|
この日の気温は30℃近くまで上昇して汗ばむ陽気だったが、四国村内部は適度に木陰があって散策には適していた。心地よい竹林道を歩いていくと、真っ白な灯台が目の前に建っていた。 旧大久野島灯台とある。大久野島と言えば、戦時中に毒ガス工場があった島で、そのため一時地図上から消されていた島だ(所在地は広島県竹原市)。明治26年に建設され、平成4年まで現役で使われていたらしい。
ここのゾーンには、灯台関係の遺産が並べられている。次は、旧江崎灯台退息所、国の登録有形文化財に指定されている。退息所とは、燈台守が生活した住居のことだ。 旧江崎灯台は淡路島の北端にあって、明治4年に点灯したわが国8番目の洋式灯台だそうだ。平成7年の阪神・淡路大震災で被害をこうむり、当地に移設・復元されている。 旧鍋島灯台退息所。坂出市の鍋島にあって、明治5年に点灯された。この施設も国の登録有形文化財だ。 旧クダコ島灯台退息所。松山市沖にある島で明治36年に点灯、国の登録有形文化財に指定されている。前の二つの退息所が、石造りで内部が洋風だったのに対し、この退息所のは煉瓦造り(モルタル塗り)で内部は和風となっている。建設年代(明治初期と後期)で建築様式が異なっているのが興味深い。 ここから次の施設に移る間の道沿いにはお花畑があり、アジサイが綺麗に咲いていた。 旧丸亀藩御用蔵は、香川県の有形文化財。丸亀藩の米蔵で、なまこ壁が美しい。 旧福井家石蔵。国の登録有形文化財。 この建物は石造りで、内部には蝶のコレクションが展示されていた。石造りの内部の空気はひんやりとしていて気持ちが良かった。 入口の煉瓦積みに、弧状煉瓦が使われているのを発見!「いい仕事してますねえ!」と感激しながら写真を撮っていると、彼の人から「変な人!」と言われてしまった。 石蔵の隣には、石舟のアーチ。アーチ好きの私には、こたえられない建造物だ。この施設も、国の登録有形文化財に指定されている。 アーチの天端にある要石(くさび石)には、鯉と唐獅子の模様が刻まれている。たいへん珍しい。 要石の下側を見上げると、『明治34年 12月築造 石工 兎子尾与次郎・兎子尾米吉』と刻まれていた。 |
全体表示
[ リスト ]





四国村には5度以上行きましたが・・・
りんらんぱぱさんの記事を見て見たことはあるけど
知らないことばかりでした。^_^;
観察力が凄いですね!
2009/6/15(月) 午後 9:48
ひでさん、こんにちは。
決してそんなことはありません。最近こういった古いものが好きになってきたので、一応下調べをして現地で確認しているだけです。本当に観察力が出来るといいなあと思っています。
2009/6/16(火) 午後 0:34