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蝶々夫人の記事を書いたので( http://blogs.yahoo.co.jp/rilke1122/43712898.html )、中丸三千繪さん
のコンサートに行った時の事を思い出した。
私は前の記事に書いたとおり、佐藤しのぶさんでオペラ人生が始まっているので、そのころ、中丸さんに
関しては、名前くらいしか聞いた事がなかったが、親友の強い希望で、免許取り立ての私の車で隣の県ま
で聴きに行ったのだ。もう、15年以上前の事・・
親友はまた、全く違うきっかけで中丸さんのファンになっていた。何かの記事で彼女の人生、人となりに
ついて読み、すっかり好きになってしまったらしいのだ。歌を聴いて、ではなく、人生を知ってファンに
なる、という、正真正銘、中丸三千繪と言うヒトのファンだ。もちろん、元から音楽好き・・
2時間ほど走って着いた田舎のコンサートホールは、なかなか良い造りで、私たちは2階席の最前列に座
った。
開演のブザーが鳴り、出てきた中丸さんは、大きなシニョン(直径15cm以上?)をミッキーマウスの
ように二つ、頭に作っていた。
「ミッキーみたいね」
と親友の耳元でささやくと、熱烈な中丸ファンの彼女はぎろっ、と私を見る。へいへい、すみませんね・・
と黙って中丸さんのアリアに耳を傾けた。
1時間ほど様々なアリアが歌われた後の、中盤ごろのアリア・・
なんだか胸に手を置きたいような気持ちになった。イタリア語なので、なんの事を歌っているのかは分か
らない。それでも、切ない気持ちになってきて・・・急に涙があふれた。これは何?と答えを求めて親友
の方を見ると、彼女も涙を流していた。
不思議な気持ちのままコンサートが終わり、二人、人混みの中を駐車場へ戻り、車に乗り込んで走り出し
たが、私たちは無言のままだった。行きの車の中では、「免許取り立ての私の運転に不安は無いのか?」
と尋ねたくなるほどしゃべり通しだった親友も、黙ったまま。私もなんだか言葉を発したくない気持ちだ
った。同じ気持ちでいるのが分かった・・
1時間ほど走って、遠くに美しい夜景が見えるのをぼんやり見ていた親友が、「街の明かりが綺麗ね・・」
と小さな声でつぶやいた。「うん・・」と返事を返した私、それでも車内は静かな空気のまま・・
そこで、私のエンターティナー精神がちょっとだけ頭をもたげ・・
「んまちの明かりんが〜とても綺麗ね、よっこはっま〜♪」と軽く歌ってみたら・・
「もうっ!!やめてよっ!!人がせっかく余韻にひたってるのにっ!」
と三角になった目で友に叱られてしった。
あまり静かだからさ〜、盛り上げようと思ってさ〜とブツブツ言う私に負けて、友はコンサートのことを
話し始めた。それから家に着くまで、二人でずっと・・
言葉も歌の内容も分からないのに、人に涙を流させる歌・・そしてそれを歌う力・・。そして、その影響は
2人の人間に同時に起きた事だから「偶然」では無い。確実に影響力のあるその力・・凄い、と思った。
音楽は「世界共通語」と言われるのも分かる気がした。
(画像は中丸さんのコンサートのパンフからお借りしました)
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すごい!!気になる・・・リアルミッキー・・!!歌・・・凄い・・僕・・音痴・・・音楽・・最高!!『ん〜町の明かりが〜とても綺麗ね、横浜〜!』
2006/11/14(火) 午前 1:09 [ gtt*ts* ]
gttetsuさん・・正直なところ、「おっとー」って感じでしたよ、リアルミッキー。gttetsuさん、↑その曲、オンタイムで見た事無いでしょ〜。私は記憶の片隅にありますから、もう物心付いてからの曲ですね〜。歌手の名前は忘れたけど・・
2006/11/14(火) 午前 1:17
たしかに・・wでも「ブルーライト・横浜」この曲を歌ってる人は・・いしだ あゆみ・・北の国からのジュン君の母さん?女優さんですよね!!
2006/11/16(木) 午後 10:05 [ gtt*ts* ]
Oh!そうそう、いしだあゆみ・・歌ってる姿も記憶の片隅にある気がする私は・・何才?^^
2006/11/17(金) 午前 8:32
中丸さんのアリア、8月に聴きました。足元から声がのぼってきて
久しぶりに身体がビリビリ。本物のすごさを体験しました。
2007/9/19(水) 午前 8:18
sdhipさん:コンサートのすごさはCDやDVDでは再現されるものではありませんよね!いいコンサートを体験されたのですね!私も去年までは許されるだけのコンサートに出かけました。ロックでもジャズでもクラッシックでも!なかなかいけなくなった今も、感動の瞬間はcrystal clearに覚えています。若い時の旅行とコンサートって、いいですよね!(あっ、まだ結構若いつもり〜)
2007/9/19(水) 午前 8:40