理系白書ブログ

毎日新聞「理系白書」の記者がつくるブログです

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東北へ

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元村です。少しずつ暖かくなってうれしいこのごろ。

今週のスタートは山形で迎えた。
去年のちょうど今頃、震災の直前にも山形に行ったのだけど、雪の量が全然違う。
今年は、雪が集中的に降った上に、気温が低くて積もった雪が溶けなかったそうだ。
だから町中にも残り雪がたくさんあった。
東京住まいの一旅行者としては、雪景色が意味もなく楽しかったりするのだが、そうは言っていられない。

山形県には、福島県からの自主避難者が多く暮らしている。
たとえばお父さんだけ地元に残り、放射線が心配な若いお母さんと子どもだけが山形で暮らしている、というようなパターンだ。
あまり雪が積もらない浜通りの人たちは、雪に閉じ込められるような日々をどんな風に暮らしているだろうかと思う。

震災から、11日で1年だ。
もう1年、という感じと、ようやく1年、という感じが両方ある。
デスクワークが心身ともに大変で、遠出する暇もない1年だった。
今回山形へは、泊まりがけで出かけたが、泊まりがけの旅というのは、この1年間で(帰省を除くと)3回目。でべその私にとっては異例なことだ。

せっかくだからと、雪の蔵王が眺められる宿を選んだ。
果たして晴天。なんと部屋のテラスに「マイ足湯」がしつらえてあった。
足をどぷんとつけ、蔵王スター(ワイン)をちびちびやりつつ、小澤征爾さんの若いころのエッセイを読んだ。
2月下旬から、震災1周年に絡む仕事が立て込んでへとへとだったが、来て良かった。
今週が大詰め。がんばろう。

写真は雪景色とマイ足湯。
いまの仕事が一段落したら、三陸を訪ねようと思う。

何ができるかな14

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元村です。

はや3月。昨日は雪が降るほどの寒さだったのに比べると、今日は暖かく感じる。
タートルネックも半袖を選んだ。

秋風が吹くころから、桜が咲き始めるまで、私はほぼ毎日、タートルを着て過ごす。
最大の理由は、首まわりが温かいと、体全体が暖かく感じられるからだ。
おかげで風邪知らず。
もはやタートルなしでは生きていけない体(笑)
着心地の良い、お気に入りのブランドを毎年買い足したりしているうちに、20枚近くに増えた。
今朝は7枚(1週間分)を一気に洗濯。
物干し竿にずらりと並んで春風に揺れる様子はなかなか楽しくて(写真参照)。

さてきょうの朝刊から「東日本大震災1年」特集が始まった。
12日まで連日、見開きでこの1年間を振り返る特集が掲載される。
私は今朝載っている「福島原発事故と全国の原発の安全対策」特集を担当した。

この1年間で、事故原因の解明が少々進んだ。
分かったことは、官邸の危機管理能力不足、規制当局の能力欠如、東電の恐るべき不作為。
その一方で、全国の原発は事故を忘れたかのように、再稼働の可能性をうかがっている。
正直言って「いやいや、早すぎるんじゃないの?」という気持ちだ。

今朝の朝刊には、原発周辺自治体の再稼働に関するアンケート結果のほか、「ストレステストは、再稼働の可否を決める判断材料としては不備だ」とする専門家のロングインタビューなども載っている。
読んだ人たちに、もう一度、原発が本当に必要なのか、であれば何を条件に動かすのかを考えてもらう材料が提供できたかな。

明日以降の毎日新聞もお楽しみに。

栄文さん

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元村です。また書き込みさぼりましたすみません〜

このところ、休日は渋谷に通っている。
目指すは道玄坂。
「エイブンさん」と親しまれ敬われたRKB毎日放送の名ディレクター、木村栄文さんの遺作がまとめて上映されているのだ。
地方の民放から、刺激的で良質なドキュメンタリーを多く発信し、「賞取り男」の異名もあった。
志半ばでパーキンソン病に襲われ、昨年亡くなった。

名前は子どもの頃から知っていた。
栄文さんは、母親の高校時代の親友の義弟に当たる。というわけで、母親からたびたび聞かされていた。
ちなみに、その親友の娘さん(栄文さんの姪に当たる)と私は、偶然、同じ大学の同じ学部で4年間、一緒に過ごした。
縁というのはすごいね。

さて今回、栄文さんの作品を5本見た。
「記者それぞれの夏」
「苦海浄土」
「アイラブ優ちゃん」
「鉛の霧」
「まっくら」
どれも、一言で感想が書けない。

栄文さんの作品には「予定調和」というものがない。
昨今のドキュメンタリーは、タイトルあるいは最初の10分を見れば「ははあ、これはこう展開するな」というのが読めるものが多い。
彼の作品は、まったく結末が読めない。さらに出てくる人に、善人も悪人もない。
テーマからして告発調かと思ってみると、痛快に裏切られる。
そして、作品の中に、栄文さんはじめ作り手の影が色濃く投影されている。
「ドキュメンタリーは客観報道、そしてノンフィクション」という常識は捨てざるを得ない。
撮り方も、センスも、とってもおもしろい。
もう一つ、対象にどこまでも突っ込んでいく姿勢がどの作品からもじんじん伝わってきて「記者としておまえは何をしとるのか」と、画面の向こうから言われているような気がして、元気になる。
全国的に有名な人だけど、作品をまとめて見る機会は希少。3月2日までなのでぜひ。
公開講座 木村栄文レトロスペクティブ
http://a-shibuya.jp/archives/2491

も一つちなみに、今回のイベントは新聞の文化欄で知ったのだけど、会場で大学時代の同級生(前述の友人とは別)にばったり会った。
彼女とそのご主人がこのイベントを企画しているのだそうだ。
これまたすごい偶然。
「東京でやるなんてすごいね。ありがとう」とお礼を言ったら、
「ドキュメンタリー人口が多い東京ぐらいしか、興業としては成りたたないのよ」と言われた。
なるほど。

ところで渋谷に来るのは本当に久しぶり。
道玄坂はラブホテル街と思っていたけど、その隙間に若者がどっさり出待ちしてるライブハウスや、怪しげな合法ドラッグの店や、名曲喫茶や老舗カレー店などがあって、そのごった煮具合が心惹かれる。
ちょっと渋谷を掘ってみようかしらん。

映画の後、行列に惹かれて入った店で五目麺を食べ、ジムでややハードに筋トレして、文庫本を4冊買って帰った。
休日らしい、充電できた、貴重な休日でありました。
これからちょっと仕事を片付けて、ハイボール片手に文庫本を読むのだ。うふふ。

言葉遣い

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元村です。またまたごぶさたでした。

まだまだ寒い日が続く。
前回エントリで「穴が空いた」と書いた湯たんぽは、さっそく新品を購入した(通販)。
でないと、夜寝るとき寒いのだ。
不思議なことに、外見は同じもののように見えるけれど、3年半前に買った時は3000円、今回は1000円。普及してきた証拠?

オフィスにいる間はテレビがずっとついている。
基本、NHKに合わせているので、国会中継をなんとなく聴いてしまう。
だからというよりも、ずっと前から気になっていることだが、政治家の人たちは、「を」を多用する。
たとえばこんなふう。

「この点についてどう考えておられるのか、総理、お伺いをしたい」
「重要性をきちんと国民のみなさまに、ご説明を、申し上げて・・・」
この、「お伺いを」「ご説明を」の「を」は本来、いらんのじゃないか?
「お伺いしたい」「ご説明申し上げて」でよいのではないか?

「その件につきましては、これから慎重に、検討を、させていただきます」
「先ほど、答弁を、させていただいたところでございますが・・・」
「検討させて」「答弁させて」じゃいかんのか?

気にし始めると、気になるもので、センセイたちは大切なことを話しているのだろうが、「を」が気になって答弁の内容が頭に入らない。困った(笑)

野田総理の口癖は「AなくしてBなし」だ。
「復興なくして日本再生なし」
「増税なくして財政再建なし」
というような・・・
辻立ちで身につけた演説力では定評のある野田さんだが、あまり多用するとワンパターンに見えてしまう。

私がやめようと思ってつい言ってしまうのは「大丈夫」だ。
本来は「心配ない」という意味だが、それが転用されて、婉曲な断りのフレーズに使われている。
少し前、姪に不用なアクセサリーをあげようといくつかの中から選ばせている時に、
「これは大丈夫」
と言われて、一瞬分からなかった。
「大丈夫」というのは、「いる」のか「いらない」のか。
ちょっと考えて、「これについてはノーサンキュー(いらない)」と言っているのだと分かった。

だけどいつの間にか自分が使っている。
お店でおかわりは?と聞かれて「大丈夫です」
重い荷物を持とうか?と聞かれて「大丈夫」
本来なら「結構です、ありがとう」だろうけどね。
「結構です!」というとつっけんどんな感じに受け取られる可能性がある。それを柔らかく言えて便利だからつい使ってしまう。
政治家の「を」もきっと、文節と文節の間に「を」を入れることで時間を稼ぎ、次のフレーズを考えられるという点で便利なのだろう。

写真は毎春恒例のマイおひなさま。

小カタストロフィ

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元村です。少しごぶさたでした。

昨日は朝刊番。
帰宅が明け方なので、私はとりあえず寝る。これは翌日を有効に使うための鉄則である。
昨日(というか今朝だけど)も、部屋を暖める前に布団に潜り込んだ。
冬の寝床の友は湯たんぽである。ゴム製のこいつともはや4シーズン目のつきあい。

外がすっかり明るくなったころ、不快感を感じて目が覚めた。
半ばうとうとしながら背中をさぐると、じとーっと濡れている。
やば!おねしょ!
と思ったが位置が違う。
がばっと起きて布団をめくった。湯たんぽのまわりに、漏れた湯の輪ができていた。
どうやら湯たんぽに小さな穴が空いたようだ。その部分に圧力をかけると、糸より細い水がチューッともれてくる。
やれやれ。

問題はこの布団。幸い、晴れているので外に干した。
布団の真ん中に、直径60センチの丸いシミ。
どうみたっておねしょの始末である。
「これはおねしょではありません」
と書いて張り紙するのも馬鹿みたいだし、しょうがない。

日常に突然やってくる小さな破局、というお話でした。

不規則ではあったが早起きできたので、こうしてブログを書いている。
きょうは午後、友人たちが私の家に集まるのだ。これからその支度をしなくては。
写真は、3日前から家で熟成中のアボカド。やがてディップになって胃袋の中へ。
彼(女?)にとっても突然やってくるカタストロフィ、というところ。

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