1』は、レーザーアクティブでメガドライブのカートリッジソフトや、メガCDのCD-ROMのソフトが 遊べるようになる拡張パックだ。 そして同時に、レーザーアクティブ独自の新規格「メガLD」のLD-ROMソフトが遊べる。 このメガLDこそが、レーザーアクティブの肝である。 LD-ROMはCD-ROMに比べ大容量の為、アナログの実写動画やCG動画贅沢に使えた。 得にアーケードのLDゲームに関しては、完全移植を果たしている。 ※今、現在でもLDゲームの完全移植を果たせているのはレーザーアクティブだけだろう。 また、レーザーアクティブオリジナルのソフトはもちろん、電子出版系のマルチメディア系ソフトや 別売りの3Dゴーグルを生かした3D映像対応ソフト、そしてコンシューマとして初となる18禁のソフトなどが 登場した。 ゲーム機として捉えたレーザーアクティブは非常に優秀で所有していて損の無いハードといえる。 しかし、このレーザーアクティブの優れた能力が世に広まらなかった理由は、コスト面にあろう。 レーザーアクティブ本体だけで\89,800、そして専用パックPAC-S1が\39,000である。 MEGA LDを遊ぶためだけの為に、約\130,000もの経費が必要となるのだ。 LDプレーヤーとしての能力に劣っているレーザーアクティブは、当然、一般消費者からも敬遠された。 結果、非常に高いポテンシャルを秘めたレーザーアクティブは程なくして世から消えていくことになる。 尚、MEGA LDのソフトは今でも人気でプレミアが付いている。 中古で安く流通するようになったLASER ACTIVEは今でも密かな人気を誇っている証拠だ。 ちなみに、PAC-N1(PCエンジン用パック)専用のLD-ROM2と、今回紹介したMEGA LDには互換性が無いので注意したい。 【マシン名】
LASER ACTIVE CLD-A100 (1993年8月20日発売) PAC-S1(メガドライブ用パック) 【価格】 本体:\89,800 パック:\39,000 【メーカー】 パイオニア 【PAC-S1におけるスペックはMEGA DRIVE/MEGA CDと同一と思われる】 ※但し、LDドライブ(CDドライブ)部には能力的に差異のある可能性有り。【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪かなり難≫ 箱説付きの状態のものをあまり見かけない。 状態に拘らなければ、中古ゲーム市場、中古家電市場で見つけることも可能だろう。 ※PSE法適用商品 |
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カーオーディオメーカー「ALPINE」より販売(?)された車載用「メガジェット」。 製造はセガが行っている。 通常のメガジェットと性能的にはまったく何も変わらないのだが、 本体に貼られているロゴシールがMDのロゴではなく「ALPINE」となっている。 車載用のメガジェットなので、ACアダプターの代わりに専用シガレットアダプターと、 ALPINE製モニターに繋ぐ専用AVコード、それに通常のMD2用モノラルAVコード(※)が付属されている。 更に「+ 1」としてソニック・ザ・ヘッジホッグ3のソフトが同梱されている。 つまり、通常のメガジェットとの違いは、セット内容が違うだけといっても良い。 ちなみに、日焼けしているような外箱のパッケージだが、 新品の時(工場出荷の時)からのもので、そういうカラーリングのパッケージなのだそうだ。 ※通常版、ALPINE版共にメガジェットに付属されているMD2用モノラルAVコードは、 通常のMD2用モノラルAVコードより長い。その長さ3.5メートルもあるのだ。 【マシン名】
MEGA JET + 1 車載用モニター対応セット (1994年頃発売) 【価格】 \不明 【メーカー】 販売:アルパイン/製造:セガ 【仕様/スペックはMEGA JETと同一】【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪極めて難≫ 中古市場で、箱説付きの状態のものをあまり見かけないレアハード。 価格的にも、時には数万で取引されることがある。 |
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本体とコントローラパッドを一体化した超コンパクトサイズのメガドライブが「メガジェット」だ。 メガジェットの「JET」はジェット機のJETである。 日本航空と共同で開発し、JALの国際線での機内サービスとして貸し出されていた特殊メガドライブが 一般発売されたのだ。 メガドライブ2で排されたヘッドフォン端子が復活しているのもその名残である。 通常のメガドライブ同様、画面はモニターに出力する。 メガアダプタ/メガモデム/メガCD等のオプション機器は概ね装備できない。 MEGA JETの一般販売の狙いは、「旅行等に簡単に持ち運びでき、旅館なでプレイできる」という点であり、 自宅でプレイすることは想定していない。オプション機器の装備は不要だろう。 尚、メガジェットの音声出力についてはかなりの定評がある。 メガドライブ2 ≦ メガドライブ(1) < MEGA JET 素人にもわかるレベルで違いがある。 メガジェット本体の外寸はゲームギアに近い。 そこでゲームギア用の他社製キャリングケースに入れて運ぶという裏技もあった。 但し、「簡単に持ち運びできる」はずのメガジェットには盲点がある。 まず、アダプターがメガドライブ2のものとまったく同じで思いのほか旅行の時にかさばるのだ。 (メガドライブ2のアダプター自体も、メガドライブ(1)のアダプターに比べて小型化されているが) そして、メガジェットを持って旅行をするからには、旅仲間がいることが多いはずだが、 更に人数分のパッドやマルチタップもとなると、かさばるどころではない。 結果的にメガジェットはそんなに普及をすることなく消えていったメガドライブハードとなったのだが、 実は、メガジェットファンがかなり多いことも最後に記しておく。 (実は自分もメガドライブで一番好きなハードはメガジェットなのだ) 【マシン名】
MEGA JET(HMJ-0300) (1994年3月10日発売) 【価格】 \15,000 【メーカー】 セガ 【スペックは日本版MEGA DRIVE2と同等】【ETC】 ヘッドホン端子 1ヵ所(ミニプラグつきヘッドホン取り付け可) コントロール端子 1ヵ所 スロット カートリッジ 1ヵ所 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪かなり難≫ 中古市場であまり見かけないレアハードのひとつといえよう。 市場価格的にも、跳びぬけて高価というわけではないが、 通常のメガドライブハードよりは断然に高い。 |




