キャピトンよ さようなら

風花雪月あと少しです。ここで挫けないようにがんばります。

秘密の夏休み

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みなさん こんばんは〜♪

昨夜こっそり秘密の夏休み4の鍵開けました(汗)

既にお読みくださった皆さんありがとうございますぅ〜♪


文字制限ギリギリだったので、携帯から最後まで読めないようでしたので、急遽2つに分けてしまいました。
『秘密の夏休み』の書庫から飛んでいただいた方が読みやすいかもしれません
面倒をお掛けしてごめんなさい(汗)


そして!!携帯からお読みくださってる方は次のリンク先に飛べないようです。
本当にごめんなさい(汗)
何せみんなPCに不慣れなもので・・・(涙)

全員の更新が終ったら、今回の全員のブログタイトルとHNをお知らせいたします
わがままで本当にごめんなさい(汗)

そして、明日からの更新者は鍵を開けるとほぼ同時に更新記事を上げますので
そちらで確認できるように致します。

みんな仕事を持っていたり、家事などに追われる主婦の方々なので、更新時間がまちまちになるとおもいます。


こちらの都合で本当にごめんなさい(汗)
少しでも皆さんに喜んでいただけたら嬉しいのですが・・・

夏休み 4−2

こんな拙い創作を読んで下さってありがとうございます。
一部の携帯からでは最後まで読めないと教えていただき
急遽、2つに分ける事にいたしました。

既にお読みいただいている方、コメントくださった方には大変申し訳ございません。
こちらは重複しておりますので、ご了承くださいね。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







「シン君 何が起きるんだろう? 普通の洞窟に見えるんだけど 」

「そうだな。なんだろう?此処の景色を楽しめって言っても何も無いけどな」

「それに・・・汐が満ちてきたよ。此処から出られないってことよね」

「あぁ 出られないな。なんだか二人っきりの世界に来れた気分にならないか」

「ふふっ そうね。  二人っきりの世界」


二人はシートに腰を下ろし海に目をやると少しずつ西日が差してきた

「もしかして 夕日が見れるのか?」

「え!? ここから?」

手を繋ぎ寄り添い言葉無く海を見詰める二人に向かい
夕日が差し込み始める

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「凄いね!しん君」

「うん。凄いな」

「こんな素敵な夕日をシン君と二人で見れるなんて本当に幸せ」

「ジェヨンの奴・・・本当にアイツに感謝しなきゃな!」

「この洞窟 これだけじゃないのよね」

「あぁ。神秘の洞窟って言われる由縁はこの奥にあるみたいだしな」

「昨日の夕日も綺麗だったけど、今日の夕日もステキね」

「あぁ・・・   チェギョン」

「ん?」


シンは夕日が沈む瞬間チェギョンの唇を奪う
その甘い口付けで 世界が変わる瞬間を感じる二人

「シン君 暗くなっちゃったね」

「あぁ。もう少しこうしていたいけど滝の方へ行ってみるか?」

「うん!! ライト付けなきゃ」

「チェギョン 寒くないか?ブランケット持っていくか?」

「大丈夫よ シン君早く行こうよ」



二人は洞窟の奥 水音のする方へ歩き出す
暫く歩きライトに写しだされる滝の姿

「ライト消すぞ」

「うん」



ライトを消し目の前に現れた神秘の洞窟の姿に言葉無く立ち尽くす二人
その光景の美しさにチェギョンはシンの胸に頭を預け シンはチェギョンの腰を抱く
ただ 滝音だけが響き渡る世界に包まれる


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「土ボタル・・・」

「シン君 この光の主は土ボタルって言うの?」

「あぁ。オーストラリアやニュージーランドにしか生息しないと言われてる
 まさかマカオで見られるなんて。。僕も初めて見たよ」

「なんだか 宇宙に居るみたいね」

「あぁ マカオにこんな場所があったなんてな」

「シン君にずーっと会いたかった 抱きしめてもらいたかったの」

「僕も お前を抱きしめたかった チェギョンの温もりを香りを感じたかった」


静かに重ね合わせた唇は徐々に熱を帯び
激しくお互いの全てを吸い尽くすほどに


「チェギョン 愛してる」

「私も・・・」


口付けを交わしながらチェギョンのカラダを弄りだす
シンの腕に力なくつかまり さらに激しくなるキスに翻弄されるチェギョン

「愛してる 愛してるよチェギョン」

「シン君」

シンから受けるキスだけで全身の力が抜けて行く 
もう何も考えられないと膝がガクガクと震え出したその瞬間
シンの携帯が鳴り響く・・・

「チェギョン  タイムリミットだ・・・
 ジェヨンが迎えに来る」

高まる気持ちとカラダを無理やり押さえ込み携帯を見る

「シン君 ジェヨン君からなの?」

「いや アラームだ。もう8時半なのにジェヨン来ないな
 そろそろ入り口に戻ろう」

「そうね」

来た道を戻ろうとした瞬間シンの行動が止まる

「シン君 どうしたの?」

「汐が引いてない・・・」

「え!? 何・・どう言う事?」

「来た道は戻れない!」

シンは再び携帯を取り出しジュヨンに連絡を取ろうとする

「チェギョン・・・圏外だ! 携帯は通じない・・・
 閉じ込められた!!」

「え!? 閉じ込められたの?」






       
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夏休み 4

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朝小鳥の声に目覚めるシン
隣に眠る愛しいチェギョンの美しい寝顔にまたも魅入られる

枕に肘を付いた状態で暫しその寝顔を堪能するも、やっと触れることが出来た愛しい女神に触れずには居られない
額、頬、顎を滑らせ、魅惑的な唇をゆっくりなぞる

「う・・・ん・・・」

その感覚にチェギョンの瞼が動き、ゆっくりを瞳を除かせる


「おはよう」

「シン君  おはよう」

太陽のような笑顔をシンに向けチェギョンはそのままシンの首に腕を絡ませるが
素肌の触れ合う感覚に驚き一瞬にしてその身を離す

「なんだよ そのまま抱きついてくれたっていいだろ」

「だって・・・何にも着てなかったんだもん   はずかしいよ」

「何で今頃筈かしがってるんだよ  昨日は僕を縛っておいて!」

「キャー!! そんな事言わないでよ」

慌ててシンの口を塞ごうと伸ばした両手を掴まれる

「チェギョン  おはよう」

「うふっ  シン君おはよう」

「なぁ・・・ 朝の挨拶は?」

そういうとシンは軽く唇を突き出した
その様子にチェギョンも笑みを浮べシンの頬に手を伸ばし可愛らしいキスをする

「シン君 手首・・・赤くなってる   ごめんなさい」

「あぁ。コレか  大丈夫だよ。 心配するな
 僕の方こそ ごめん 
 その・・・ 大丈夫か? 身体」


「うん。シン君  シン君に会えない間スッゴク寂しかったの・・・
 電話でどれだけ話しいても、テレビやメールでシン君の姿を見てもその後泣きそうになるの
 やっとシン君の傍に居れる だから昨夜も嬉しかったの   
 でも・・・一週間したら・・・」

「チェギョン 僕も寂しかった
 愛してる 全てを投げ捨てても構わないほどお前を愛してる
 やっとチェギョンに触れる事が出来たんだ
 今を存分に楽しむんだろう?
 一週間後のことより、今日の事を考えよう」

「時間が止まればいいのに・・・そんな事出来るわけないのにね」

シンはチェギョンを抱く腕に力を込める
一週間と言う限られた時間は二人にとって幸せでありながら、再び訪れる別れに涙がこぼれそうになる




グゥ〜〜〜

「!!!」

「チェギョ〜ン お前ってヤツは」

「だって!仕方ないでしょ〜 自然現象は止められないのよ」

またもチェギョンのお腹の虫に邪魔された二人





ルームサービスで遅めのブランチを楽しんでいたシンとチェギョン
その時シンの携帯が着信を告げる

「もしもし ジェヨンおはよう」

  「おはよう シン  昨日は悪かったな」

「いや 僕も悪ふざけが過ぎた」

  「本当にごめん! 二人に謝りたくて、もう今日の予定は決まってるのか?」

「あぁ・・・今日の予定か」

チラッとチェギョンを見ると何とも複雑な表情を浮かべている

  「もし 何も決まっていないのなら、昨日のお詫びに知る人の殆んどいない神秘の洞窟に案内したいんだ」

「神秘の洞窟??」


神秘の洞窟・・・その響きにチェギョンの瞳が突然輝き出す
好奇心旺盛なチェギョンの好みそうな言葉だ

「あぁ。頼む案内してくれ」


電話を切ると同時にチェギョンが大きな瞳をさらに大きくさせ

「シン君 神秘の洞窟って何?」

「ははっ やっぱり!チェギョンは飛びつくと思ったよ
 ジェヨンが昨日のお詫びに僕達二人を案内してくれるそうだ」

「そうなの!でも私聞いた事ないよ! その神秘の洞窟って」

「あまり知られていないらしい  3時にジェヨンが迎えに来てくれる」

「わかったわ。  洞窟ってどんな服装で行けばいいんだろう?
 サンダルより スニーカーの方がいいよね!  シン君スニーカーなんて持ってきた?」

「そうだな・・・  チェギョン!ショッピングに行くぞ!」

「うん♪」



シンとチェギョンは急いで食事を済ませると手を繋ぎマカオの町へ繰り出した







・・・・・・・3時・・・・・・・

ピンポ〜ん

「チェギョン ジェヨンがきたぞ!  仕度できたか?」

「もちろんよ!」

シンとチェギョンはTシャツにジーンズ それにスニーカーというラフなスタイルに着替えジェヨンの元に向った

「お待たせ」

「シン 妃宮様 昨日は本当にすまなかった・・・」

「ジェヨンさん もう気にしないで下さい
 それに 妃宮様って呼ばないで チェギョンって読んでください」

ジュヨンはシンに目を向けると静かに頷く

「チェギョン 僕の事もジェヨンって読んでくれないか?『さん』付けはちょっと・・・」

「それならジェヨン君でいい? 呼び捨てになんてできないわ」

「あぁ よろしく!  それから二人とも洞窟は気温が低いから何か上着を持って行こう」

「は〜い! なんだかワクワクするね シン君」

「あんまり はしゃぎ過ぎるなよ」

「わかってるわよ」


3人はジェヨンの用意した車に乗り海へ向った
車の中でもチェギョンはこれから向う神秘の洞窟に心を躍らせ終始話し続ける

暫く車を走らせ海辺にある一軒の民家に付いた
此処はジュヨンの父が所有する別荘
ジェヨンは中から少し大きめのカバンを持って出てきた





「さぁ! ここから暫く歩くからな 気を付けてくれよ」

「あぁ」「は〜い」



15分ほど歩いただろうか・・・
海というよりジャングルを思わせるような草木が鬱蒼と茂るまるで獣道の様な道を歩いた
突然視界が開け目の前に雄大なマカオの海が広がる
そして大きな口を広げる洞窟の入り口
既に日は傾き初めている



「こんな所に洞窟があるんだな・・・」

「あぁ。観光ガイドには載っていない一部の者しかしらない手付かずの神秘の洞窟なんだ」

「シン君 なんかドキドキしてきた!」

「ははっ  二人とも行くぞ! 滑らないように気を付けてくれよ」


シンとチェギョンは手を繋ぎジェヨンの後に続く
洞窟内は溶岩質の岩場になっていたがその奥には砂浜が出来ていて海水がそこまで入りこんでいた
ジェヨンはそこに荷物を下ろすと中からピクニックシートを取り出し広げた

「シン チェギョン  もう直ぐ汐が満ちてきて洞窟の入り口は塞がるが此処までは海水は来ないから安心しろよ
 迎えに来る頃には汐も引くから
 このカバンの中にブランケットも入れてあるから寒いようなら使ってくれ
 後は飲み物と懐中電灯が入ってる」

「安心しろよって お前もいるんだろ?」

「俺は後で二人を迎えにくるよ
 此処は所々天空洞になってるから携帯の電波も繋がるから何かあれば連絡してくれ」

「そうか。なぁ、水音が聞こえるけど滝でもあるのか?」

「そうなんだ 水量は大した事ないが滝がある。
 日が落ちて暗くなったら滝の方に行って見ろ それがこの洞窟が神秘と呼ばれる場所だから
 ライトを消してその景色を楽しんでくれ」

「ジェヨン君は一緒に居てくれないの?」

「はははっ 二人に当てられるのはゴメンだよ
 8時に迎えに来るからな 暗くなるまでは此処の景色を楽しんでくれ」



そういうとジェヨンは二人を残し来た道を戻っていった




        

夏休み 2

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チェギョンは初めて目にするカジノに気持ちが高鳴る
ただでさえ好奇心旺盛な彼女がジッとその場に居る事は無理な話し
その時彼女の直ぐ脇で大きな歓声が上がる

「何?誰かが大もうけしちゃったとか?」

歓声の上がる場所に足を向けようとしたその時
誰かに腕を掴まれハッと振り返る



「こんばんは、お嬢さん」

「え?  こんばんは・・・」

「楽しんでおられますか?」

チェギョンは突然見知らぬ男性に声を掛けられた事に一瞬驚くが
その紳士的な男性に目を奪われた

「どうかされましたか?」

「あ・・いえ、貴方が私の主人に良く似ていたもので驚いてしまって・・・」


シンより少し年上に見える落着いた雰囲気の男性
彼も韓国人なのだろうか それにしてもチェギョンでさえ
一瞬シンかと錯覚を起こしそうな程よく似ている


「先程一緒に居られた方ですか?ご主人? ご結婚されてるのですか?」

「はい。今チップの交換に行っています」

「そうですか。もう、幾つかのゲームを楽しまれたのですか?」

「まだなんです。今来たばかりで・・・主人も私もカジノは初めてなので」

「それなら今夜は私にエスコートさせてください」

「え!?いえ・そんな・・・主人もおりますので   あの手を離していただけますか?」

「ご主人も初めてならお1人で楽しまれたほうがいいですよ」


その半ば強引な様子に困り果てるチェギョン

『なんなのこの人? こんな所シン君に見られたら大変!』



シンがその場に戻ると見知らぬ男性に腕を掴まれて困り顔のチェギョンが目に飛び込んだ

ドクン・・・まるで心臓を掴まれたような感覚に息が出来なくなる


「失礼。私の妻が何か その腕を離して頂きたい」

振り向いたその男性の顔を観て驚いた。
まるで鏡の中の自分自身を見ているかのような錯覚に陥るが瞬時に冷静さを取り戻す

「これは失礼いたしました。奥様が余りにもお美しくて。
貴方がこちらのレディーのご主人ですか?  コレは驚きました」

「ええ。妻の話し相手になっていただきありがとうございます
 ですが本日は妻と二人でゆっくりカジノを楽しもうと思って降りますので」

「カジノは初めてと伺いましたが」

「ええ。」

「では、今夜は私が奥様にカジノの楽しさを教えて差し上げたいのですが
 少しお借りできますか?」

その男性は挑発的にシンに詰め寄る

「いえ。結構です」

「ならば・・・私とルーレットで対決してみませんか?
 私が勝ったなら少しの間奥様をお借りしたい」

「私もカジノは初めてと申したはずですが」

「ルーレットはとても簡単なゲームです。初めての貴方とも十分に楽しめる
 もしも、私に勝てたら奥様にも貴方の素敵な姿を見せる事が出来る
 ふふふっ。いかがですか? それとも貴方にそっくりな私に負けるのが恐いですか?」



その男の理不尽な要求にシンが乗るはずが無いと思っていたチェギョンはシンの言葉に耳を疑う


「分かりました。いいでしょう。それではルーレットで・・・
 赤・黒どちらを選ぶかの単純な一回勝負という事でよろしいですか?」

「もちろんです」

「シン君!!! 何言ってるの!?
 ねぇ。私を賭けるって何!? 賭けなんてやめて!!!」

「大丈夫だから!この俺が負けるわけないだろう」

「シン君!正気なの? シン君!!!」

「では・・・参りましょうか     殿下」


{{え??今殿下って言った?  この人シン君が太君だって知ってるの??}}













「チェギョ〜ン 機嫌直せよ・誤ってるだろ??」

「シン君なんてもう知らない!!!」

「だから・・・悪かったって。   おい!ジェヨン。お前からも何とか言ってくれよ」

「妃宮様・・・申し訳ありませんでした。
 あの・・・お二人のお姿を拝見してちょっとイタズラしようかと・・・
 妃宮様には初めてお目にかかります。ジェヨンと申します

 シンが心を奪われた妃宮様にお会いしたいと思っておりましたが
 これ程までに魅力的な方とは・・・」

「おい!ジェヨン!!」


先程チェギョンを賭けの対象にしようと申し出たこの男
ミン妃の兄上の子・・・つまりシンとは従兄弟の関係になる
幼い頃からシンと見分けが付かないほどにそっくりで二人で周囲の大人達を困らせてきた


しかし、シンが皇太子に柵封され、ジェヨンも父の仕事の関係で渡米し数年に一度の割合でしか
会うことが出来なくなっていた


自分が本当に賭けの対象にされていなかった事は理解しても
嘘でも自分を賭けようと言葉に出すシンに腹が立つ
チェギョンはその瞳に溢れんばかりの涙を滲ませ収まらない怒りを露にする


「いいえ! 許せないわ!!
 二人とも私がどれだけ恐かったかわかる?
 しかも シン君は私を賭けの対象として差し出したんですからね!
 私は物じゃない、心を持った人なのに、私を無視して賭けるなんて最低!!」

「チェギョン・・・」

「私は部屋に戻ります! 久しぶりの再会で積もる話もおありでしょうし
 どうぞ!お二人でお楽しみください!」

そのまま部屋に戻ろうとするチェギョン

「ジェヨン悪い 部屋に戻るよ。
 まだマカオには居るんだろう?改めてゆっくり話そう」

「ああ。ごめん!俺があんなイタズラを仕掛けたばかりに・・・」

「イヤ。僕の方こそ・・・じゃ、またな。連絡するよ」







シンは慌ててチェギョンの後を追った。
部屋に戻ってもチェギョンの怒りは治まらず口を聞いてくれない


{{せっかく2ヶ月ぶりにチェギョンに会えたのに・・・くそっ!!}}


無言のままバスルームへ向かうチェギョンの腕を掴み抱きしめようとする


「やめてよ!!」

「チェギョン。悪かった・・・本当に」

「離して!」

「チェギョン。愛してる。もう二度と離したく無いほどに
 だから・・・許してくれ・・・」

「シン君。本当に悪かったって思ってる?」

「ああ・・・」

「こんなイタズラもう二度としない?」

「ああ。。」

「シン君。悪い事をしたら誤る。そんな事小さな子供でも知ってるわよ」

「悪かった・・・」

「悪かったって、それ誤る言葉なの?」







「・・・・・ゴメンナサイ・・・」






ゴメンナサイと口にするシンの顔に今度はチェギョンが魅入られる


{{もう・・・この人は。。ゴメンナサイって言葉で子供のように真っ赤な顔してテレ捲くるなんて・・・
 そのくせ最近は甘〜い殺し文句はサラッと言ってのけるのよね〜
 なんだか、ツンデレの域を超えてない??}}


「シン君。もうこんな事しないでね。」


その言葉でシンがチェギョンを抱きしめようと腕を伸ばすがチェギョンはそれをさらりとかわす


「もう許してあげる!でも、今夜は罰としてシン君はセカンドルームで1人で寝てね」


唖然とするシンに目もくれず寝室に向うチェギョン  シンはその場に立ち竦んだ


「何でこうなるんだよ・・・やっと二人の時間が過ごせたハズなのに・・・」


気持ちを落着かせようとシャワーを浴びるも、チェギョンが気になり悶々とするシン

{{このまま別々に眠るのか?イヤ・・・チェギョンの部屋に向う??
 そんな事したらまた怒らせてしまうかも・・・
 一体どうしたらいいんだよ!}}



そんな事を考えながら部屋の中を歩き回っていると不意にドアを叩く音が耳に入る


「チェギョン!! 来てくれたのか?」

「うん・・・シン君。何してたの?」

「お前の事を考えてた・・・」

「そう・・・反省してる?もう二度としないって誓える?

「ああ。」


「じゃ〜シン君 両腕をだして」

「え?」

「いいから。両腕をだして」

不思議に思いながらも言われるままに両腕を差し出す
その瞬間、両手首に白い布が巻かれる

「シン君。今夜は罰なんだから、大人しくしててね
 両腕は縛っておくから  朝には外してあげるわ!」

万遍の笑みで部屋を後にするチェギョンをシンはただただ呆然と見送る事しか出来ない

「チェギョ〜ン  許してくれよ〜〜」


これから一週間・・・二人は一体どんな夏休みを過ごすのであろう・・・










 〜 韓国 宮 東宮殿 〜

「コン内官。いかがですか?今週中に終りそうかしら」

「はい。陛下。あと5日ほどで完成と聞いて降ります」

「全く・・・人が王族会の面々に個別にあって妃宮帰国のために働きかけたって言うのに・・・
 チェギョンの帰国が可決された事はシンには暫く教えてあげないんだから!
 シンが帰国する前に私が夏休みを頂きます。
 コン内官。そのつもりでね!  まぁ・・・この部屋を見れば分かるか  ふふっ」


夏休み 1

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『わたくし、宮で内官の職にありますコンともうします。
 この東宮殿の主である大君殿下は忽然とそのお姿を消されました
 行き先は・・・多分愛するあのお方のもとへ
 わたくしはこれから陛下にご報告申し上げねば・・・あぁもうご存知のご様子・・・』


「コン内官、大君はどうしているのですか?」

「はい陛下。それが、何処にもお姿がお見えにならないと・・・ 
 只今東宮付きの内官、尚宮、女官、総動員でお探しいたしております」

「それで見付かると?」

「いえ  陛下」

「コン内官。チェ尚宮に電話を」
     
「はい 陛下」

ヘミョンはふっと笑みをこぼし皇帝としての仮面を外した。
それまでとは一変し優しい口調で

「シンには一週間の休暇を与えます
 帰ってきたら死ぬほど働かせるから覚悟しなさいと伝えてください
 それから、シンの居ないうちに例の件早速始めてください」

「はい 陛下」

コン内官の顔から笑顔がこぼれる
シンの行方は誰もが直ぐに分かった
愛するチェギョンのいるマカオへ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「殿下 お待ちしておりました。」

「お待ちして・・・宮から連絡があったのですね」

「はい。殿下」

「チェギョンは?」

「お休みになっておられます。
 妃宮様には殿下がこちらにいらっしゃる事は、申し上げておりません」

「そうですか  ありがとう」



早朝マカオに降り立ったシン。
自分が居なくなったことで、宮では騒ぎになっているであろう事は承知の上。

それでも、太皇太后である祖母とマカオを訪れてから2ヶ月
依然チェギョンを韓国へ帰国させる目処は立ってはいなかった


それでも自分の出来る事を精一杯行い、王族会との話し合いにも進んで足を向ける。
ただ、チェギョンを思う気持ちは日に日に増し 我慢の限界を迎えてしまった


チェ尚宮に礼を言い、チェギョンの眠る寝室へ急ぎドアを開ける


「チェギョン・・・」

まだ明けきらない空から差し込む薄明かりに写るチェギョンの優しい寝顔
その美しさに引き込まれる

「う・・ん  シン君」

眠りながらも自分の名前を呼ぶチェギョンにシンの心は高鳴る
その柔らかな頬に手を寄せ、そのままベットに横たわる

その瞬間 瞼が動き瞳を覗かせ万遍の笑みをシンに向ける

「シン君・・・やっと会えた・・・」

「チェギョン 会いたかった」

それが夢なのか、現実なのか・・・
今のチェギョンには判断は付かないだろう

無意識に近い状態でシンの首にその腕を絡ませ再び夢の世界へ・・・
シンもまた、チェギョンに会えた安心感からか深い眠りに引き込まれて行く




・・・1時間後・・・


「う〜ん!」

「ん??シン君?  シン君!!」

「ん・・・・チェギョン おはよう」

「おはよう・・・って何してるの?」

「お前に会いたくて・・・会いにきた!」

「会いにきた!って 公務は?王族会は?宮は?」

「・・・・・・・・会いたくて」

「会いたくてって・・・どうして?お姉さまは知ってるの?」

シンに会えた嬉しさと、シンが何故此処に居るのかその背景に不安を覚えまくし立てるように
話し始めたチェギョンにシンは言葉に詰まる・・・


トゥルルルル・・・


「もしもし・・・え?お姉さま?ハイ・・居ます。ええ・・・え?」

突然のヘミョンからの電話、シンはチェギョンとのやり取りを落着かない様子で見詰めている

「わかりました。お姉さまシン君の事は任せて下さい
 このシン・チェギョン責任を持って帰しますから!」

その言葉にシンの顔が曇る・・・

「チェギョン  姉上は何て・・・?」

「シン君。宮に黙って出てきたの?」

「それは・・・」

不安そうに言葉を捜すシンがまるで子供のように可愛く見える

「一週間!」

「え??」

「一週間の夏休みをシン君に与える!ってお姉さまが・・・ 」

「本当に?」

「うん。   シン君 会いたかった。すっごく会いたかった」

「あぁ  僕もチェギョンに会いたかった。  愛してるよ・・・チェギョン」


本当の結婚式をあげてから2ヶ月 電話を通じて幾ら愛を囁いても足りない想い
愛する人の温もりを感じたい その瞳も指も髪も愛する人を創り出す全てを肌で感じたい

やっとその想いが叶えられる お互いの唇が触れる瞬間階段を登るチェ尚宮の足音が微かに聞こえ動きを止める

「殿下 妃宮様 お食事の支度が出来ました」

「わかりました 直ぐに行きます。
 チェギョン 続きはまた後でな・・・」

お互いを見合いクスッと笑うとチュッと触れるだけのキスをし身支度を整え階下に向う







「シン君、今日はどうする?」

「そうだな〜マカオには世界遺産も多いし、カジノもあるしな
 でも、今日はゆっくりお前と一緒に居たい・・・」

「そうね!一週間もマカオに居られるんですもの、いろんな所にいけるわね」

「聖方濟各聖堂には行きたいな」

「うん。。本当の結婚式を挙げたあの教会・・・」

「殿下。本日から一週間はサンズ・ホテルのエグゼクティブスウィートに
 お泊りになられるようにとご連絡がありました」

「「え?」」

「姉さんに感謝しないとな。チェギョンゆっくり教会を回ってホテルに行こう」

「うん!」











二人は思い出の教会でもう一度変わらぬ愛を誓い合い、夕暮れの浜辺を言葉無く歩いた
伝えたい言葉は沢山ある だが今の二人にはただ傍にいるだけでお互いの心が手に取るように分かる
夕焼けに背を向けて歩く二人の目の前に写る寄り添い長く伸びる影が静かに立ち止まる

波や風の音 匂いさえ気配を消し二人の鼓動だけを感じる瞬間
静かに重ね合わせた唇は徐々に熱を帯びてくる

ゆっくりと離れる影 キスで濡れた唇を動かさずとも
口に出さない声が聞こえる 『愛しい』『離れたくない』と・・・





「そろそろホテルに向わなきゃな」

「そうね・・・
 あ!サンズホテルってカジノがあるんじゃない?
 シン君 さっき行きたいって言ってたよね」

「そうだな。夕食の後行ってみるか?」

「うん。でも程ほどにね!」

「分かってるよ」










夕食を済ませ着替え終えた二人はカジノの光溢れる世界に気分が上がる
しかし、その光溢れる世界以上にチェギョンの美しさにシンは目を奪われた
光沢のある黒のビスチェ風トップにあわせた幾重にも重なる白のシフォンスカート
少女の様な可憐さを残しながらも、大人の女の色香を湛え周りの者を魅了する


「キャー!凄い!何だか楽しいね〜」

「あんまりはしゃぐなよ それにその恰好。
 太君妃に相応しくないだろ?」

「も〜!シン君。ここはマカオよ 今を存分に楽しまなきゃ!」

「まったく   チェギョン此処に居ろ チップに替えてくる」

「は〜い」


シンには思いも寄らなかっただろう・・・チェギョンの傍を離れる様子を見ている男の目があるなどとは

「面白い事になりそうだ・・・」

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