理系白書ブログ

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大地の芸術祭

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元村です。

連日、暑い中にも少しずつ秋の気配。
南と北の窓を開け放しておくと、風が吹き抜けていく。
それでもやはり「端居」がよろしいようで。
朝、あるいは夜、椅子をベランダに出して、朝なら朝食とコーヒー、夜はハイボールといくつかのアテなどを用意し、新聞や本を読む。リラックスするひととき。
こういう時にはなぜか、PCを開こうという気持ちにならない。
以上、書き込みが滞った釈明でした。

先週末は新潟に出かけてきた。
十日町を中心とした越後妻有(えちごつまり)という地域で、3年に一度開かれる「大地の芸術祭」を見るためである。
3年に一度だからして、今年を逃すと3年後まで見られない。

昨年、「日本のミケランジェロ」こと石川雲蝶の彫刻を見に彼の地を訪れ、このトリエンナーレを知った。
2009年に開かれた時の作品群が、里山の風景のそこここに残っており、興味を持った。
東京23区より広い地域に、300を越す現代美術の作品が、周囲の環境と溶け込むように設置されている。1カ月近くかけて回る人も多いというが、そうだろう。
希望者は「パスポート」を購入し、お目当ての作品を訪ね歩く。スタンプラリーを兼ねた楽しみ方もできる。

今回は1泊2日(実質の活動時間は10時間ほど)だったので、車で回った作品は30足らず。でも十分楽しめた。
正直言って「なんで新潟でこんなに素敵で刺激的なイベントができるの?」と思った。
例えば、原っぱに突然現れた「窓」。正確には、窓枠とカーテン。併設された階段を上って、窓の外を眺めると、ゆったり流れるせせらぎと山々、そして青空が枠の中に「絵」のように見える。
棚田の中に、農作業をする人や動物のオブジェ。そして農作業の大変さと喜びを表現した詩が目の前に広がる。
どれも、美しい自然があるからこそ成り立つ作品だ。
新潟の豊かな自然を借景として、海外のアーティストたちが自由に発想した作品たちは、五感を刺激してくれる。
そしてあちこちに、地元の人たちが設営した「お休み処」があり、熱中症気味の来場者たちにお茶や手作りの漬け物を振る舞ってくれる。彼らが製作に参加した作品もある。
本当の意味で地元に溶け込んだイベントなのだと思い、最初の疑問は氷解した。

最後の方は、普通に建っている物置小屋とか、うち捨てられた車、廃屋なんかも「これって芸術か?」と見えてしまうから面白い。
会期は9月17日まで。ぜひ体験を。個人的には、8月の暴力的な炎天下より9月の方が、体には優しいと思う。
http://www.echigo-tsumari.jp/

写真は作品のいくつか。
それとある朝の朝食。マフィンにはチーズとハチミツゴマペーストを。ヨーグルトにはブルーベリー。

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