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今日は冷たい雨が降っています。
大変な災害の余波は東京にも影響を与えています。
計画停電、品物不足等々、
下記のURLに、辛く悲しい、非常にクリアな写真が表示されます。
日本が立ち直ってくれることを切に願うのみです。
これはお知り合いのHPからのものです。
boston.com
The New York Times
写真の中央の線を左右に動かすと、
> 津波が押し寄せた前後の様子が鮮明に判ります。
それから、こちらも知人からです。
原発のトラブルへの政府、東電、関係機関の対応。
これはまさに人災です。
何が人災かと言うのは下記のレポートを読めばよく分かります。
多くの方に読んで貰えば良いのですが・・・。
筆者故平井憲夫氏は1997年に癌で亡くなられた原発技術者で、
今日のこの日をあたかも見ているような内容で、恐ろしく読みました。
3.11.以来、被害者の立場と自分の環境で安住している格差を
思わずにいられません。
頂いた「原発を考える」を読みました。知人からも同じものが
転送されてきております。
私の専門は耐震工学で、原子力の耐震設計に直接かかわってはいませんが、設計については承知しています。
今まで多くの地震被害を現場で見てまいりました。建築の構造物の被害についていえば、驚くほど被害の状況が異なり、
新しい知見を入れて設計上に加えないといけないような事象が多かったということです。
その都度、耐震設計の基準に手が加えられ暫時、厳しいものに
なってきています。
人間の知見は歴史に学び、技術の場合はその都度新しい知見を
謙虚に取り込む以外にありません。
耐震工学の場合、一般建物、高層建築や原子力の場合も皆、
同じ経過をたどっています。
今回の場合は、所謂地震力による直接的な被害でなく、周辺に
津波が押し寄せたことによる原子炉冷却システムを襲った
「水に覆われた機器の損傷」と突き詰めればなるでしょう。
しかし、原子炉にとって冷却という基本的なシステムが損傷されたということは致命的です。
専門ではありませが、津波力の評価についてはは以下、
概略示します。
原子力発電所の津波評価においては、「安全設計審査指針」,
「原子力発電所の津波評価技術(土木学会)」の考えに基づき、
敷地周辺で過去に発生した津波はもとより、過去最大の津波を
上回る、地震学的に想定される最大級の津波を
数値シミュレーション解析により評価し、重要施設の安全性を
確認しています。
具体的には、数値シミュレーション解析により求まった津波の 最高水位に満潮時の水位を加えた水位においても、
重要な施設の運転に支障のないこと、また、津波の最低水位から
干潮時の水位を差し引いた水位においても原子炉の冷却に
支障のないことを確認しています。
要するに 、今まで経験していない大きな津波の力だったと
いえます。
原子力発電所の立地では冷却のため大量の海水が必要です。
したがって、日本のすべての原子力発電所は皆海岸 に立地して
います。
1896年の明治三陸地震では岩手綾里というところでは
38.2mの津波の高さがあり、22,000人の人災被害が
でています。
福島原発の過去の津波ではそんな設計にはなっていなかった
わけです。
原子力発電所には多くの配管や機器類が設置されています。
耐震時の配管設計も機器の基礎などもみな設計要件に
なっていますが、水をかぶった機器や電気経路には
致命的な損傷になりました。
「足元をやられた感じ」がしています。
多くのことを学ぶことになりました。
どうすればより安全になるか、さまざまな見直しが必要に
なります。
日本に原子力発電所が必要かどうかは、我々の生活を根本から
変えていく位の転換を覚悟することになるでしょう。
世界の中で日本のこれからを慎重にみすえ、行くべき指針を
政治家が定め、個人は 冷静に生活を見つめて生き抜くことが
大切になると存じます。
日本は地理的にはやはり危険な場所に位置しているので、
将来のエネルギーとしては,総力を挙げて安全な自然エネルギーの
確保が必要だと思います。
耐震設計など安全設計基準については、今回の津波が想定をはるかに超えた自然の力であったと言う事は分かります。
科学者の能力は非常に優れたものがあろうと思っています。
あの平井レポートから感じたのは机上の設計を実態に移す時の
人間の曖昧さやそれの検査体制・能力の不確実さ、運用体制の
杜撰さ・・・など極めて人間系の危うさなどが心配です。
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平井さんの記事は、外でも見ましたが、思想的に偏り過ぎの記事だと思います。
冷静な対応が必要なのではないでしょうか。
2011/3/21(月) 午後 5:15
遊太郎さん
本当にそうですね。今まで、私は、関心もっておりませんでしたので、冷静にいろいろな意見があることを勉強しなければいけないですね。
2011/3/22(火) 午前 10:57