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過去にあった私のにが〜い経験を今日はお話しようと思います
ちょっと長くなってしまったので
お時間のある時に読んでいただけたらうれしいです
行政書士の業務のひとつに遺言作成があります
遺言って財産いっぱいあるひとのためにあるような気がしませんか?
確かに外れではないのですが
実際問題、ない人ほど遺言は残しておいたほうがいいなあと思います
まあ、財産がある所では
絶対顧問弁護士がいて、ぬかりないはずなんです
だからまるっきりない!という方を除いて遺言は必要です
なぜかというと、普段は「お金なんていりませ〜ん」という顔をしている人達が
相続が始まった(死んだ)とたんに醜い争いを始めるからです
これは程度の差こそあるものの
誰か身内を亡くしたことのある方なら思いあたるのではないでしょうか…
私の両親は5年前に亡くなりました
正確には父が病気で先に亡くなり
その10ヵ月後に母が後を追うように亡くなりました
父が亡くなってからの母はまだ若かったのですが
痴呆がひどくなり
しかも呆け方が
「私の財布がなくなったのもじいちゃんが死んだのも全部ゆうこのせいだ」
というものでしたので
私自身あの頃はもう地獄でした
死にたいと毎日思って暮らしていました
母が心臓の発作で亡くなったとき、親戚がたくさん家に集まりましたが
父の実家は割と裕福な方で
その時の私にとってはなんとなくよそよそしい感じでした
母の実家は岩手の中でもけっこう田舎の方で
農家のお母ちゃん達が泊まりがけで手伝いにきてくれて
とても心強い気持ちだったのを覚えています
特に母の妹夫婦(私の叔父と叔母ですね)は
とても一生懸命世話をしてくれて
一人ぼっちだった私は
感謝の気持ちでいっぱいでした
母のからだを家に連れてきて
一晩寝ずに線香明かしをした朝
母の妹夫婦が私に
「ゆうこちゃん、お父さんもお母さんもいなくなって
この家はどうするの?
このまま空き家にしとかれないんじゃない?」
と聞いてきました
私は自分の家も建てたばかりでしたし
両親の家もほぼ新築状態だったので
(あぁ、ほんとだ!どうしよう)と思っちゃったんです
「どうしよう…」と言った私に
「うちらが住んであげるから。人がいないと家は荒れるから
私たちがちゃんと管理してあげるよ」
母の妹夫婦は商売に失敗し
夜逃げをして隠れ暮らしている状態でしたし
住み込みの出稼ぎなどをしながらの苦しい生活でしたが
もともとは贅沢な暮らしをしてきた人達ですから
新しい家はとても魅力だったのでしょう
少し考えればわかることですが
痴呆の母に罵倒されながら父を看病、そして看取り
またすぐに母の死
わたしは何が何だかわからなくなっていました
むしろその時は、親身になってくれる叔母さん達に感謝していました
四十九日も過ぎた頃お義母さんに家の話をしました
お義母さんに
「それって変じゃない?あんたの物なんだから、他人に家賃もらって貸せばいいじゃない
いくら叔母さんだってただで住まわせるなんて変じゃない?」と言われました
そこで初めてハッと気づいたんですよぉ
バカですねえ(笑)
もうすっかりその気になっている叔母さん達に断りに行くことにしました
いちど入居すれば、ますます出ていってくれとは言えなくなるでしょうから…
おとうも一緒についてきてくれました
「今少しずつ荷造りしてたんだよー」と上機嫌の叔父、叔母
勇気をふりしぼって
「すみません、あの家の話はなかったことにしてください」
怖かったです
母と叔母は年も近くて仲も良かったし、似てるんですが
母が生き返ってきたかと思いました
鬼?般若?
そんな感じでしょうか…
10分くらい大声でわめいてました
「お父さんはあんたのせいで病気になったんだよ」
「あんたは親の金を独り占めしようとしている」
それからちょうどその時脱サラする準備をしていたおとうにも
「うまくいくわけない!そんないい加減だから・・・・」
あぁ、母が言ったんだな…
なんで父さんの病気が私のせいなんだろな…
もう、なんでもアリだな
頭がぼーっとして、座ってるんだか宙に浮いてるんだか
わからない感覚
何も言い返さない私達に
こんどは土下座までして「住ませて下さい」
最後まで
「ごめんなさい。すみませんでした」で通し
帰り道はぐったりでした
なんの関係もないのに、とばっちりを受けたおとうにも
申し訳なくって(涙)
その後、家はあきらめた叔父と叔母は
両親の遺品を(といってもたいしたものはありませんが)
トラックに積むだけ積んで持っていきました(笑)
じいちゃんは死ぬ前から
「この分はゆうこ、この分は○○(私の弟)、後はばあちゃんな」と
繰り返し言ってくれていたので私はそれに従ったのですが
言葉というものは残らないので
遺族はかなり周りの心無い言葉に傷つけられます
「じいちゃんが一筆かいていてくれたらなぁ」と
自分のうかつさを棚に上げて何度もぼやいたものです
遺言って堅苦しく感じるけど
どうってっことないんですよね
自筆証書遺言というのだと
1.全部手書き
2.書いた日付いれる
3.氏名を書く(署名)
4.はんこを押す(押印)
この条件さえクリアしていれば、立派な遺言ですから
それに、何度書き直してもいいですよ
日付の新しいものが優先します
お金のある人もない人もそれなりの人も
親に「遺言ちゃんと残しといてね」とお願いしましょう
人間の死亡率は100%なはずですから(^^)ヾ
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遺言は必要な物ですね。
確かに人間の死亡率はまだ100%ですからね。
2007/11/29(木) 午前 2:43 [ ohe**ehe ]
親族間のお金の争いは醜くて、ほんとに胃にきますからネ
気軽に書いてみるといいと思います
2007/11/29(木) 午後 4:36
辛い体験されてたんですね。
両親の遺品もってっちゃったんですか〜、でも賃貸に出すなら片付けて役に立ててくれた感じですかね。
子供もいるし、こんな簡単なら私も一筆書いてみたいと思います。
2007/11/30(金) 午後 0:45 [ - ]
MiWaちゃんは若いから、今のうちに練習していればきっといい遺言が書けるね(^^)
2007/11/30(金) 午後 7:05
それは、、、辛い経験でしたね。。
そっかー、自分が「書いたよ」と言えば、舅や親なんかにも抵抗なく伝わるかもね。^^
2007/11/30(金) 午後 11:31
まこさんにはすでにばれているような気がしますが、私はかなり単純で人を信じやすく、アホなんです(笑)
そうですね!書くのが当たり前になればみんな楽ですよね〜
2007/12/4(火) 午後 2:50
俺んちももう3ヶ月!!もめてます。其れも有効な自筆証書遺言だったのに本家の長男は特に父親を馬鹿にしてたから当然貰い分が極端に少なくて・・・内縁の妻に殆どの財産が相続されるのが主な原因です。内縁の妻と言っても43年前にちゃんと三郷市で結婚式をして婚姻届に署名捺印したのに其の届が死んだ竹次爺さんに握り潰されてました。死んだ後に身分の確認を三郷市役所に行ったら判明した事でした。人が死ぬと色々出ますから皆さん注意しましょうね。自筆証書遺言を私も書きます。有り難うね。
2008/1/19(土) 午後 0:00 [ 山田のぶお ]