RinaToyトリビア日記

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悼む人 / 天童荒太

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なかなか風邪が治らないです。
年末からずっとせきが止まりません。。。
気管支炎のようです〜〜。
そんななか母がインフルエンザになってしまいました〜〜〜。。。
今年は、なんとなく健康に不安あり。。。

さて、書庫を増やしまして、
たまには読書感想文でも書いてみようかなと思い立ちました。
こう見えて結構読書も好きなんですよ〜〜。

これは2009年の直木賞受賞作品なので、
結構最近話題になってるようですね☆

なんとなくこのタイトルと、この表紙にひかれてしまい手に取りました。

主な登場人物は
亡くなった人を亡くなった場所で悼むために、
全国を放浪するようになった青年。
その青年に興味を持つ週刊誌記者。
末期の胃癌をわずらい、自宅で療養する青年の母と、対人関係が苦手な父、
分かれた恋人の子供を生む妹。
夫殺しの罪を償い出所したばかりの女性。

彼らが
生と死、愛と憎しみ
人生でのさまざまな局面で、一言では語れないほどの
苦しみを抱えながら、
それでも乗り越えようともがいて生きていく姿が
胸を打ちます。

「悼む人」と呼ばれるようになった青年が、
亡くなった人を悼むときに注目するのが
「その人が誰を愛し、誰に愛され、どんな感謝されるようなことを行ったのか」
ということなのですが、
たったこの3点に注目するだけで、
驚くほど、その人の人間らしさ、個性、存在の大きさが伝わってくるのです。

後世に残るような大きな仕事をしたわけでも、
芸術作品を生み出したわけでもない人でも、
たとえばにっこり笑った笑顔だとか、
何気なくかけたやさしい一言だったりだとか、
そうしたほんの一瞬の命の輝きが、誰かの記憶に残っている限り、
その人の存在はかけがえのないものとして生き続けるのだと
この本は教えてくれている気がします。

昔々、小学生の頃に読んだ「小公女パレアナ(ポリアンナと書いてある本もあった)」
という子供向けのお話があって、
その主人公パレアナは、両親が死んだり結構不幸な生い立ちなのですが、
辛いときにでも「好い事探し」を日課にして前向きに生きていく、というような内容だったのですが、
どことなくこの「悼む人」が大人版パレアナを読んだ感じがしました。

いやなことが続くと、どうしても批判的になることが多くなるものですが、
できる限り、人の愛すべきところを見つめて生きたいものだなぁと
思う今日この頃でした☆☆☆

すごくお勧めな本です♪

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