ジャラン じゃらん

月夜に地酒と地料理で無駄話をする輩です。

パラオ

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チェックアウト後 ロビーでくつろいでいると、見ず知らずのポリネシアンオヤジが

私を名指しで怒鳴り込んできた。

呆気にとられる私、またなんかしたんかという周囲の視線  

「な・・・なんすか」っと聞くと「アナタ クルマ ボコボコ コワシタ」

「はぁ?なんだそりゃ??」「アナタ レンタカー 運転ミスデ コワシタ」

「はぁ〜〜〜俺が事故っただと!?俺は小4からバイクに乗ってんだぞ

中学じゃ乗用車飛び越してトラックも運転していた、しかもだ!よう聞け!ここ大事!!

動物占いでは(狼)だ!狼ってのは丸いタイヤ状の物渡しとけば“超ご機嫌”って野郎なんだ!!!

そんな俺が運転で下手こく訳ねえだろ!!!」

だがオッサンの言う通り表に出てみれば、確かに私の乗ったダッサイマツダの車

そいつのフロントが壊れてる。

しかし心当たりがない。 なのに奴は「アナタガ ヤッタ」

「ざぁけんな!俺のせいにして金取る気だな!」

揉めている私たちの元へレンタカーを借りた別の奴がきて

「アハハハ オイラが昨日深夜ホテルの門にぶつけてんだよ〜」

つまり借りた3車とも全く同じ車だたもので適当に乗り回してた結果

私の借りた車で奴が事故った・・・・・って事

「オイラ修理代払うよ」

「バンパーダカラ タイシタ オ金ジャナイデス、ロビーデ 書類ニサイン オネガイシマス」


「・・・・・・・・お・・・おい・・・・俺はほったらかしかぁ〜い!!!」





帰りの飛行機は小型で横から乗るのではなく、機体のお尻の部分がパカっと開いて

乗り込むタイプのやつなので席に座っていると乗ってくる全員の顔が見られる。

「まあ いろいろあったが 楽しかったな〜」なんて話していると機長が乗ってきた

       「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

機長は頭チリチリヘヤーの真っ黒に日焼けしたポリネシアン

「あんた さっき 俺にレンタカーどうこう言ってなかった!?

ダイビングで俺たちをサメに・・・廃墟に住んで・・・釣り船操縦して????

別に人種差別ではない!顔の区別がつかない私は全部同じ顔に見えてしまう

判っちゃいる・・・判っちゃいるけどさぁ〜・・・・

      「機長・・・あなたはアバウトじゃないよね・・・・・」





※機内からの夕日の写真は某医者漫画の作者が撮りました
綺麗だったので単行本の何巻かの表紙にしたそうです。

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滞在日も残り少なくなると淋しくなるねぇ〜

そんな時のサンセットクルージングなもんだから
必要以上にセンチメンタルな気持ちに(←似合わないが・・・)

ネットの下を光に寄って来たのか小魚の群れが併走している

上を見上げれば「雲の帯?」と見間違えそうなほどの天の川

大自然の美しい、色々な物を焼き付けようとした私だが

一番心に残ったのは残ったのは海でも空でも星でもなく船上でBBQを焼いてくれた

現地のオバチャンだ


愛想のいい彼女は日本語が喋れる。それだけではない。名前も「ヨウコ」だ

そう聞くと(戦争の陰・・・・・)鬱な気分になりかけたが彼女の話は意外であった。

確かに戦争時、この島には日本軍が駐留していたが島の人たちと上手くやっていたという。

彼女の父は彼女が生まれたとき懇意にしていた警察官(憲兵?)を尋ね

名付け親になってくれるよう頼み「ヨウコ」という名が付いたと・・・・

「ワタシタチ ニホンジン スキヨ、悪クオモッテナイデスヨ

ヨーロッパハ 病気モッテキタシ モノ モッテイッタ

ニホンジンハ イロイロ 造ッテクレタ カンズメモ クレタヨ」

そう言えばジャングルの日本軍の廃墟で会った人が怒ってなかったのはそう言う事だったんだ

あちこちで話しかけてきた現地の人たちの笑顔も納得できた


とかく第二次世界大戦でアジア諸国において日本軍の悪評ばかり聞かされていたから

本当に意外で・・・確かにペリリューの戦いなどで日米両軍に多くの戦死者が出たのに

ペリリュー島の戦いではパラオ民間人に一人の死者も出なかったと言われてる

それにしても死の恐怖や建物の損壊など被害はゼロではなかっただろう

だから彼女の発言に少しばかり救われたような気分になった。



なので飲み過ぎた・・・・ってのは言い訳になりませんか??

危険なダイビング

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シューノーケリング・釣り・トローリング(空魚篭記参照)ってな具合に、ほぼ毎日海に出ていた

その中でもメインイベントはトローリングと、このスキューバダイビングだ。

全員が初心者でライセンスも無いので体験ダイビングですが・・・・

船でダイビングポイント近くの小島に行き、そこで器具を着け講習を受ける

15分程度の講習で「デハ 行キマショ〜」とインストラクター

「え・・・もう・・・・?耳抜きも怪しいのに、いきなりですか?」

メンバーの中に動揺が広がり、女性一人がここで棄権

私は学生時代水泳部だったしガキの頃から川や海に潜っていたので不安はなかったが

確かにあの程度の講習で潜れと言われれば、びびってしまうのも判る。

島から10Mくらい浅瀬を歩くと突然深くダイビングのポイントとなっていた

潜る直前インストラクターが「サメガ イルカモシレマセンガ ダイジョウブデス

ワタシハ ダイジョウブ ミナサンガ タベラレテル アイダニ ニゲルカラ」

「・・・・・・・・・・・・このタイミングで笑えんギャグだこと・・・・」

で 潜っていきなりサメの姿が見えた時・・・「ギャグじゃない・・・?」

ダイビングは、よくTVでみる海底一面に広がる珊瑚礁にカラフルな魚・・・ではなく

深く切り立った岩肌の珊瑚や底の見えないブルーの海を泳ぎまわる魚の群れ

そんな海の世界を十分に眺め楽しかった。

人は何も身に着けないで空を飛ぶ事は出来ないが、近い感覚を体験できるのはダイビングだと思う
 
水中で普通に呼吸してウエイトで浮力を調節して浮いていたら、段々飛んでる感覚になってくる

地上では立ち止まってしまう崖なんかをス〜っと進んだ時なんかは、鳥になった気分だ


十二分に楽しんだダイビングだが・・・・・・・・・・・・・・どっこい

この数ヶ月後日本人ダイバーが遭難6〜7名が死亡

日本に帰って知ったことだが、パラオのダイビング関係者は
まだプロフェッショナルとはいえず、注意が必要だと(当時)
そして私たちが潜った所は初心者ポイントではなく流れが速く危ない上級者ポイントのこと

こいつらギャグやのうってホンマにアバウトなんや!  ゾォ〜

生きて戻れてよかったぁぁ〜〜

爪痕-2

目の前に現れたのは、鬱蒼としたジャングルの中には似つかわしくない
二階建てコンクリート製の建物・・・

それも一目で永い年月が経っていると判るほど朽ちている
窓ガラスが無いとかではなく、窓枠ごと無い コンクリートのみが残っている廃墟だ。

「なんでこんなジャングルの中に・・・」車を降りて近づいてまたも息を呑む

壁には無数の機関銃の弾の痕、所々には砲弾痕とおもわれる大きな痕もある

「これってさぁ・・・もしかして」と言いかけた時、建物の中から人が出てきた。

4〜50歳位のポリネシアの男性は私たちに向かって歩いてきて

「ニホンジン?」    

頷く私たちに 「コレ ナニカ ワカル?」

「コレ 戦争ノ トキノ 日本軍ノ 要塞ダ」

やはり・・・と思ったと同時に色んな事が脳裏を駆け巡った

-この人日本語喋れる・・・ってことは・・・・・

戦時中日本軍がアジアで行った日本化政策・支配・暴力・怒り・恨み・・・・・・・

ヤバイ 怒られる・・・?どつかれる?いや最悪 命に・・・・・・

そんな事を思ってる私に、以外にも男性は笑顔で 

「森ニハ戦車、海ニハ戦闘機 アルヨ 見ルナラ教エルカラ」

え?教えるって・・・この人戦争の遺物なんかを管理する人???

「ここで管理してるんですか?」と訊ねると

「カンリ?? ココニ住ンデル」

「・・・・・・・・・    えぇぇぇええぇぇぇぇええぇっ!!!」

よく見ると建物の陰に生活用品や洗濯物があり、中には奥さんと子供の姿が・・・・




「あんなトコに住むなんてたくましいなぁ〜」

「戦死者もいっぱいでただろう場所だろ、恐ろしくないのか?」

帰りの車内でそんな会話をしていると、後部座席にいた奴が

「僕は戦争廃墟より、これからホテルに帰るために渡らなきゃなんない
あのパラオ大橋の方が怖いですよ・・・・・・・・」


   た (; ̄_ ̄|||) し ( ̄∇ ̄; ) か (´□`;) に


※ちなみにその時撮った写真には無数の霊が映ってると自称心霊野郎が言ってました。

爪痕-1

イメージ 1

橋が突然頭上に落ちてくるやも知れないんで早々にパラオ博物館へ移動

ここはパラオの民族的な物がメインだが、表の芝生には第二次世界大戦時に使われていた
銃器も展示してあった。ただ、綺麗な芝生の中庭に置かれた高射砲は展示物にしか
見えなくてオチャラケて写真を撮って「じゃあ次行こうか!」って事に・・・不謹慎な

「そんな広くもないし走ってりゃ何かにぶち当たるんじゃない?」そんなノリで

車を走らせていると、パラオ空港の横を過ぎ少し行くと突然道の様子が変わり

それまで舗装だった道は、鬱蒼とした木々に囲まれたぬかるんだ泥道に

「ヤバ!どっかでUターンしなきゃ!」だが道幅は狭く無理だ

バックしようにも一度車を止めると泥道にタイヤを取られ動かなくなる可能性大

「このままUターンできる場所まで突っきるしかねぇかあぁぁぁ!!」

ハンドリングとアクセルワークに神経使いながら走らせていると突然開けた場所に出た

「よかった これでUター・・・・・ン・・・・出  来  」

「・・・・」ホッとしたのも束の間

森の中で目の前に突然現れた物を見上げ・・・・・・ 声を失った・・・・

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