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松江駅西側の細い路地にひっそりと佇む店、地元の人でないと分かりにくい場所にある。 店内に入ると「シャカ、シャカ」と音がする。見ると、玄関先でおばさんがかつお節を削っている。私が来たのに気付かないほどの熱の入れようだった。 「こんにちは。」と声をかけてやっと気付いてもらい、客席に案内される。 テーブルが2席と座敷が1席ほどの小さな店内。店もおばさん二人で切り盛りしているようだった。 割子そばを注文すると、まず先に薬味が出てきた。割子3枚分としては十分すぎるほどの量。削りたてのかつお節もたっぷりとのっていた。 5分ほど待ってそばが出来上がった。黒くてつやのある綺麗なそばだ。 たっぷりの薬味を乗せ、つゆをかけていただく。まず、つゆのついていないそばを口に運ぶ。なんと、ほのかな甘みを感じた。そばの香りも強くて良い。 続いて、そばを混ぜてから口に入れる。辛味の効いた大根おろし、ねぎ、かつお節、海苔がつゆと絡み合ってスッキリとしたそばに仕上がっている。不ぞろいの麺がまたいい。 コーヒーカップに入れられてそば湯が登場。なんとねぎ入りだ。そば湯はおかわりできるらしい。 そばを食べていると、「今日はいい天気ですねえ。」とおばさんが気さくに話しかけてくる。まったく、山陰の冬には珍しい良い天気だった。 店を出る時に「ごちそうさま。美味しいそばでした。」と言うと、一瞬おばさんの顔がほころんだ。 「また来てくださいね。」と見送られる。また一軒、良い店を見つけた。
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いいおばちゃんが居て暖かい店ですね〜♪
2010/1/27(水) 午後 8:12
かわいい くまさんのカップですね
素朴な質問ですが、そば湯って そばをゆがいたお湯ですか?
なんで出てくるんでしょ?
2010/1/28(木) 午後 11:48
ひでさん、こんにちは。
素朴な店で心も温まりました。薬味の多さも感激ものです。
2010/1/29(金) 午後 0:18
カエルートさん、こんにちは。
「そば湯」はそばを湯がいたお湯で、「手打ちそば」の店でしか出てきません。手打ちそばの店でも全ての店で出てくるものではありませんが、頼めば出してくれるところがほとんどです。
そばの味が素直に現れてくるので、その店のそばの味がよくわかります。私はそのまま飲みますが、そばつゆを入れて飲む人もいます。
2010/1/29(金) 午後 0:24