未来を変えるのは過去の自分ではなくて、今の自分なんだ。ケンゾーが何度も過去に戻っても変わらなかった未来。指輪が礼に渡っても変わらなかった世界。自分も過去に戻りてぇ〜!って後悔することがあるけれど、もし過去に戻れても何も変わらないんだろうなぁ。ケンゾーがタクシーに乗って「ゆっくり」とリクエストしていたけど、あれは、ゆっくりでも前に進んでいこうということなんでしょう。悔やむ暇があったら、将来のことを考えよう!明日から、また頑張ろう!と思える良いドラマでした。
自分自身で導き出した答えをだしたケンゾーには、未来への扉は開かれて、またケンゾーのことをあきらめかけようとしていた礼が、妖精の言葉を受けて扉を開けて飛び出していくシーンは象徴的だったなぁ〜未来への扉は自分で開けて進んでいくしかないし、やれなかった後悔を考えるより、今何ができるかを考えた方が前向きで、現実的ですよね。
泣けました・・・。自分のクライマックスは、妖精とケンゾーの会話からケンゾーのスピーチ。色んなことを考えて、色んなことを経験してだした集大成と、それを温かく見守ってきた妖精の気持ちを思うとウルウルですよ。もう、これがエンディングでも良いんじゃない?ってぐらい素晴らしかったです。
多田さん、礼さん、ご結婚おめでとうございます。
礼さんとは、小学校からの同級生で学生時代のほとんどを一緒に過ごしてきました。昨日、小学校の時の卒業アルバムを開いてみたら、将来の夢を書く覧に「可愛いお嫁さんになりたい」と、書いてありました。まあ、今現在可愛いかどうかは大いに疑問ですが、ともあれ、小さい頃からの夢が叶ったことを友人として、とても嬉しく思います。
多田さんには申し訳ないですが・・・礼が結婚をあきらめてくれれば良いと思ったことがあります。礼を連れ去ってしまいたいと思ったこともあります。14年間、楽しい時も辛い時も苦しい時も、ずっと一緒に過ごしてきた礼を幸せにできるのは、僕しかいないと本気で思っていました。
気に食わないことがあると、すぐふて腐れる礼を、掃除や仕事をサボっていると、すぐに怒り出す礼を、意地っ張りで全然素直じゃない礼を、一番知っているのは僕です。強い人間に見えて、実はとても繊細な礼を、自分のことは二の次で誰よりも仲間思いな礼を、ユニフォームの洗濯が抜群にうまい礼を、いつもただ傍にいてくれた礼を、一番必要としていたのは僕でした。
でも結局、心の中で思ってるだけで礼の前では一度も素直になれませんでした。あんなに傍にいて、いつでも言えると思っていた言葉が結局、一度も言えませんでした。たった一言が、一度も言えませんでした。
僕は・・・僕は・・・礼のことが好きでした。
正直言うと、今でも礼のことが好きです。
でも、礼は今日、多田さんと結婚します。悔しいけど・・・結婚してしまいます。礼の存在は、僕の中で、すごく大きかったから・・・この言葉にたどり着くまでに随分、時間がかかってしまいました。
礼・・・結婚おめでとう。幸せになれよ。幸せになんなかったら・・・幸せになんなかったら・・・マジで許さないからな。
過去に戻っても自分は自分なんだと気づいたケンゾーだけど、多田さんもまた素直に告白したり、素直に礼のことを考えて背中を押してあげる優しさも昔も今も多田さんのまま。多田さんの右手を選んだ時には、礼は確実に多田さんとの別れを選択したと思います。左手にある結婚指輪の方を選ばない、そのことこそが礼の心情を表していたかと。今まで空気の読めない奴!と酷いことを言ってきたけど、多田さんの優しさに惚れました。
大事なことは・・・
過去を嘆く今ではなく。今を変えようとする未来への意思だ。
|